#166
こんにちはマキノです。
6月に入りました。
今年は梅雨の入りが
例年より早いですね。
今回のコラムは・・・
梅雨とはまったく関係ない
広告作りに役立つ内容です。
【目次】
1.教科書はテレビ通販
2.広告のカラクリ
3.成果が出ない理由
4.「不」を埋める
★1.教科書はテレビ通販
コピーライティングを
勉強してきた私ですが
主な勉強方法は…
テレビの通販番組でした。
早速ですが以下の文章を
サラッと読んでください。
—-例文.始—-
あなたは自分のお店の
広告文を考えたときに
「本当にこの内容で大丈夫かなぁ…」
こんな不安を持たれて
いませんか?
売り上げに直結するし
お金もかける広告です。
赤字を考えれば怖いですよね。
私も経営者ですが
経営者だからこそ
悩める問題ですよね。
そこで
今回のコラムで
お伝えするのは…
そんなあなたの不安を
解消する解決策なんです!
—-例文.終—-
★2.広告のカラクリ
さて
あなたはこの先の内容を
知りたくなりましたか?
実はこれ
ある通販番組の司会者が
話していたトーク内容です。
聞いたことありませんか。
ではカラクリを
お見せします。
◆最初に
「~で悩んでいませんか?」
「~したいと思いませんか?」
「~が不安ではないですか?」
と、視聴者の問題を絞ります。
◆次に
「その問題はこんな結果を招いてしまうかもしれません」
このように問題への理解を
視聴者(あなた)に見せます。
◆次は
視聴者(あなた)に
「私は共感していますよ」
と伝えています。
◆次で
「そこで、この〇〇〇なんです!」
いわゆる決めセリフです。
この決めセリフで
「私があなたの問題を解決できますよ」
とアピールしてから
本題の商品の説明に
入るわけです。
以上が広告のカラクリです。
★3.成果が出ない理由
成果が出ない広告の多くは
広告のカラクリを無視して
広告作りをしています。
いきなり商品説明をしたり
キャンペーン案内をしたり…
カラクリがないのですね。
カラクリは
視聴者の興味や関心を
こちらに向ける香りです。
いい匂いがしてくるからこそ
うなぎ屋が繁盛店になれます。
カラクリの役割は
本能(感情)を動かすこと!
だからこそ
・問題の絞り込み
(ターゲティング)
・問題への理解
・悩んでる人への共感
・「そこで・・・」
(決めセリフ)
これらの要素がない広告は
無視されがちになるのです。
★4.「不」を埋める
すべてのビジネスは
・不安
・不満
・不快
・不便
といった
「不」を埋めることだと
言われ続けています。
なので
「不」
をクローズアップするのは
説得力があり有効的です。
見込み客の問題を絞り
問題をちゃんと理解し
相手に心から共感する。
この段階があって
「そこで、この〇〇〇なんです!」
と、解決策を提示して
解決策の説明をする。
さらに
「先着○○名さま限定」
「本日ご予約の方に限り」
などの特典などで
背中を押してあげて
クロージングをかける。
この流れです。
※クロージング→予約・注文・購入
まずは
見込み客の不満や不安
不快な点にポイントを
絞ってみましょう。
簡単ですので
この流れで広告を
作ってみて下さい。
P.S.
広告で大切なことは
ターゲットを絞って
考えるということです。
#167
こんにちはマキノです。
今回のコラムは長いので
2分割でお届けします。
さて
お金持ちになるための
教科書があるとしたら
読みたいですか?
私は読みました。
それは
「わらしべ長者」
という昔話しでした。
この物語…
私の中では
「最高のマーケティング教科書」
という位置づけです。
【目次】
1.わらしべミリオネアSTORY
2.マネーはどこだ?
