#36 今さら聞けない!!ネット戦略のいろは
こんにちはマキノです。
春爛漫ですね。
4月は人々の生活が大きく変化する月です。
特に、進学や就職、転勤や移動といった「新たな生活環境」が始まる人が多く、それは同時に「ネットの検索数」が1年でもっとも増えることを意味します。
また、暖かい季節に向かっていくため、「何か新しいこと」を検索し、始める人が多いのも4月の特徴でしょう。
昨年は、移動や行動が大きく制限されました。
そして世の中はまだコロナ禍の真っ最中ですが、この1年の経験で人々は、コロナ禍でも「楽しく生活していく知恵」を身につけたように感じます。
その渦中、ネット検索の需要は私たちが想像できないほど伸びてきました。
ということで今週のコラムは、「今さら訊けないネット戦略」についてお話していきますね。
【目 次】
1. Googleの世界
2. 消費者の行動のプロセス
★1.Googleの世界
あなたは、好きな人とのデートでバーやレストランを決めるとき、何を使って調べますか?
タウンページ?
新聞の折り込み?
愚問ですよね。
今や「検索」といえばインターネット以外考えられないでしょう。
で、その際のブラウザは何でしょう?
おそらくほとんどの人がGoogleを利用すると思います。
ちなみに日本で人気のYahooの検索エンジンは、Googleの検索エンジンを使用しています(専門的になるが、クローラーもほぼ同じだがYahooは若干違うらしい)。
何を言いたいかというと…
飲食店に限らず、美容室や他のお店やサービスを検索するときに使用するのは、InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSではなく(もちろんSNSも大切だけど)Googleであり、その使用頻度はSNSの比ではないということです。
つまり「Googleに認められるWEBサイトをもっている者勝ち」という現実がすでにでき上っているということです。
だからこそ自社、自店の「WEBサイト」を持つことはもちろん、加えて「SEO対策」「サイト構成」「更新頻度」「情報量」これらをキチンと行う必要があるのですね。
「めんどくさっ!」
と思われるかもですが、これを「する、しない」が命運を分けます。
★2.消費者の行動のプロセス
現代の広告業界では、消費者の行動のプロセスを≪AISAS≫と呼んでいます。
≪AISAS≫
1.Attention(注意を引く)
2.Interest(興味を持つ)
3.Search(検索する)
4.Action(行動する)
5.Share(共有する)
まず、お客さんはネットで店を調べます。
つまりGoogleで検索したとき、あなたのお店やサービスが出てくるかどうかが重要になるわけです。
その際、お客さんの注意を引き、心を奪うような「掴み」が必要になります。
そこでお客さんが求めている言葉や印象を伝えることができれば、次にお客さんは行動を起こします。
行動した結果、お客さんが「大満足」「期待以上だった」となると、宣伝までしてくれるという特典がついてきます。
ここでSNSが必要になるわけです。
つまり、WEBサイトやSNSなどのネット環境を充実させることは「集客」には欠かせない要素だということです。
ある著名な方は「ビジネスにおいての悩みは2つしかない」と言っていました。
その2つ悩みとは「社内の人間関係」と「集客」とのこと。
確かに「集客」は難しいものですよね。
ただ、見方を換えれば「集客の仕組み」さえできていれば、そのビジネスはほぼ成功するといっても過言ではないでしょう。
それでは、次回はそれぞれの媒体別に説明していきます。
「今さら?」と思うかもですが「温故知新」は大切なマインドセットです。
ではまた明日お会いしましょう(^_-)-☆
#37 あなたのWEBサイト大丈夫?
こんにちはマキノです。
あなたのお店やサービスにはWEBサイトがありますか?
