#90 👨👩👧👦あなたは知ったかぶり☹
さて、今日は少し私の現状とそれから学んだこと、事業に活かせることを書きます。
今私には4月で3歳になる子供と、お腹の中にもう1人子供がいます。
実は先週から妻が切迫早産で入院しています。
簡単に言うと、まだ産まれてはいけないのに産まれそう、と言った感じです。
絶対安静なので入院です。
何が言いたいかというと、急に家事と仕事を両立しないといけない事態になったのです(実家の両親に助けられながらですが)
私にとって、今までの日常や当たり前が一変したわけです。
私は子煩悩であり、育メンとも思っていました。
それでも、毎日一緒に生活するのと可愛がるのでは全く違うことがわかりました。
ゴミ出しも、買い物も、お皿洗いも、子供のおむつかえも、家事をそれなりに手伝っている!
そんな風に思っていた自分が恥ずかしいほどにです。
朝起きて、歯磨きをして、布団を畳んで、ご飯を作って、一緒にご飯を食べて、保湿クリームをぬって、着替えさせて、洗い物をして、洗濯機を回して干して、掃除機をかけて、オムツを変えて、そんなことをしていたらお昼ご飯の時間が迫ってきて、、内容はざっくりですがこれでまだ午前中。
午後は更に忙しい時間がやって来ます。ここに他の家族や大人の分が増えたらと思うとゾッとします。
こんな日々が毎日続きます。
土日祝などありません。
妻や家族のありがたみをいつも理解したつもり、手伝っている、とは思っていたものの、実際体験すると、それは想像以上にしんどいものでした。
この話は事業においても同じことが言えます。
あなたが日々普通に仕事が出来ているのは、本当に多くの人に支えられているからです。
あなたが雇うスタッフ、仕事を手伝ってくれる人、取引先、みんなそれなりに色んなものを背負っているわけです。
だから、そんな人たちに感謝しましょう。と、ここまではきっと皆さんも自分自身できていると思っていることでしょう。入院前の私と同じです。
ただ、その人たちはみんなあなたが思っている以上に、想像している以上に、しんどく大変で、色んなものを背負っています。
自分がお金を稼いでいるから、自分がオーナーだから、自分が得意先だから、
だからいつでも自分が一番大変で多くのものを背負っている、疲れているんだ!
なんて浅はかな考えは今日から捨てましょう。
みんな自分の尺度でそれなりに目一杯背負っています。たたかっています。
あなたと同じように、もしくはそれ以上に周りも大変なのです。
それを知っていると、知らないでは、感謝の言葉や形、関わり方や接し方も変わるはずです。
相手の立場に立って考えることはできても、実際にやらないと相手のしんどさはわかりません。
皆様も今の場所にたどり着くのにとてつもない努力や挫折があったはずです。
その時に感じたこと、理不尽なこと、かけられて嬉しかった言葉や行動、一度思い出してみてください。
ただ感謝する、だけなら誰でもできます。あなたにしかできない感謝の形を家族にもビジネスパートナーにも、ぜひ伝えてみてください。そうすれば、より強固な絆と結束が生まれ、事業も拡大するはずです!!
#91 ❤️心理学と個人事業主🕵️♂️
『私たちは自分の顔ですら、満足に覚えていない』
こんな話があります。
普通の顔の写真1枚
少しずつ魅力を足した写真5枚
少しずつ魅力を減らした写真5枚
これらを用意し、普通の写真撮影から2週間後に自分の顔はどれだ?と聞いたところ、多くの人が少し魅力を足した写真が自分だと選んだそうです。
ここからわかることは、人は実は自分の顔すらきちんと覚えていない、それどころか少し良い風に錯覚して覚えているわけです。
これは決して悪いことではなくて、少し自分を美化することで精神的にも健康で、前向きに生きることができます。
ただ、自分の顔すらまともに覚えていないということは、他人の顔なんてもっと覚えていない、ということです。(好きな芸能人等は別かもしれませんが)
私たちは一般人を相手に仕事をしている人が多いと思いますが、
お客様の顔をハッキリと覚えていますか?
その他、取引先やビジネスパートナーの顔をすぐ思い出せますか?
フワッとしか思い出せない方も多いでしょう。自分が思っている以上に、人は他人にそこまで興味がないわけです。
SNSでのいいねが良い例です。
昨日したいいねの投稿を覚えていますか?2日前は?3日前は?
