個人事業主マインド.231
こんにちはマキノです。
連日暑さが続く
7月になりました。
汗っかきの私は
タオルが離せない
面倒な季節です。
さて、今回のコラムは
長いので2回に分けて
お送りいたしますね。
テーマは
結婚とビジネスと他人の目
です。
【目次】
1.主観的な意見の罠
2.客観的な証拠とは
3.お金を払う条件
★1.主観的な意見の罠
あなたは自分の考えを
100%信じて行動されて
いらしゃいますか?
私は20%くらい信じて
行動しています。
「えっ、20%?」
と思われたかもですが…
理由は以下の通りです。
その前に…
ここから先
自分の意見を
「主観的な意見」
他人の意見を
「客観的な意見」
としますね
さて
あなたが商品を売って
お金をいただくときは
その商品がお客にもたらす
得やメリット、使い勝手を
説明しますよね。
なぜかというと
「お客様が汗水たらし苦労して稼いだお金をいただく」
ということに
なるからです。
なんだかこれって…
男性が女性の親に対し
結婚のお許しを請う
そんな場面に似ていると
思いませんか?
「結婚をお許しください。お嬢さんを一生幸せにします!!」
この場合
「お嬢さんを一生幸せにします」
の部分は
相手の利益または
メリット(公約)を
伝えていますよね。
ただ
このあと女性の父親は
何と言うでしょうか?
「どこの馬の骨ともわからん奴に大事な娘をやれるか!!」
昭和の時代なら
ありそうですね。
実際こんなることは
最近はあまり聞かない
かもですが…
さて
何を言いたいかですが
相手の得になることや
メリットをあなたが懸命に
「主観的な意見」
でうったえかけたとしても…
相手は決してそれを
簡単には信用しない
ということです。
この場合なら
「娘を幸せにできるなら証拠を見せろ」
というわけですね。
当たり前といえば
当たり前なのですが…
誰も赤の他人の話などは
直に信用してくれないし
聞いてもくれないでしょう。
いくらあなたが
「いい話ですよ」
と思って持ちかけた
話だとしても
そこに
「客観的な証拠」
がなければ
誰も信じてくれないのです。
そして
大事なもの(金・子)を
他人に渡すという重要な
場面に湧き出てくる
「感情の反応」
こそが…
人の心理の真実だと思います。
いくらあなたが
自分の目で捉えている
自分の長所や実績などを
「主観的に」
延々と述べたとしても…
相手は首を縦には
ふらないでしょう。
特に
あなたが誰かに何かを売って
お金を頂くつもりであれば
その商品を得ることでの
相手の得やメリットを
伝えるだけでは…
不十分なのです。
そこで登場させるのが
客観的な証拠なのですが
具体的には明日
お伝えします(^_-)-☆
個人事業主マインド.232
こんにちはマキノです。
前回のコラムで
例えとして出した
「結婚のお許しを請う」
という例ですが…
やっぱり古すぎでした。
昔のテレビドラマを
観すぎていたせい
かもしれませんね(笑)
【目次】
1.主観的な意見の罠(前回)
2.客観的な証拠とは
3.お金を払う条件
★2.客観的な証拠とは
ということで
まず考えなくては
ならないこととは
≪あなた自身≫
のことです。
その商品やサービスの
得やメリットを相手に
与えることができ
なおかつ
価値を提供するに値する
人物であるかどうかを
『証明していかなくてはならない』
ということなのです。
さらに
その証明にあたっては
あなたの目だけで判断
された
「主観的な意見」
「独りよがりの自慢話」
などではなく
客観的で誰にでも
受け入れられる
「確固たる証拠」
になってなければダメ
ということなのです。
考えてみてください。
もし
あなた自身が何か重大な
法的問題を抱えてしまい
とても困ってしまったら…
どんな人にアドバイスを
もらいに行きますか?
・近所の物知りなおじさんの所?
・市役所の相談窓口?
