#194 いきなりインフルエンザ!?

さて、先週は2日間のんびり営業日でしたが、本日からしっかり仕事のスタートです!!

そして、今週はオーナーコラムの週です!
気合を入れてコラムを書きます!

のつもりだったのですが、、、、
昨日から熱が出てしまい、今日病院に行ったところインフルエンザでした。
今日からバリバリ仕事を始めるつもりが出鼻をくじかれました。
家族に感染しないように、自分の部屋に完全隔離状態です。
高熱で身体中が痛く、完全にダウンです。

個人事業主の皆様や、私のような経営者はやはり健康第一であるとこういう時に思い知らされます。
サラリーマンの頃は、正直いくらでも代わりが利きました。
しかし、経営者となるとそうはいきません。
今リアルタイムでインフルエンザになってみて、やはり個人事業主や経営者なら事前に緊急事態に対して準備しておくべきです。
いわゆる【リカバリープラン】を立てておく、ということです。

【リカバリープラン】とは…
予期せぬ事態に備えて事業の持続性を確保するための計画のことです。

リカバリープランを立てる上でのポイントを5つご紹介します。
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❶自分の代わりに動ける人を
確保しておく
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まずは病気や急なトラブルで業務を継続できなくなったときに、自分の代わりに動くことのできる人を確保しておくことが重要です。

これは単純に従業員だけでなく、普段から信頼できる専門家や同業者とのネットワークを築いておくことで、いざというとき自分の代わりになる人をスムーズに確保できるようになります。

また実際その日に動けなくても、治った時にすぐ動ける準備をしておくことが大切です。
そうすることで、売上が先延ばしになるだけで売上減少への影響を抑えることができます。

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❷協力関係を構築しておく
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これは風邪や体調不良だけではなく、自然災害の発生時にも重要なことです。

業務上、協力してくれるパートナーや同業者との関係を構築し、お互いにサポートできるような環境を整えておくことが大事です。

お互いに情報や経験を共有することで、災害や緊急時にお互い助け合うことができます。

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❸対応や契約に
柔軟性を持たせておく
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可能であれば、お客様との契約に柔軟性を持たせることが重要です。

特に今回の私のように、健康状態が悪化した場合、お客様への対応や契約条件について、再検討や調整が必要になることもあります。

日頃からお客様とのコミュニケーションを大切にし、柔軟な対応が可能な関係性構築や、柔軟な契約条件を組み込んでおくことが理想です。

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❹デジタルツール活用の
     準備をしておく
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コロナやインフルエンザ等の感染症で「元気になったが、まだ外出できない」といった場合や、そのほか健康上の理由、急なアクシデントにより店舗やオフィスに行けないときに役立つのが、『クラウドサービス』や『オンラインツール』です。

これらを積極的に利用することで、リモートワークや仮想オフィスの構築が可能です。

日頃からデジタルツールを活用できる環境を整えておくことで、オフィスや店舗に行けない状況でも業務を進めることが可能になります。

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❺非常時の資金を準備しておく
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突発的な事態に備えて『緊急時の資金』を用意しておくことが大切です。

数か月分の生活費や事業資金を確保しておくことで経済的な余裕が生まれ、突発的な事態にも安心して対応することができます。

収入保障保険や生命保険、火災保険など、いざというときのために保険で用意しておくというのも1つの方法です。

いかがでしょうか?
以上5つのポイントを踏まえて、あなたの事業における【リカバリープラン】を立ててみてください。

きちんと計画を立てておくことで、いざという緊急事態にも慌てることなく、安定した状態で事業を運営し続けるための強力な支えになります。

ではこの辺で…
私はしっかり寝て、早く治すことに注力します❤️‍🩹

#195 仕事とプライベートは裏表

昨日お伝えした通り、今はインフルエンザ自宅で療養中です。
今となってはスタッフのおかげで、ゆっくりと休むことが出来ますが、やはり経営者や事業主は自分の働きが売上げに直結するため、中々休むことが出来ません。

昨日のコラムに少し関連していますが、やはり個人事業主にとって『仕事とプライベートな時間のバランス』は、ある種永遠の課題の一つではないでしょうか?