★1.わらしべミリオネアSTORY
以下をお読みください。
むかし、むかし
ある処に正直者ですが
運の悪い男がいました。
その男は朝から晩まで
働けど働けど貧乏で
運がありませんでした。
ある日のことです。
男は最後の手段として
観音様に祈りしました。
すると
夕方暗くなった時
観音さまが現われ
こう言いました。
「あなたはこのお寺を出るとき転んで何かをつかみます。それを持って西に行きなさい」
確かに
男はお寺を出たとき
転がってしまい…
本当に何かをつかんだのです。
それは一本のわらでした。
何の役にもたたないと
男は思いましたが
観音様のお告げ通り
わらを持って西に
歩いて行きました。
すると
あぶが飛んできました。
男はあぶをつかまえると
わらの先に縛りつけ
また歩いて行きました。
町に着いたとき
泣いている赤ん坊が
わらの先のあぶを見て
泣き止んだのです。
うれしそうな赤ん坊。
その笑顔を見た男は
そのわらを赤ん坊に
やりました。
その代わりに
赤ん坊のお母さんは
ミカンを三つも男に
持たせました
ミカンを三つ持った男は
再び西に行きました。
しばらく行くと…
娘さんが道端で
苦しんでいるのを
目にしたのです。
水を欲しがっていた娘に
男はミカンをあげました。
しばらくすると
娘は元気になりました。
お礼にと男はきれいな
絹の布をもらいました。
絹の布を持った男。
さらに西に向かいました。
しばらく行くと…
1人のサムライと
元気のない馬に
出会いました。
そのサムライは
男の美しい布を見て
馬と交換してくれと
申し出ると
布を持って東の方へ
行ってしまいました。
男が夜通し馬の
面倒を見てやると
馬は朝には元気に
なっていました。
馬を連れた男。
さらに西に向かいました。
城下町に着きました。
長者が歩いていました。
その長者は
男の元気な馬を見かけると
たいそう気に入りました。
男は長者の家に招かれました。
すると長者の娘さんが
お茶を持ってきました。
なんと
男がミカンをあげた
娘さんだったのです。
長者は不思議な縁と
男の優しさに心打たれ
娘を男に嫁がせる
ことにしたのです。
男は…
観音様のお告げ通り
わら一本から長者に
なれたのです。
男は生涯
わら一本たりとも
粗末にすることは
ありませんでした。
そして
村人からは
「わらしべ長者」
と呼ばれたのです。
めでたし
めでたし。
となるわけですよね。
★2.マネーはどこだ?
この物語…
よーく読んでみると
お金という言葉が
一切ありませんよね。
これは
「昔話にあるキレイ事」
って言われてしまえば
それまでですが…
お金という概念が
一切出てきません。
実はこのお話
「人は何に価値を感じるか」
の本質を説き
不換紙幣と呼ばれる
現代の貨幣の弱点を
説いているのです。
さらに
『まず自分から与える』
という
「マーケティングの基本」
を教えてくれています。
バカにできない昔話し
だと思いませんか。
続きは明日(^_-)-☆
#168
こんにちはマキノです。
前回はわらしべ長者という
昔話しをご紹介しました。
同時に
優れたマーケティングの
教科書でもあると。
今回は前回の続きです。
【目次】
1.自分のこと?
2.男が他と違ったのは?
3.価値の交換とは
4.屁理屈なしです
★1.自分のこと?
正直に生きてるんだけど
運がなく貧乏をしている
主人公って…
もしかしたら
サラリーマンの頃の
あなたかもしれません。
毎日早朝から起きて
重たい気持ちで出勤。
わくわくする仕事とは
真逆の業務を淡々とこなし
早く定時になることを
願いながら過ごす日々。
週末には疲れ切った状態。
旅行やアウトドア番組を
ボケーっと見ながら
「いいなぁ…」
と思っているだけの自分。
暮らしていけなくは
ないんだけれど…
「もう少し贅沢したい」
という欲を笑顔の下に
押し殺すことが日常…
「他人事じゃないな」
って
思ってしまった方も
いるかもしれませんね。
★2.男が他と違ったのは?
実は、何気なく地味に
書いてありますか…
成功の重要なポイントとして
男が最後の手段として
観音様に祈ったことが
あげられます。
わかりやすく言えば
「本気で」
今の自分を変えようとした
ということでしょうか。
本気になったからこそ
観音様がお告げをくれた
と言うわけです。
非科学的です。
しかし
「非科学的な真実を具体例で伝承する」
というのが
昔話しの意義なんだと
私は強く信じています。
詳しく話せば
脳科学の世界にまで
突っ込んだ話になる
のですが…
要は
本気で1つのことに
集中したときにこそ
人間の「脳」は
火事場のバカ力と
呼ばれるような
「思いもよらないパワー」
を発揮できるのです。
そう
観音様は男の (あなたの)
脳の中にいたわけです。
そう理解していただくと
スピリチュアルな話から
脱出した話になってきます。
(スピリチュアルをバカにしていません。私はただ説明が下手なんですね)
★3.価値の交換とは
ビジネスの本質とは
「価値の交換」
です。
たとえば
日本に住むあなたは
コップ1杯の水に対し
いくら払いますか?