・法律事務所でその案件を専門とする弁護士?
問題が重大で
あればあるほど
「弁護士」
に頼みますよね。
では
弁護士に相談すると
決めたとしたら
大勢いる弁護士の中から
・誰を
・どのような
基準で選びますか?
「私は何でも解決します、自信があります!!」
と言ってる弁護士を
あなたは選びますか?
「○○問題に関した案件を年間91件解決し、524人の依頼人様より、以下のような喜びの声をいただいております」
こうアピールしている
弁護士を選びますか?
料金的な問題を
除いたとしたら
どちらを選ぶかなんて
一目瞭然ですよね。
さらに
東大の法学部出身
人生で失敗知らず
超エリート弁護士
と
あなたと同じ問題を
以前に抱えていて
大変苦労した経験を経て
現在弁護士をやっていて
「人の気持ちがわかる弁護士」
と
周りの人の評判が
とてもいい弁護士
とでは…
あなただったら
どちらを選びますか?
★3.お金を払う条件
このように
「お金を支払う相手に対して求める条件」
というものが
こんなにもあって
それは
普通に考えれば
当たり前なのですが
当たり前にも
かかわらず
なぜでしょうか…
自分が何かを
買ってもらう側に
なったとたん
こんな
「当たり前」
を忘れてしまったり
主観的な判断を
自然としてしまう
ケースが
とても多くなって
しまうのですね。
不思議や不思議。
お金を払う条件とは
主観的な主張だけでは
条件を満たしません。
だからと言って
客観的な証拠だけを
相手に突き付けても
これまたダメなのです。
まずは
主観的な主張があって
それに客観的な証拠で
説得力をつけ…
最後は
あなた自身の人となりを
ちゃんと出すこと。
これに限ります(^_-)-☆
個人事業主マインド.233
こんにちはマキノです。
今回のコラムは
2回に分けて
「ネガティブのススメ」
という「テーマ」で
お伝えしていきます。
実は
私マキノには
欠点がたくさん
あります。
言いたくないですよね…
ホントに恥ずかしくて
軽蔑されそうな欠点は。
私の欠点の1つは
車を運転してる時に
つい出てしまうこと
なのですが…
私は車を運転すると
超マイペースで
とろとろ走る車に
イライラして…
思いっきり悪口を
叫んでしまいます。
「ナニ、とろっとろ走ってんだ!!」
「ウインカー遅すぎじゃ、バーカ!!」
こんな人格になってしまいます。
※スミマセン…(-_-;)
もともと短気なんですね。
昔はこの短気が災いして
しなくてもいいケンカを
何度もしてしまいました。
さて…
あなたの欠点は?
【目次】
1.私たちの共通点
2.欠点は隠しますか?
3.政治家から学ぼう(次回)
4.欠点は見せよう(次回)
★1.私たちの共通点
今も昔もそうですが
映画や小説の中では
必ずと言っていいほど
主人公のキャラクターが
際立ってます。
漫画だってそうですよね。
人気漫画「ワンピース」の
キャラクターだと解り易い
と思いますが
※読んだこと無くても名前ぐらいは…
登場人物には
魅力もある代わりに
結構な欠点もあって
その欠点を上手に
ストーリー中に
おりまぜています。
ウソップなんてその代表格です。
そして
他の登場人物も
同様に欠点が
多々あるのですが…
ワンピースを読んだ
多くの読者は必ず
「麦わら海賊団」
の誰かを好きになって
いるはずです(よね)。
ポイントは
それらの魅力的な
キャラクターは
「完璧」
からほど遠いということ。
ぶっちゃけ
「欠点だらけ」
ということなのです。
しかし
それを見る側は
欠点がある登場人物が
大好きになってしまい
その欠点に対し
自分自身との
「絆」
を感じるようになるのです。
なぜなら
私たちみんな
誰一人として
「完璧」
じゃないからです。
そう
「欠点」
をいっぱい持っている
普通の人間だからです。
★2.欠点は隠しますか?