「仕事に100%全てを捧げる」というのは、もしかしたら成功の鍵の1つではあるのかもしれませんが、やはり1度しかない人生ですから、リラックスや大切な人、家族との時間、趣味もとても重要です。

私自身も子供が2人います。
2人とも起業してから産まれました。つまり、仕事優先の人生の中で子供ができたわけです。
そのため、このジレンマをどうにかして解決したいと悩み悩み悩み尽くしました。

たくさんの解決策がありましたが、1番は『計画的で効果的な時間管理』でした。

皆さまのような個人事業主や経営者は、自宅や個人店舗で仕事を行うことが多いかと思います。
この環境こそが、仕事とプライベートとの境界線をぼやけさせる要因になっています。

会社に出勤出社するスタイルではないため、無限に仕事ができます。「もう少しだけ」と、仕事を終わらせられない日々に陥りやすいというわけです。

そこで私が実践したのが、仕事の終了時刻を明確に設けることです。これはプライベートな時間を確保する手段となりますし、仕事にメリハリをつけたり、自分をあまり無理させないことにも繋がりました。

また、スケジュール管理も意識しました。
経営者ですから『人生=仕事』になってしまうのは致し方ない話ですが、家族や趣味に充てる時間も確保することを意識しました。

◉週2日は17時に仕事を終わらせてジムに行く
◉休みの日は緊急時以外仕事の電話にも出ない
など自分の中でのプライベートデーを設け、しっかりリフレッシュすることで仕事に対する意欲も向上したと実感しています。

リフレッシュするために、時間を意識し、無駄を省き、仕事を効率良く早く終わらせることも可能になったので、時にはリフレッシュ目的で仕事をする、といった考え方も有効です。

後はスタッフや仕事仲間とのコミュニケーションも大切にしています。

仕事仲間や友人、家族との時間を大切にし、仕事でのストレスや成果を共有することで、仕事とプライベートの調和が生まれました。
経営者や個人事業主は、時には孤独な道を1人で進まなければなりません。そんな時になんて事ない愚痴の電話や、仕事に絡めた雑談が、ふとした支えになると私は思っています。

私やスタッフが仕事で行き詰まっている時こそ、あえて電話の時間を作ってなんて事のない話をするというのを、私は意識的にしています。

こうした工夫や意識を持つことで、個人事業主は仕事とプライベートの両方で充実感を得られるのではないでしょうか。

バランスを大切にし、柔軟に調整していくことで、仕事では成功を、プライベートでは幸福を手に入れることができるのかもしれません。

#196 知らなきゃ損⁉️🙆‍♀️新NISAの裏ワザ💰

“2024年から新NISA”

こんな記事やCM、YouTubeを嫌というほど目にしました。
最近は銀行に行っても勧められるくらい、いわゆる【流行り】のテーマです。

私個人的には賛成です。
個別株投資をして来た私からすると、5年でも10年でも継続できるのであれば、新NISAはやるべき価値はあると思います。

そんな新NISA。
実は資産形成以外にも面白い使い方があります。

それは、「生前贈与」と組み合わせることで相続税対策ができる方法です。
今後法律的にどうなっていくのかはわかりませんが、今現在は日経新聞が取り上げるほど、国もそれを後押しするほどお墨付きの節税方法です。

実は年末にある社長からこんな話しを聞きました。

『実は新NISAを使って、子供や孫に対して贈与をして相続税対策をするつもりなんだよ』

初めは意味がよくわからなかったのですが、詳しく聞いたところ
亡くなった時に遺産分割をするならかかってしまう相続税ですが、生きている間に贈与をすることで相続税を軽くする効果があるということです。
この生前贈与の制度を利用すると、1年間(1月1日から12月31日まで)、110万円の基礎控除の範囲内なら贈与税がかかりません。

その社長さんは子供が2人、孫が4人いるそうです(全員18歳以上)
それぞれ6人に年間110万円を贈与し、合計660万円分を贈与税がかからない非課税で渡すそうです。

この新NISAには1年で合計360万円、生涯では1,800万円もの非課税限度額がありますので、この6人の子供と孫は非課税で贈与されたお金で、年間110万円を新NISAで運用し、出た利益を非課税で受け取れる、それも非課税保有期間は無期限という最強の方法を使うというわけです。
中々良くできた、面白い方法です。
(いや、そもそもこの社長どれだけ金持っとんねん!と心の中では突っ込みました。笑)

その後自分で調べてみたところ、注意点が2つありまして、

1つ目は、この生前贈与は「贈与者の死亡までの7年以内におこなったもの」は相続税の対象になることです。
贈与者の死亡までの7年以内におこなった贈与は、相続税の課税対象になります。