無ければできるだけ早くWEBサイトを作ってください。
作るときは、ただカッコよくするのではなく「SEO対策」「サイト構成」「更新頻度」「情報量」を十分に意識して作り込みましょう。
なぜなら、ちゃんとしたWEBサイトがあると「顧客への説得力」が強力にアップするからです。
※WEBサイト(ホームページ、ブログ、YouTubeチャンネルなどの総称)
【目 次】
1. WEBサイトの説得力
2. 見つからないハンバーガー屋
★1.WEBサイトの説得力
何度も言いますが、独自のWEBサイトを作ってください。
多少のお金を支払ってでもWEBディレクターやWEBデザイナーに依頼して作ることをお勧めします。
今やWEBサイトは、会社を持つのと同じくらいの信頼度があります。
どこかに行くとき、わざわざ売り込みのための小道具など作らなくて済みます。
「当店のWEBサイトをご覧ください」
この一言でOKです。
そして、寝ている間にも営業してくれるので、予約表などが勝手に埋まっていきます。
もちろん作るのであれば、お客さんがそのページを見たときに
「こりゃ食欲をそそられる」
「こんな髪の悩みを解決してくれそう」
「求めていた以上のスキルみたい」
「驚くような提案(オファー)がある」
というように魅力的なものでなくては意味がありません。
中途半端に作ってしまった古いWEBサイト(ホームページ)は、かえってマイナスイメージを与えてしまうので無いほうがましです。
お客さんがあなたのWEBサイトを訪れたき、その瞬間に
「行きたいか・そうでないか、食べたいか・そうでないか、お願いしたいか・したくないか」
が決まります。
もしそこで、中途半端に作ってしまった古いWEBサイトが検索されてしまうと、マイナスなイメージを与えてしまうどころか、それ以降の来店可能性は0%になるでしょう。
★2.見つからないハンバーガー屋
私は以前、宮古島でハンバーガー屋が新しくできるという情報を手に入れました。
もちろん、ハンバーガー好きな私はGoogleやSNSでお店のことを調べたわけです。
店名は分からなかったのですが、お店の場所は知っていました。
なので、「地名 ハンバーガー」みたいに検索をしたのですが、見つけられません。
「メッチャ食べたい」と思っているお客がここに1人いるにもかかわらず、お店の情報はなかなか見つけられない状況です。
私としては時間も脳も費やしている…
正直この時、かなりイライラしたのを覚えています。
ビジネスをする者として、お客さんにそのような思いをさせてはいけませんよね。
しかし、目に見えていないところで、こういう事態が頻繁に起こっているのが現実でしょうね。
特に、個人事業はスモールビジネスです。
スモールビジネスだからこそ、お客さんが欲しい情報を簡単に見つけられるようなネット環境を整えておくべきなのです。
そこを疎かにすると、あなたのお店のファンになってくれるかもしれない「見込み客」を逃すことになってしまいます。
いうまでもなく、私はいまだにそのハンバーガー屋を訪れてはいません。
訪れる前に(コロナが流行る前に)内地に戻ってきたわけです。
別の話ですが…
知り合いの飲食店のオーナーが、「フランチャイズ契約をしてください」という連絡を突然もらって驚いたと話してくれました。
フランチャイズ契約を申し込まれた経緯も、WEBサイトがきっかけだったようです。
名古屋の飲食店オーナーが、今までにないフライドポテトの「写真」と「動画」と「商品のストーリー」をWEBサイトで見て、「この商品でフランチャイズをやりたい」と即決されたとのことです。
作り込まれたWEBサイトにはそれだけの威力があるわけです。
ぜひ、無いなら作って、作ってあっても見直して作り直してみてください。
初めて建てた家より、2度目3度目に建てた家の方が、確実に使いやすく、無駄がなく、便利になりますから。
さて、次回はSNSについてです。
では(^_-)-☆
#38 SNSでは○○○を利用せよ!!