SNSに投稿している人は
様々な仕事をしている人が
多いように感じます。
経営者も数多く見られます。
なので
責任があるお仕事に
関わってるからだと
思いますが…
完璧を演出されてる方
が多いなと感じるのは
私だけでしょうか?
まあ
「完璧」
というのはちょっと
極端かもしれませんが…
「当たり障りのない自分」
を演出しているというのか…
自分の素のパーソナリティを
出していない人が多いように
感じてしまいます。
もちろん
「SNSは単なる趣味だから」
「SNSはお楽しみ程度です」
「日記として利用してます」
とお考えかもしれません。
それはそれで
いいと思います。
ただ
それでいいとは
思いますが…
●少しでもSNSで自分の可能性を広げたいとお考えなら
●少しでもご自身の見聞を広げ人とのコミュニケーションを大切にしたいと思うなら
●少しでも自分のビジネスに対しプラスの要素を発見していきたいとお考えなら
ご自身の欠点を
隠そうとするのは
マイナス
じゃないかと感じます。
特に個人のビジネスでは
これは大きなポイントです。
次回に続く(^_-)-☆
個人事業主マインド.234
こんにちはマキノです。
私の自宅の近くに
野菜類の直売所が
あるのですが…
値札には生産者の名前が
書かれて出荷されています。
中には
顔写真を張り付けた
ポップもありました。
ポップには
ひと言が添えられていて…
購買意欲が掻き立てられ
つい購入したくなります。
さすがに欠点が
書かれたポップは
見られませんが…
ある農家の方の
「武骨な表情」
の写真を見たとき
「あ、これが欠点かも!」
と感じたのです。
【目次】
1.私たちの共通点(前回)
2.欠点は隠しますか?(前回)
3.政治家から学ぼう
4.欠点は見せよう
★3.政治家から学ぼう
これからの時代は
欠点を隠すのではなく
欠点を出すことで
人との繋がりを作る
時代だと感じます。
なぜなら
人は完璧でない方が
「信用」
されるからです。
ちなみに
国会議員の先生方を
よく見てください。
まったくもって
「リアルさ」
が感じられないって
思いませんか?
なぜなら
彼ら(政治家)は
自分の「欠点」を
ひたすら隠し続け
「完璧な政治家」
を演じようとして
いるからです。
そして
クリーンなイメージを
国民にアピールしたい。
演説をしても
「完璧で誰からも文句の出ない演説」
を目指そうとして
話すわけなので…
少なくとも私には
「意味が分からんつまんない話」
ばかりに聞こえて
しまうのですね。
例えば
議会でヤジを飛ばし
議長に注意されて
ニュースになった
そのことを欠点と認め
言い訳せずに
「ごめんなさい、口先番長で…昔からお調子者で先生からよくゲンコツをもらってました」
と
認めちゃった方が
離党や次回の当選の
確率はともかく
潔い印象は与えます。
歴代の総理大臣の中でも
異彩を放っていた人物に
田中角栄
という方がいますが…
彼は大蔵大臣就任時の
挨拶を行ったとき
「高等小卒業」
という低学歴を公言し
自分をさらけ出しました。
しかしそれが
「庶民」という名の
多くの国民にとっては
とても響いたのです。
まさに
「欠点」
が1つのアピールに
なった実例ですね。
★4.欠点は見せよう
実際に
人から好かれる人って
どんな人なんでしょう?
結構欠点だらけの人
じゃありませんか?
一方で
欠点や自分のダメな処を
隠そうとしている人って
どこか痛々しくて…
好かれていないんじゃ
ないでしょうか?