もし、生前贈与をおこなってから7年以内に死亡してしまうと、生前贈与された財産が相続財産に戻されるケースもあります。これが「持ち戻し」と呼ばれるものです。

ちなみに、2023年までは3年間が相続税の課税対象でしたが、2024年度からは死亡前7年間に延長されることになりました。

2つ目は、贈与税非課税の110万円の枠は受贈者1人あたりの枠であるということです。親からも祖父からも贈与をされていて、1人の人が110万円を超えて贈与をされてしまった場合には基本的には贈与税がかかります。

◉まとめ
夫婦間や親子間では、生活費として使われる金銭には贈与税はかかりませんが、投資のための資金となると贈与税が課されます。
もし、旦那さんが稼いだ資金を奥さんの口座で運用するなら、贈与税の課税額に注意しながら資金を移す必要があります。

しかし、上記のように18歳以上で自分以外の家族、孫、などに年間110万円以内で贈与して、新NISAの枠を目一杯家族で使うことができれば、かなりの恩恵を受けることができます。

このお話の社長さんは少し規模の違うお金持ちですが、これは別にお金持ちに限った話ではありません。
投資なんて断固反対する親の口座を使って親の老後資金を、
自分では使ってしまいそうなので、貯金代わりに妻のNISA枠を使って資産形成を
自分の老後や子供の学費のためのにこの新NISAを使うのもひとつの手です。
それは月に1万円でも2万円でも十分です。

新NISAもあくまで投資商品になりますので、資金が必ず増えるものではありません、時には減ることもあります。
しかし、うまく使えば銀行よりも利率が高い可能性があり、かつインフレ対策にもなります。
そういったことも踏まえて、
ぜひ、参考にしてみてください。

#197 👼個人事業主は善か悪か👿

◉性善説:人は本来は善人である
◉性悪説:人は本来は悪人である

皆さまはどちらだと思いますか?
私は最近この性善説、性悪説についてよく考えます。
(まだまだ33歳の若造の意見です。悪しからず。私は人それぞれなので成功という言葉があまり好きではないですが、ここではあえてわかりやすく成功という言葉を使っています)

私は特に経営者や個人事業主としての活動は、この善と悪、両方を持ち合わせていると思っています。
両方必要であると思っています。
なぜなら基本的に相手が市場であり、人間であり、意思決定や決定権がほどんど100%自分にあるからです。

性善説目線だと、個人事業主はお客様を含む他者との信頼と協力によって成功を築き上げることができます。
お客様や取引先との誠実な関係を築くことで、事業は信頼と共にどんどん成長します。
善意や誠実さは、ビジネスにおいては必要不可欠であり、時にお金よりも大切であると私は思います。
謙虚な気持ちを持ち、他者を尊重し、誠実な態度を持つことで、周りの協力を引き出しやすくなります。
やはり、人は善、人を信じる、そう言った心を持つことがビジネスを大きく成功させる要因であると思います。

一方で、性悪説に焦点を当ててみると、経営者や個人事業主のような競争の激しいビジネス環境では、時には競り合いや戦略的な判断が求められます。
最近では差別化や付加価値なんて呼ばれ方もします。
人を信じすぎるあまり、裏切られるなんてことはよく聞きます。
優しさだけでは生き残り続けるのは難しいでしょう。
自分だけを信じて、人を蹴落としてでも上に行こう、そんな気持ちも個人事業主には必要な要素であると私は思います。

これだけ多くの物やサービスが溢れる世の中で、市場での価値や存在感を確立し続けるためには、競合他社との競争や困難な状況において、冷静時に冷たく、愛のない計算された判断力が必要です。
性悪説の視点では、ビジネスの面には見えない裏側での厳しい意志決定と柔軟性が、成功への近道となることがあります。

結局両方大切なのかな?というのが今の私の考えです。
どちらかに偏った考えを持ち過ぎないことが経営者や個人事業主にとっては本当に大切であり、これらの視点を単なる二元論ではなく、織り交ぜながらバランスを取っていくことこそ、成功への近道なのかもしれません。

他者との信頼と協力により共に成功を追求する一方で、自分の中での内なる炎や野望を持ち、競争の中での戦略的な判断も忘れずに行い、ビジネスを持続可能なものにしていく必要があるのではないかと思います。
なぜか一般的に良く聞こえる「夢」と、悪く聞こえる「野望」も表裏一体ですからね。

個人事業主は、社会との関わりや市場での競争において、性善説と性悪説を絶妙に調和させながらビジネスを進めていくことが求められます。
これは言うのは簡単ですが、本当に複雑で難しいことです。
この二面性を理解し、上手に取り組むことで、真に意義ある成功と成長を達成することができるのではないかと思います。

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