こんにちはマキノです。
今回のコラムはSNSについてです。
SNS上には「おしゃれ情報」「グルメ情報」「お役立ち情報」を配信する人たちがたくさんいます。
いわゆるブロガーやインフルエンサーですね。
先にネタバレさせちゃいますが、SNSを利用する目的は「インフルエンサーを利用するため」です。
詳しくは後ほど。
【目 次】
1.Facebookはミドル層狙い
2.Instagramは心をくすぐれ
3.Twitterは拡散力を
4.インフルエンサーを利用する
★1.Facebookはミドル層狙い
年々ユーザーの年齢層が高くなっていくFacebook。
現在のヘビーユーザーは40歳以上の方々で、男性の利用率が高いようです(2021年現在)。
Instagramと連動することができるので、設定さえしてしまえばInstagramの投稿がそのまま反映されるので、実質Facebookは放置状態でも何ら問題はありません。
Facebook上ではシェアもされやすいので、40歳以上の方に向けての宣伝・広告として情報配信していけば、それなりに拡散されます。
★2.Instagramは心をくすぐれ
インスタは感度の高い若者が多く使用しています。
また、機能も若者向けになってきているので、「そういうのが苦手」という人にとってはインスタへ投稿は結構高いハードルになっているようです。
そのため、閲覧だけというユーザーも多くいるのが現状。
また、インスタはシェアの機能がないので、拡散力という観点では弱いです。
しかしながら、感度が高い若者は、あなたの店をいわゆる「写真映え」で投稿してくれるので、無料かつ効果的な広告をしてくれるともいえます。
インスタでは写真や動画の投稿が必須になるので、あなたのお店には当然ながら、「映え」するものをおいておく必要があります。
WEBサイトでも同じですが、ユーザーがインスタのページを訪れた時、そこに「どんな光景が広がっているか」がとても重要になるわけです。
ようするにユーザーの心をくすぐるような要素を演出するのです。
ハッキリ言ってインスタは「女性性の世界」です。
その世界観にピンとこないなら、ぜひ、身近な女性の力を借りましょう。
あと、インスタの投稿では余計な広告など一切いれてはいけません。
インスタでは、まず、ユーザーの購買意欲(心)をぐっと掴むのが大事です。
つまり、あなたのこだわった商品でよりお客さんに喜んでもらうためには、事前にお客様に情報を与え、ワクワクさせるような仕組みが必要だということです。
それを可能にするのがインスタのあなたのページ。
視覚的に商品の魅力を訴えることにより、お客さんの「こうなりたい」「これ食べたい」「ここに行きたい」「この人に会いたい」という欲求を掻き立てるわけです。
これはかなり高度なスキルだと私は思います。
★3.Twitterは拡散力を
なんといっても拡散力が半端ないのがTwitter。
お客さんに「どのようにお店のことを知りましたか?」と質問すると、ほとんどのお客さんがツイッターだったというお店もあるくらいですから。
ユーザーにとってツイッターは投稿する際のハードルが低いです。
また、匿名性が高く文字数も限られるので、ユーザーは、ダサかろうが、つまらなかろうが関係なく、思いのままに投稿ができるのが特徴。
そして「リツイート」も手軽にできますよね。
当然ですが写真も動画も投稿できますし、インスタとの連動も可能です。
まだまだ、マイナーなお店でも、ツイッター上への投稿を続けていると、ある日突然バズることがあります。
するとかなりの数のリツイートが起こります。
もし100人のユーザーがあなたの記事をリツイートして、自分のアカウントに投稿したら、(日本の平均フォロワー数は400人くらいといわれているので)単純に100×400=4万人にこの記事が届く計算となります。
しかも1円も使わずにです。
でも、「自分はそんなにフォロワーいないから無理だ」と思ったあなたに朗報です。
冒頭でネタバレさせた方法を使えばいいのです。
★4.インフルエンサーを利用する
SNS上には人の興味を引く配信をする人がたくさんいます。
いわゆるインフルエンサーと呼ばれる人たちですね。
あなたにフォロワーが十分にいないなら、片っ端からあなたの地域のインフルエンサーを探してメッセージを送っちゃいましょう。
彼らインフルエンサーの中でも(トップではない)中堅組は、日々のネタを探しているケースが多いので、宣伝を無料でやってくれる人も結構いるのです。
ようはその人に依頼するだけ。
中堅とはいえ彼らの影響力は凄いです。
人は広告と分かった途端その情報をシャットダウンしますが、インフルエンサーや友達のおすすめ(いわゆる口コミ)はすんなり受け入れてしまうものなのです。
広告として最強が「口コミ」なら、インフルエンサーを利用してあげればいいし、彼らも助かりWIN&WINになれます。
以上です。
次回LINE@についてです(^_-)-☆
