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サロンオーナー’sコラム #243
年末の「心と事業の大掃除」講座
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さて、個人総研も今週で2024年の業務が終了します。
今年もお疲れさまでした!

年末といえば、大掃除です。
皆さま、オフィスや自宅をきれいに片付けていますか?
でも、ちょっと待ってください!整理整頓は事業の基本ですが、掃除するのは机の上だけではありませんよね?

実は、個人事業主にとって本当に大切なのは、
🧹心と事業の大掃除🧹
なんです。

今年の失敗、放置していませんか?

まずは今年を振り返ってみましょう。特に「うまくいかなかったこと」にフォーカスするのがポイントです。
「この広告費、結局回収できなかったな…」
「無理して値下げしたけど疲れただけだった…」
「売上げが去年よりかなり下がったな…」
「あの人とケンカしちゃったな…」

こうした「今年の失敗」そのままにしていませんか?
年が明けたからといって、今年の問題が魔法のように消えるわけではありません。
むしろ、何も対処しないと来年の足かせになります。

そこで、今年の失敗を整理して、不要なものを「断捨離」するコツをお教えします!

  1. 「今年の失敗リスト」を作ろう

まずは、自分の失敗を具体的に書き出してみてください。曖昧な感覚ではなく、事実を冷静に整理することが大切です。そして、その原因を分析してみましょう。

例:広告費が回収できなかった場合
原因1: ターゲットがズレていた(顧客層を絞り込めていなかった)。
原因2: 広告のデザインやコピーが魅力不足だった。
原因3: 効果測定を怠り、何が成功して何が失敗したのか分からなかった。
原因4: 出稿するタイミングや季節を誤った。

こうやって分解すると、次にどう改善すればよいかが見えてきます。「失敗」をただ捨ててしまうのはもったいないです。
失敗は必ず「来年のヒント」に繋がります。

  1. 「事業の断捨離」を決行しよう

次に、「やめるべきこと」をリストアップしましょう。
◉手間が多い割に利益が少ない業務をやめる。
◉自分に合わない顧客層や案件を思い切って切る。

「でも、やめるのが怖い…」という声はよく聞きます。
でも大丈夫。いらないものを捨てることで、空いたスペースにもっと良い仕事やチャンスが舞い込んでくるのが世の中の不思議です。
私も8年会社経営をしていて、実感しています。

  1. 「来年の挑戦リスト」を作ろう

最後に、「来年やりたいことリスト」を作りましょう。今年の失敗や反省を踏まえた「挑戦」こそが、来年の成功のカギです。

◉SNS運用よりも、顧客との直接交流イベントを増やす。
◉単価を上げて、高品質なサービスに注力する。
◉売上だけではなく、働き方の満足度も追求する。

これらを具体的にしておけば、年明けから迷いなくスタートダッシュを切ることができます!

年末の大掃除は「来年のための準備」です。
心と事業の大掃除をすれば、今年のモヤモヤを片付けてスッキリした気持ちで新年を迎えられます。そして、来年はもっとキラキラ輝く事業主として活躍できるはずです。

さてさて、では早速明日から心と事業の大掃除を始めてください。
個人総研も毎年恒例の、今年の振り返り&来年の目標を水曜日からお伝えします!

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サロンオーナー’sコラム #244

年末年始、経営者の「休むぞ!」宣言はなぜ失敗するのか問題
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皆さんに質問です。
年末年始、本気で「完全休養」できる経営者や個人事業主って、どのくらいいると思いますか?

多分、ほとんどの方がこう答えるでしょう。
「いやいや無理でしょ!休もうと決めたそばから仕事のこと考えちゃうんだから!」

そう、経営者や個人事業主にとって仕事はもはや生活の一部。いや、正確には生活の“本体”です。休みの日でもブレーキは踏めません。常に時速30~40kmで仕事脳が走っている感じです。

「いや、休みなんだから0kmでいいじゃないか!」と思ったとしても、、、
でもこれが、止まろうとすると逆にエンジンが空ぶかしする不思議。むしろ年末年始の静けさが不安を増幅させるなんてこともありませんか?

例えば、年末店じまいをしたのに、すぐに来年の予約を確認したり、正月の初詣でおみくじを引いて「小吉」と出た瞬間、「今年の売上も小吉ってことか…?」と勝手に落ち込んだり。

そんな私も経営者ですから、間違いなくその仲間です。もはや経営者という生き物は、休めないように設計されているんじゃないかと疑ってしまうほどです。

しかし、それでも!ちょっとした工夫で「休んだ気分」くらいにはなれるんです。今日は、そんな「休めない経営者がなんとか休むための工夫」をご紹介します。

  1. 休むことを「未来の売上に直結する仕事」と考えろ!

