#180 🆘個人総研がピンチです🙇
8月から6期目を迎えた個人総研ですが、今創業始まって以来のピンチです。
個人総研は今まで簡易課税でした。
⬇️詳しくはこちら⬇️
💰消費税のキホン~簡易課税編~
https://youtu.be/QnjCT6SdAdg
それにより、45,000円+税の消費税4,500円のうち、半分の2,250円の納税で済んでいました。
つまりは2,250円は会社の利益として残るものでした(諸経費で消えますが、、、)
今まではギリギリこの簡易課税を選択することができていましたが、今年の8月から6期目を迎えるにおいて、基準期間の売り上げが5,000万円を大きく超えてきますので、原則課税が強制的に適用されます。
これによって、今まで利益であった2,250円を納める必要があります。
個人総研のビジネスモデル的に、消費税がきれる経費が極端に少ないため、ほぼ100%この2,250円を納める必要があります。
この2,250円はシステム利用料、税理士費用、その他諸経費に使っていましたので、会社として単純に利益が減るということです。
そして、そこに追い討ちをかけるように値上げ、物価高の影響を10月から受けることになります。
それはインボイス制度が始まったからです。
インボイス制度によって、当然税理士の手間は増えます。
日々の税務作業から、決算までより細かく仕訳する必要が出て来ましたので、6年目にして初めて税理士から毎月の顧問料と、決算費用の値上げのお願いをされました。
その他費用やシステム利用料の値上げを含めると、諸経費が1人あたりに換算すると毎月約250円増えることになります。
消費税で2,250円、諸経費で約250円、合計で毎月1人あたり毎月2,500円の減益です。
今の会員数が約200名ですので、2,500円×200名=50万円。
1ヶ月で50万円、1年で600万円の減益となります。
売り上げではなく利益です。
正直これはかなりキツイです。
なぜならば、個人総研は元々薄利多売だからです。
薄い利益を、数と、サブスクリプションで回していたので、採算が合っていました。
それが、月50万円もの減益は薄利多売どころか、微利多売となり、利益が本当に微力となってしまいます。。。
明日へ続く、、、、、、
#181 🩸ピンチへの処置🏥
『企業の赤字とは、血を流しているのと同じだ。赤字はダメだ‼️』
経営の神様である松下幸之助の言葉です。
確かにそうだと思います。
個人総研は赤字では無いにしても、昨日話したピンチ(傷)に対しての処置はしなければなりません。
放っておくと血が流れ出すからです。具体的にやった事は
①経費のDOWN
利益を残す為には、売上げを上げるか、経費を下げるか、です。
まずは無駄な経費はないか、もっと安いものに代替えできないか?
千円単位まで、徹底的に見直しました。ただ、経費を削減し過ぎて、皆さまへのサービスの質が低下しては意味がありません。
できる限りの企業努力をし、それなりの削減を行いました。
②新規売上げのUP
新規の売上げを上げる方法をしっかり社内で会議をしました。
広告、紹介、キャンペーン、こちらはまた皆さまへ広報いたします。
③値上げ
昨今たくさんの企業や税金が値上げをしていますが、私は値上げには大反対でした。
実は、社員、税理士、コンサル会社、全ての方が値上げをするべきだと何ヶ月も前から私に言っていたのですが、断固としてNOを突きつけていました。
今は定価税込49,500円ですが、実は初めの方は税込52,800円でした。今よりも3,300円も高い価格です。
しかし私は、少しでも個人事業主の方々に安くて良いサービスを提供したいと思い、途中から今の税込49,500円に値下げしました。
この価格帯でも、コラムや動画、アーカイブやコンサルと、皆さまへ提供するサービスの質と量は落としたくないと、獅子奮迅しているのが現状です。
①企業努力、経費削減で無駄を無くして
②営業戦略で売上げを上げる努力をして
私の役員報酬まで削ってここまではやって来れたのですが、、
実は、③値上げも少し考えているのが現状です。
ただ、私は世の中が物価高だから仕方ないだろう?