水は水道水です。
レストランでも
喫茶店でも
定食屋でも
当たり前に出てくる
コップ一杯の水に
「金払え!!」
って言われたら
あなたはいくらの
お金を払いますか?
別な例えで…
あなたは
サハラ砂漠を旅する
ツアーに参加して
何かのトラブルで
1人だけではぐれて
しまいました。
3日間水も食料もありません。
さて
その時のあなたは…
コップ一杯の水に
いくら払えますか?
同じ「水」です。
H2Oそのものの
価値は変わりません。
欲しい人の状況が
変わるだけですよね。
私なら
砂漠での水には
死にそうだったら
有り金全部はたいて
買いますね。
だって
そのままじゃ死んじゃうから。
ようするに
価値は人や状況によって
変わるものってことです。
★4.屁理屈なしです
ビジネスの本質である
価値の交換について
こんなにもわかりやすく
(幼稚園児でもわかるくらいに)
書かれている
大昔の億万長者
成功ストーリー。
「わらしべ長者」
には
個人が起業して
生き残っていく
「術(すべ)」
の全てが書かれていると
私は思います。
価値について考えを
深めていくと…
屁理屈なしで
わかってきます。
目の前にいる人だけでなく
まだ出会えていない
あなたの本当の見込み客が。
以上です(^_-)-☆
#169
こんにちはマキノです。
「ビジネスで成功する秘訣は?」
こんな質問されたら
私はこう答えます。
・男がオンナを学ぶこと
・女がオトコを学ぶこと
そして
世の中が女性的な性質を
持ち始めている今現在…
≪女性性≫
を、客観的に学ぶことが
男にも女にも必要不可欠!
なんて答えます。
あなたはどう思われますか?
※今回も2回に渡ってお伝えします
【目次】
1.男の苦手と女の苦手
2.男と女の冷戦の理由
3.女が望むことが重要
★1.男の苦手と女の苦手
まずは基本!
男と女の苦手を学び
理解を深めましょう。
さらに
なにゆえ異性があなたに
幻滅するのかをしっかり
認識しましょう。
ではまず
≪オトコの苦手≫
男が苦手とすることは
「人を思いやること」
です。
女性のあなた!
男はどんなにあなたを
愛していると言っても
「思いやりがある態度」
をどうとっていいか
わかっていません。
だから
カチーンとくる言動を
平気でしてくるのです。
次に
≪オンナの苦手≫
女が苦手とすることは
「人を信頼すること」
です。
男性のあなた!
あなたが愛する女性は
どんなにあなたといても
どこかで疑っています。
「マジで!?」
と思われるかもしれません。
思われるかもですが
これが現実なのです。
ですから
男女の苦手を受け入れ
十分理解しておかないと…
とんでもない問題を
引き起こします。
そして
取り返しがつかない事態が
起こってしまうのです。
★2.男と女の冷戦の理由
「ビジネスとは関係ないじゃん」
と思われるかもですが
もう少しガマンを!