まず覚えておきたいこと。それは、「休むことも仕事だ!」と開き直ることです。
疲れた体と頭では、良いアイデアなんて湧きません。効率も落ちるし、結果、売上にも響きます。
経営者の最も嫌いな言葉のひとつでもある、売上が下がる可能性があります。

そこでこのフレーズを使いましょう。
「今休むことは、来年の売上アップにつながる!」

これを念仏のように唱えるだけで、「休む=サボり」という罪悪感がスーッと消えます。むしろ、「今、真剣に休んでいる自分、デキる経営者っぽくない?」と自己満足できるのがポイントです。

  1. 「完全オフ」なんて高望みしない!部分的に休め

「完全に休むなんて絶対無理!」と開き直ることも大事です。むしろ、部分休みで自分をだましましょう。
私はこれをよく使います。

例えば、
◉午前中は少しだけ仕事して、午後は完全オフにする。
◉「1月1日だけは絶対に仕事禁止!」と決める。

要は、「今日はここまでやったらOK」というゴールを決めることです。これで、「全部休まなきゃ…」というプレッシャーから解放されます。適度に休むのが大人の経営者のテクニックです。

  1. 頭に浮かぶ仕事のことは「メモるだけ」戦法

休み中、仕事のことが頭に浮かぶのは仕方がありません。それを無理に止めようとするのは逆効果です。いっそ割り切って、「考えるだけならOK。ただし、実行禁止」というルールを設けましょう。

私がしてるおすすめの方法は、LINEで自分だけのグループを作り、そこに思いついたことをメモしていく方法です。「このアイデアいいかも?」と思っても、その場では深掘りしない。「メモしたし安心。あとは休み明けに!」と心の中で仕切りをつけるのがコツです。

  1. 強制的に仕事から遠ざかる環境を作る

最後に、「周囲の力を借りる」というのも大切です。
例えば、
◉家族や友人と過ごして、仕事から意識をそらす。
◉同じ経営仲間と「仕事禁止デー」を決める。
◉趣味に没頭して、強制的に仕事を止める。
「物理的に仕事を遠ざける」ことで、意外と心もリフレッシュできます。

経営者や個人事業主にとって、年末年始に完全オフを取るのは確かに難しいてす。でも、少しだけ工夫をして意識的に休むことで、新しいアイデアが湧いたり、次の仕事へのエネルギーが貯まったりします。

この年末年始、ぜひ「休むことも未来への投資」と考えて、心も体もリセットする時間を作ってみてください。

皆さまは私と同じで、休むのが苦手であったり、休み方を忘れているのかもしれません。
ただ、みんな仲間です。
ニュースやネットは会社員用に作られたものが多いので、あまり気にせず個人事業主らしい年末年始を過ごしてください。

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サロンオーナー’s コラム#245
🙅‍♀️今年の振り返り🙆‍♂️
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毎年恒例の振り返りコラム、今年もお届けします!
まずは1年前の#192コラムで掲げた目標を振り返ってみましょう。

【2023年の目標】

① オンラインサロンの加入者250名突破
② 加入者の全国分布を40都道府県に拡大
③ 年商1.5億円突破
④ 仲間を増やす

結果は以下の通りです。

①加入者数 250名突破 → 達成💮

現時点で加入者数は275名超え!さらに年始に数名の加入予定があり、最終的には+30名ほど達成見込みです。

②加入者分布 40都道府県 → 達成💮

現在、40都道府県をカバー。未達成の県は秋田、富山、山梨、滋賀、和歌山、徳島、宮崎の7県です。

③年商1.5億円突破 → 達成💮

2020年から掲げた「売上1億円」の目標を昨年に達成。そして今年も無事に1.5億円を超えました!

④仲間を増やす → 達成💮

「仲間を増やす」とは雇用だけではありません。今年は、事務作業や顧客対応などの業務を外注化・AI化することに成功しました。これも大きな成果です。

4つの目標すべて達成という素晴らしい結果を迎えられたのは、皆さまのおかげです。本当にありがとうございます!

◉今年の振り返り
コンプライアンスとAI活用の1年

今年、会社として特に力を入れたのはコンプライアンスの強化です。
制度や働き方が目まぐるしく変化する中、私たちは柔軟に対応するため、会社の基盤をより強固にする取り組みを進めました。

ニュースで耳にした「103万円の壁」や「106万円の壁」のように、社会保険や雇用制度はますます変化していくでしょう。どんな時代の流れが訪れても、会社がしっかり存続し続けることが第一だと私は考えています。

さらに、今年はAIを事業に組み込むことにも注力しました。
「重要だが緊急度が低い仕事を外注化・自動化する」という課題に向き合い、今ではAIが事業の一部として機能しています。

AI活用は単なる効率化ではなく、企業としての大きな財産となりました。これからの時代、AIを理解し、活用し続けることは必須です。
さらに、AIでは代替できない人間らしい価値にも目を向け、両者を活かしていくことが重要だと確信しています。

◉10年企業を目指して

来年で法人設立から7期目、前身の会社を含めると8期目を迎えます。

統計によれば、起業3年後に半数の企業が倒産し、10年後に生き残る企業はわずか10%と言われています。私たちは、この10%に入ることを具体的な目標として掲げ、持続可能な経営に取り組んでまいります。

◉未来への決意

来年も引き続き、個人事業主の方々やマーケットに真摯に向き合い、より良いサービスを提供する企業を目指します。
利益は皆さまへのサービスとして還元し、共に成長していける存在でありたいと思っています。

どうぞ来年もよろしくお願いいたします!
明日は、2024年の目標をお伝えします!