#39 無料の超優れモノ「LINE@」
こんにちはマキノです。
今回のコラムはLINE@についてです。
LINE@とは、いわゆる「LINE公式アカウント」のことです。
LINE公式アカウントは一般の人でやっている人は少ないですが、商売をしているあなたが使うと「かなりの優れもの」になります。
世の中でLINEを使っていない人は、多分、未就学児とひいじいちゃんくらいです。(ひいばあちゃんは使っているかもです)
LINE公式アカウントは無料で始められるありがたいマーケティングツールで、お客さんはお店専用のQRコードを読み込めばそれで登録完了。
面倒なアプリをダウンロードする必要もないし、お財布に変なカードを入れる必要もありません。
3つ使える機能を今回はご紹介します。
【目 次】
1.ダイレクトメール
2.ポイントカード
3.クーポン
一つずつ説明していきます。
★1.ダイレクトメール
もはやこれに関しては説明が要らないかもですが、LINE友だちになってもらえると、伝えたい情報をダイレクトにメール発信することができるサービスです。
美容室であれば今日の空き(キャンセル)情報をタイムリーに提供できますよね。
お客さんは、商品やサービスを使うとき、それが複雑だったり時間がかかったりすると、自然と避けるようになります。
想像してください。
今週のおすすめをすぐにお客さんに伝えたいとき、WEBサイトにアクセスして管理ページ開いて…なんて時間がかかるし、面倒くさいですよね。
しかし、LINEのダイレクトメールであれば、素早く簡単に、どこからでもスマホひとつで一斉配信できてしまいます。
ただし、この便利な機能は、情報がしつこく来ると、ユーザー離れが起きてしまうので、必要最低限の厳選した内容を送るように心がけましょう。
★2.ポイントカード
これまでポイントカードといえば、アプリをダウンロードさせられたり、実際にカードをもらって財布に入れておかなくてはなりませんでした。
しかし、これら二つの煩わしい問題をLINE公式アカウントは解決しちゃったわけです。
毎回、お店に来ては友達追加からQRコードを読み取るだけでよくなったのです。
しかし、中にはこれも煩わしく感じちゃう人もいるので勧誘には注意が必要です。
LINE公式アカウントのポイントカードを紹介するときには、いきなり新規客に勧めるのでなく、お客さまと会話をする中で、ある程度「このお客さんならファンになってくれそうだな」と感じた人に声をかけるようにすると失敗はしません。
また、ポイントカードは何度か来店しなければ意味のないアイテムです。
「新規客」に2回目の来店をしてもらいたいのなら、まずはその人と会話をしてお客様を喜ばせることに注力しましょう。
その後、「2回目客」→「リピート客」→「ファン客」に育てる段階で、ポイントカードの斡旋をするようにすると快く受け入れてくれるわけです。
また、ポイントカードでやってはいけないのは
・ゴールが遠すぎる
・特典が魅力的でない
これら2つのことです。
例えば、お好み焼き屋で「来店が10回でトッピング無料」という特典で考えてみてください。
お好み焼き屋です。
あなたが10回も来店するのにどのくらいの期間が必要になりますか?
月に一度は必ず来るファン客であっても、きっと1年近くはかかるでしょう。
しかも、1年近くかかるのに、特典がショボすぎですよね。
こんなポイントカード特典は全く意味がないということです。
ある美容室では(ポイントカードではないが)「45日以内の次回予約をしていただけると500円引き」という特典があります。
あなたはこれをどう感じるだろうか。
ポイントカードの目的は
「顧客一人の来店数を増やし、生涯に渡ってお店にお金を使ってもらうこと」で、これをLTV(Life Time Value)生涯顧客価値といいます。
ポイントの割引でそのお客さんの単価は小さくなりますが、長い目でみればそのお客さんはたくさんのお金を使ってくれるのです。
そこに目を向けられるようにしたいですね。
だからこそ、ポイントカードを設定するときには、お客さんがゴールを意識できる程度のものを設定する必要があるわけです。
★3.クーポン
LINE友だちを増やしたり、再来店を促すようなクーポンを設定しておきましょう。
あるお店では「新規LINE友だち紹介で、紹介者・被紹介者ともに100円引クーポンの発行」としているそうです。
しかも、利用回数は無期限。
もちろん目的はLINE友だちを増やすためなのでしょう。
また、不定期で何かしらのクーポンを配信することで、お客さんの再来店のきっかけを作ることもできるので、お店の特徴を生かしそれぞれ工夫をしていきたいですね。
ただし、本物のファン客はクーポンなど眼中にない方が多いです。
そこも見分けないと、お金で紹介を釣っているように見られますので細心の注意が必要です。
では(^_-)-☆
#40 流行りの「クラウドファンディング」すべき?