恋愛の破局の話をします。
※恋愛とビジネスは性質が
よく似ているので私はよく
引用します
さて
思いやりのない態度を
男がとると女はすぐに
「自分への想いが冷めた」
と思い込み…
男に不信感を持ちます。
女が男に不信感を持つと
男は女への「思いやり」を
さらに無くし…
冷戦勃発。
そして男には
この冷戦状態が
女からの信頼を
いっそう弱める…
という形で跳ね返って
くるわけです。
その結果
男の方は
「なんだよこのオンナ…」
と感じ
ますます思いやりを
無くしていくのです。
こうして二人の関係は
時間と共に破局を迎え
The End。
そうならないためにも
男は女をちゃんと学び
女も男を学ぶべきかと。
★3.女が望むことが重要
では
「どうしたらいいのか?」
ですよね。
これは
今後のビジネスにも
通ずる考え方なので
ぜひ、両方の側面から
聴いてもらいたいです。
まずは男も女も
「女が望むこと」
に目を向けたほうが
いいと思います。
なぜなら
≪女性的な性質の時代≫
だからです。
ということで
女が望んでいることを
お伝えしますね。
「女が望んでいること」
それは
「自分の気持を聴いてほしい」
です。
いいですか
決して
「問題を解決してほしい」
のではありません。
オンナは
・共感してもらいたい
・理解してもらいたい
・ねぎらってもらいたい
こんなことを望んでいます。
何度も言います。
「問題を解決してほしい」
のではありません。
「自分の気持を聴いてほしい」
だけ、ということを
肝に銘じておきましょう。
続く(^_-)-☆
#170
こんにちはマキノです。
前回は
男と女の苦手を理解し
解決策をお伝えしました。
そして
現代の特徴は
「女性性の時代」
とお話させてもらいました。
ビジネスも漏れなく
男性性から女性性的に
移り変わっています。
だからこそ
女性性を学ぶ必要が
あるということです。
【目次】
1.究極の問題解決マシーン
2.今必要とされる能力とは
3.モテる男の条件とは
★1.究極の問題解決マシーン
前回、女の特徴は
「問題を解決してほしい」
のではなく
「自分の気持を聴いてほしい」
だけだということを
強調しましたよね。
しかし男は…
「究極の問題解決マシーン」
であるがゆえ
自分の意識が
「相手の気持ち」
に向かず
「相手が抱える問題」
に向かってしまいます。
男の言い分は
「だって気持ち聞いたって何の解決にもならんよ」
「それより悩みの源を解決させたほうが手っ取り早いじゃん」
「問題を解決すればそれでスッキリするよ」
と考えてしまうのです。
わかります!
私も男の端くれだから
とってもわかります。
しかし
何度も言いますが
≪女性的な性質の時代≫
なのですね、今は・・・
だから問題解決は二の次。
大切なのは相手の話を
ちゃんと聴くことです。
これはビジネスでも同じです。
★2.今必要とされる能力とは
例えば
SNSが流行るのも
女性性の時代の特徴。
「いいね!」
「シェア」
「フォロー」
「コメント」
これらはすべて
女性的な行動です。
そして
女性性の時代に
必要不可欠な能力
というのが
・相手への共感
・相手への理解
・相手へのねぎらい
ブラス
・相手の自己重要感を高める
という能力なのです。
この能力がないと
今この時代では
最も重要で大切な
コミュニケーションが
成り立たないのです。
さらに
この能力が乏しいと…
それでなくても
人を信頼することが
苦手な女性には
全く信頼されません。
そして
現代は男もこれらを
とても欲しています。
なぜなら…
現代に生きる人々は
自分の殻に閉じこもり
「無関心な時代」
になったからです。
また
形的に付き合ってても
気持ち的に心を閉じて
いる人間関係が増え…
誰も本当の自分なんかに
関心をもってくれない
と
多くの人が感じている
時代になってるからです。
★3.モテる男の条件とは
時々見かけますが
女性に人気がある
男性がいます。
多くの男性は
「女性がいつも近くにたくさんいて羨ましい」
と思われるでしょう。
そしてこのモテ男
モテ顔のイケメンなら
納得できるのですが…
「こいつなんでモテるんだ?」
と首を傾げてしまう
場合があります。
ようは
見た目にモテる要素が
あまりない場合です。
多分モテる原因は
真剣に相手の気持ちを
理解しようとしている
からでしょう。
具体的には
・相手への共感
・相手への理解
・相手へのねぎらい
ブラス
・相手の自己重要感を高める
が自然にできている
ということです。
できているので
居心地がいいと感じる。
それだけだと思います。
オトコも
オンナも
自分の意見は二の次にし
相手の気持ちに寄り添う。
これが今の時代の
ビジネスに必要な
「思いやり」
です。
今もこれからの時代にも
最も必要なマインドです。
大切なことなので
くり返しますが
「思いやり」
を具体的にすると
・共感の言葉
・理解の言葉
・ねぎらいの言葉
・相手の自己重要感を高める言葉
これらを常に示すこと。
自然に出せるように
なっていくこと。
です。
今回お伝えしたのは
マキノ理論ですので
「反対意見」
があるかもしれません。
でも
反対意見は要りません。
なぜなら
私だって
・共感の言葉
・理解の言葉
・ねぎらいの言葉
・自己重要感を高めてくれる言葉
が欲しいからです。
今週は以上です(^_-)-☆