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サロンオーナー’sコラム #246
2025年に向けた目標と宣言 ✨
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まずは昨日のコラムの文末で「2024年」としてしまいましたが、正しくは「2025年」です。
ご指摘いただきありがとうございました。

さて、明日で個人総研は年内の営業を終了し、冬季休業に入ります。今年も本当にたくさんのご支援をいただき、心から感謝しております。昨年の年末ご挨拶はコラム#193でしたが、今年は#246まで書き進めてまいりました。
ここまで続けてこられたのも、皆さまの温かい応援とご支援のおかげです。ありがとうございます。

コラム#1を書いていた頃には、まさかここまで多くのコラムを継続できるとは想像もしていませんでした。しかし、「継続は力なり」という言葉の通り、続けることが自信、実績、そして信頼につながるのだと実感しています。この経験を通じて、企業や事業の運営においても、日々の努力を積み重ねることの大切さを改めて学びました。

さて、年末のご挨拶にあたり、2025年に向けた目標と宣言をここでお伝えいたします。

【2025年の目標&宣言】

❶ オンラインサロン加入者300名突破

創業当初から掲げていた「300名」という上限目標を、いよいよ現実のものにするべく全力を尽くします。300名以降の展開については、法律や制度、そして弁護士や社労士の専門家の意見を伺いながら慎重に決定していきます。

❷ 加入者分布で全国47都道府県を制覇

現在、あと7県にお客様がいらっしゃらない状況です。全国47都道府県に加入者を持つという目標も、創業時からの夢のひとつでした。もちろん、地域を狙って加入者を増やすことは簡単ではありませんが、目標を掲げることで初めて達成への道が見えてくると信じています。この夢の実現に向けて、より広い地域の方々にも私たちの価値を届けていきます。

❸ 年商1.8億円を突破

「企業にとって売上とは血液のようなもの」というパナソニック創業者・松下幸之助氏の言葉を胸に刻み、私たちも健康的な成長を目指します。企業として赤字は血を流し続ける状態であり、決して望ましいことではありません。だからこそ、右肩上がりの成長を目指し、確かな利益を残しながらお客様と社会に価値を提供していきます。この目標を達成することで、さらに強い企業体質を構築していきたいと思います。

❹ 税金をたくさん払う

これは今年新たに掲げた目標です。これまで、創業時の赤字を活用しつつ、税理士と相談しながら節税に取り組んできました。しかしこれからは、企業としての体力を示す数字にこだわっていきたいと考えています。決算書に残る数字が企業の信頼と評価につながるからこそ、「税金をたくさん払う」という一見ユニークな目標を掲げることにしました。これも成長の証として、ぜひ実現したいと思います。

この4つの目標の結果をまた来年のこの時期に皆さまに良い形で報告できるように、頑張ります。

今年1年を振り返ると、さまざまな挑戦や困難がありましたが、それ以上に得られるものが多い充実した年でした。お客様との出会いや、新しいプロジェクトの成功、そして日々の努力の積み重ねが、今の私たちを支えていると感じています。

引き続き私たちは、「私たちは何者なのか」という問いを大切にしながら、お客様のために、そして日本の企業として挑戦を続ける会社でありたいと考えています。

明日で2024年最後のコラムになります!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします‼️🌸

🎍 年末のご挨拶 🎍

今年もまた、このように皆様へ年末のご挨拶をお届けできることを大変嬉しく思います。
日頃より多大なるご協力、ご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。

おかげさまで、当社は創業以来、対前年を割ることなく順調に業績を伸ばし続けております。
これもひとえに皆様のお力添えのおかげです。改めて深くお礼申し上げます。

さて、今年の漢字は「金」。
オリンピック・パラリンピックでの日本人選手の輝かしい活躍を象徴する「金(キン)」、
また一方で、政治の裏金問題や物価高など暗い側面をも映し出す「金(かね)」でもありました。

私自身も、この物価高や社会情勢の変化に対応する経営判断に悩まされた1年でした。
個人事業主の皆様におかれましては、さらに多くの困難に直面されたことと拝察いたします。

しかしながら、明るい兆しも少なからず見えています。
昨今では、投資や副業、経営改善に役立つ情報がネットや動画などで豊富に手に入る時代となりました。
正しい情報を取捨選択し、うまく活用することで、事業や生活を豊かにする糸口が必ず見つかるはずです。

景気の悪化や物騒なニュースが続く中でも、皆様が事業を続け、挑戦を続けていること自体が、素晴らしく明るいニュースです。
これからも未来に目を向け、活力をもって新しい年を迎えられるよう、共に頑張ってまいりましょう。

最後になりますが、皆様とそのご家族、大切な方々が健康で幸せな新年を迎えられることを心よりお祈り申し上げます。
私どもも引き続き、皆様の事業の成功に向けて全力でサポートさせていただきます。

なお、引き続きSDGs推進の一環として、今年も年賀状を控えさせていただきますことを何卒ご理解ください。

それでは、どうぞ良いお年をお迎えください🎍🌅

株式会社個人事業主総合研究所
代表取締役 村島 弘将

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