こんにちはマキノです。
クラウドファンディングはご存知ですか?
ここ数年流行っているのが、クラウドファンディングです。
クラウドファンディングとは、あるプロジェクトに対して支援者から資金を調達し、そのプロジェクトを達成させるものです。
そして支援者には「リターン」というお返しをするシステムになっています。
今週の最後は、クラウドファンディングをあなたがやるべきか否かを考察していきます。
【目 次】
1.クラウドファンディングはやるべきか
2.クラウドファンディングの目的
3.LTV(Life Time Value)生涯顧客価値
★1.クラウドファンディングはやるべきか
結論からいうと、クラウドファンディングはやった方がいいです。
なぜなら、ノーリスクだからです。
強いてリスクを言えば、時間と手間がかかることです。
時間がもったいないというのであれば、それまでです。
しかし「勝ったら1000円もらえ、負けてもお金を払わなくていいジャンケン」と同じですからね、クラウドファンディングって。
たとえ負けても0円で挑戦できるジャンケンなら、きっとほとんどの人がやるんじゃないかなと私は思うのですが、それでもやらないのは十分な資金がある人でしょうね。
★2.クラウドファンディングの目的
先ほど「クラウドファンディングとは、あるプロジェクトに対して支援者から資金を調達し、そのプロジェクトを達成させるもの」と説明しました。
しかし、クラウドファンディングで資金を集めようと思うのであればそれは大間違い。
「え?ナニ言ってんの。プロジェクトの資金の足しにするんだろ!」
と思われたかもしれませんが、上記の目的は「支援者側の理論」です。
クラウドファンディングを立ち上げる側の大きな目的は「ファンづくりのため」だと私は考えています。
あえて付け加えると「話題の提供」と「実績づくり」が挙げられます。
クラウドファンディングをすると話題作りが簡単にできます。
また地方メディアに取り上げてもらえやすくなります。
日々ネタを探している各メディアの記者さんは、クラウドファンディングはなかなかのネタになるので「クラウドファンディングをするので、記事にしてください」と頼み込んだら、取り上げてくれる確率は自然と上がります。
例えば
私のよく知る美容室のオーナーさんは、スタッフの手荒れがひどかったので、長年「どうにかならないか」と悩んだ末に、「使えば使うほど手荒れが無くなるシャンプー」を開発してしまいました。(実話です)
それを
「全国の手荒れで悩む人たちをシャンプーで救うプロジェクト」
というプロジェクトにしてクラウドファンディングに出し、メディアの記者さんに連絡するとします。(この連絡をプレスリリースといいます)
この時点で「話題作り」に通じ、目的は「全国の手荒れで悩む人たちをシャンプーで救うこと」になりますよね。
このように、魅力的な「実績を作り」「話題を提供」すれば、このオーナーさんには「ファン」ができ、増えていくでしょう。
それが、その人の価値や、その人が行っているビジネスの付加価値となるわけです。
★3.LTV(Life Time Value)生涯顧客価値
LTVに関しては、前回説明したので割愛しますが、どんなビジネスでも、経営面の目的って最終的にLTVを向上させていくことです。
砕いていうと…
「新規のお客さんを一回こっきりの来店で終わらせず『どうしたら2回3回100回とお店に来ていただけるか』ということにフォーカスしてお店作りをしていく必要がある」
ということです。
考えてみてください。
もしあなたが何かのクラウドファンディングに出資したとしたら、あなたはきっと初孫を溺愛するかの如く、そのプロジェクトを見つめ続け応援するでしょう。
おじいちゃんは孫を喜ばせるためなら多少の金銭的支援を惜しみませんしね。
そして孫バカになり、孫を自慢して回るかもしれません。
逆を考えると、出資してくれた支援者はあなたのとっても濃いファンになり、自然と口コミをしてくれるわけです。
これがLTVに通じ、結果的にクラウドファンディングをやる最大のメリットになるのです。
それにしても「全国の手荒れで悩む人たちをシャンプーで救うプロジェクト」って、魅力的だと思いませんか?
今週は以上です(^_-)-☆