値上げせざるを得ないから納得してくれ!なんて事はしません。
個人総研の社訓は
【1円でも多く事業のためのお金を残す】
です。値上げは社訓の逆を意味します。
この個人総研コミュニティは皆さまあってものです。
皆さまと、社員と、私で一緒に創り上げ、大きくしていくものだと考えています。
なので、この価格改定についてもしっかりと皆さまの意見を聞いてみたいと思います。
明日へ続く、、、、、、
#182 勝手な値上げは許さない💢
ここまでのコラムで、普通の企業ならあまり話すことのない、会社の経営や経理についても話してきました。
もしかしたらここまで細かく言う必要はなかったのかもしれません。
しかし、昨日もお伝えした通りこの個人総研のコミュニティはメンバーの皆さま、社員、私のみんなで創り上げ、大きくしていくものだと考えています。
もしかしたら、皆さまも個人事業主なので、一般消費者の方々よりは、この価格改定に対して寛容なのかもしれません。
『わかるわかる、仕方ないよね』
『会社が潰れたら元も子もないから、値上げは良いことだ』
そんな風に言ってもらえるかもしれません。
ただ、だからといって仕方ないと、あたかも正義であるかのように、企業側が勝手に値上げするようなことはしたくありません。
昨今のインボイス制度でも、よく揉めているのを目にします。
(これは経営者としての決断能力不足なのかもしれませんが、、)
そこで今一度皆さまと対話をしたいと考えています。
約200名のサロンメンバーさんの意見をしっかりと聞いて、価格改定が可能なのであれば、実行したいと思います。
きちんと、全員の声を聞きます。
そこで、
具体的な金額等は明日お話ししますが、正直今の定価が税込49,500円なので、
税込50,000円は”超えたくない”と考えています。
仮に税込440円の値上げだと、49,940円で、0.8%の値上げです。
50,000円を切ります。
もしかしたら、皆さまは
そんな微々たる値上げは気にならない
会社の利益も大きく変わらない
と思われるかもしれません。
しかし、この440円の値上げは私にとって
「清水の舞台から飛び降りる」と言っていい程、思い切って大きな決断を意味します。
このビジネスを大阪でスタートさせてから7年、1度も値上げをしたことが無いからです。
今このコラムを書くのも胸騒ぎがしています。
この件についてより具体的なお話をラスト、明日させてください。
#183 個人総研、大討論会‼
では、価格改定についてより具体的なお話を。
私はずっと言っている通り、勝手な値上げはしません。
これはもう信じていただけたかと思います。
ただ、経営者として皆さまにより良いサービスを提供し続けるためには、個人総研がしっかりと利益を出し、社会に存在し続ける必要があります。
また、私は値上げをしたからといってそれをそのまま内部留保にしたり、税金にあてるわけではありません。
もっとこのコミュニティに対して、皆さまが付加価値を感じていただけるような新たなサービスやコンテンツの導入も考えていますので、その費用にも使いたいと思います。(これは、嘘でもハッタリでもないので、ぜひお楽しみにしていてください)
そこでまずは
昨日お話しした定価より0.8%の値上げ、【440円】の承認を皆さまにいただきたいと思います。
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【改訂前】
税込49,500円
【改定後】
税込49,940円
値上げ率 約0.8%
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何年も前から個人総研をご利用いただいている方も、今月からの方も、全員平等に意見を聞かせていただきますので、別途アンケートによる承認制にし、
⚠️過半数の承認⚠️
をいただけましたら、来年1月からの値上げを実施したいと思います。
年内は変わらずです。
※紹介やキャンペーン等で、金額が定価では無い方も一律440円です。別途ご連絡いたします。
この440円の値上げを承認していただけるなら、ぜひお願いしたいと思います。
また、
◉値上げは許さない!
◉440円は高いから100円なら!
◉もっと値上げして良いよ!
今回承認をいただくのと同時に、そんなご意見も皆さまに聞いてみたいと思います。
最後になりましたが、今週のコラムは私の経営者としての不甲斐無さと、経営能力の無さを赤裸々に見せてしまったのかもしれません。
それでも、横柄な経営者や、メンバーさんの声を聞かない人にはなりたくありません。
そんな経営者に私はなりたくありません。
今一度皆さまと対話をし、個人総研をより一層成長させたいと思いますので、どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。
株式会社個人事業主総合研究所
代表取締役 村島 弘将