『みんなに好かれようとするとみんなに嫌われる』
よくあるこんな現象は
真理だと思います。
ちょっと勇気をだして
「欠点」
を出してみましょう。
ちょっと勇気をだして
あなたのSNS投稿に
「欠点」
を書いてみましょう。
そして
「だからこそ〇〇なんです」
という言葉で
結んでみると
思いのほか
強烈に読手の心に響く
強力なメッセージと
なるかもしれません。
「欠点」+「だからこそ」
これこそが
あなたの信用を上げる
原動力となるでしょう。
さあ
あなた自身の欠点探しを
してみましょう!(^_-)-☆
個人事業主マインド.235
こんにちはマキノです。
今月最後のコラムは
「超熟女売春と成功者の定義」
というテーマで
お話を進めます。
内容は実話が元ネタなので
ぜひ楽しくお読みください。
【目次】
1.超熟女売春の実態
2.熟女市場のパワー
3.実在する多様なニーズ
4.成功者の条件とは
★1.超熟女売春の実態
10年ほど前
とても気になる事件が
起きました。
平均年齢63歳。
高齢の女性専門の
売春クラブが東京で
摘発されたのです。
82歳の男性客に
売春をあっせん…
この容疑↑で
その売春クラブの
経営者を逮捕した
わけなのですが…
この男性客の依頼を受け
派遣した女性は64歳。
興味深いことは
「需要があり『超熟女』専門で営業していた」
と
売春クラブの経営者が
発言していたことです。
想像したくはありません。
想像したくないのですが
「市場」
があるということが
嫌でも解ってしまい
ちょっとショックでした。
★2.熟女市場のパワー
実際に売春していた
女性のスタッフ達は
46歳から73歳の16人。
「超熟女」
というクラブの売り通り
若い女性などは募集せず
ひたすら
「熟女一択」
ということで
売春をしていた
スタッフの中には
年金や生活保護受給者も
数名いたようです。
何となく理解できます。
さらに…
経営者は12年以上前から
売春クラブ経営を開始。
1時間9,000円
2時間20,000円
というシステムで
2001年以降
年間約3億2,000万円を
売上げていたというのです。
高齢女性を使った
その手の売春クラブは
1990年代半ばから
東京都内などにでき
徐々に増え始めた
といわれています。
★3.実在する多様なニーズ
「若い女性よりも安心して接することができ心も許せる」
などと感想や意見を話す
若年層もいるということ。
警視庁からは
これまで摘発された
熟女売春クラブの中で
この売春クラブの
在籍者平均年齢は
最高齢とみられる。
と発表されました。
確かに
それも話題となりますが…
利用する男性は
高齢者に限らず
20代の学生も
いたとのこと…
「年配の人の需要が多かった」
と
逮捕された経営者は
言ってたようですが
20代の学生が
おばあちゃんと…
「・・・・・・・・・」
★4.成功者の条件とは
ここで私たちは
勉強しなくては
なりません。
よく
「この商品は若い子には向かないわ」
「そんなサービス欲しがる人はいないでしょ」
「使いやすいけどお年寄にはちょっとねぇ」
と…
『自分の考えonlyマーケティング』
をする人たちが
後を絶ちません。
世の中の人たちは全て
自分と同じ考えだろう
と思っている人です。
でも、そういう人限って
「世の中は広い、いろんな人がいる」
と言うから不思議です。
要は
真実を
「腑(ふ)」
に落としていないので
このような矛盾が現れる
のだと思います。
多くの人は
・多分こうでしょ
・きっとこうだよ
・普通はこうじゃないか
このような判断で
ビジネスをとらえます。
その結果
まだ見えていない
大きな市場を見逃し
損失に気付かない場合が
多々あると感じています。
超熟女売春の
「善悪」
などに私は興味が
ありませんが…
市場(マーケット)の可能性は
限りなくあるということを
改めて勉強した事件でした。
『世の中は広い』
『人間は多い』
『価値観は様々』
『千差万別』
これが解っているようで
最も解っていないこと。
成功者とは…
もしかしたら
上記の4つを腑に落とせた人
のことを言うのかも
しれませんね。
ではまた来月(^_-)-☆