何となく押してるだけで、そこに深い意味はないのかもしれません。
企業やインフルエンサーが商売のためにいいねを武器として使うくらいしか、いいねに価値なんてそもそもないわけです。
私ならSNS上で繋がっている人の
100のいいねより、目の前の人の喜ぶ顔(自分へのいいね)の方が欲しいし嬉しいです。
お店をしている人であれば、いいねや口コミは確かに大切です。
ただ、そこをあまり気にするのも良くないです。
大切なのは目の前のお客様のいいねなのです。
“周りの目”なんてものは幻想で、そもそも自分に向けられているわけでもありません。
注目を浴びたり、注意を引く時に周り(大衆)の目はあったとしても、
あなた自身に周りの目なんてものは向かないのかもしれません。
目の前の人たちや、周りの大切な人たちからの、ありがとうやいいねを集めることに注力した方が商売はうまくいきますし、長続きします。
#92 ❤️事業と心理学とお金🕵️
キャンペーンをする時
①何もしない
②車での拡声器アピール
(マスメディア)
③3人のスタッフを雇って自宅訪問
この中でどれが1番効果的なのは?
正解は③です。
一般的に広く拡散するためにマスメディアに頼る方法は、キャンペーンとしてはあまり効果がありません。
広く知らせるには効果的ですが、人に行動を促すほどの効果は持っていないようです。
キャンペーンをする時に最も効果的なのは『人が人に直接的に訴えかけること』なのです。
直接手渡しでチラシを渡す、既存のサービスの提供中にキャンペーンの案内を直接してみるなど、今既存であるお客様にキャンペーンの案内をしたり、既存のお客様経由で新規のお客様を紹介していただいたり、とやはり”人から人へ”これがキャンペーンを成功させるコツです。
また、質問のように3人も雇うには人件費もかかりますから、お客様や従業員、取引先にインスタをフォローしてもらったり、写真をTwitterにあげてもらったり、とあなたと関わった人が、他の誰か直接人に伝えられるような
“間接だけど直接案内”
これも効果的です。
①今月1回も遅刻しなければ1万円
②遅刻しなければ毎日100円
③遅刻をしたら罰金
どちらが遅刻を減らせるでしょうか?
正解は②です。
人は少しでもお金をもらえるなら喜んで言うことを聞きます。
人を動かす上で、お金というものは効果的で非常に力を持ちます。
ただ、『金額に大してはそこまで気にしなくても良い』です。
アプリの毎日ログインボーナスは大したボーナスがなくても、それを手に入れるためにログインしてしまいます。毎日です。
まんまとゲーム会社の作戦にはまっているわけですね。
これを事業で考えると、
期間限定のポイントを発行する
ついついそのポイントのために、ポイント以上のお買い物をしてしまいますよね。
お客様からのありがとう1回につき給料+100円
これを従業員に伝えたら楽しみながら顧客満足度を上げれるかもせれません。
などなど、心理学は社外でも社内でも上手に活用できるはずです😊
#93 ❤️個人事業と心理学🕵️♂️
駐車場の車が壊れました。
①修理代50万円。
しかしその日宝くじが10万円当たったので、実質40万円。
②修理代40万円。
あなたはどちらが損した気分になりますか?
おそらく②のはずです。
同じ修理代40万円なはずなのに、なぜか②の方がムカつきます。
“損することはもちろん嫌だが、ほんの少しでもお金が戻ってくると、少しは気持ちがマシになったと感じる”というものです。
後から何か還付されたり返金されたりすると、実質負担は変わらないのに、少しお得になった気がしますよね。
これをお金ではなくても
何か物やサービスとして還付したり、10回回数券を買ってもらって、最後の10回目に1回分返金、なんてのも面白いですね。
あなたが新婚ホヤホヤ、もしくは来月結婚するとします。
離婚すると思いますか?
答えはNOなはずです。むしろ世界中で1番自分達が愛し合ってるとさえ思うでしょう。
しかし、日本の離婚率は約35%です。3組に1組が離婚しています。
このようにデータとしてはっきりしているにも関わらず、自分だけは当てはまらないと、事実やデータを受け入れません。
自分だけは特別で例外と考えます。
これを事業で考えると
“コミュニケーション”です。
多くの仕事では誰かとのコミュニケーションが必要です。
経験上お客様はこう思うだろう
データ的に取引先はこうだろう
こんな経験、データ、常識からくる当たり前が相手には当てはまらない場合が多々あります。
これを頭の中に入れてコミュニーケーションをしてみましょう!
コミュニケーションが円滑に進めば、事業もうまくいきやすいはずです。
心理学は統計学だという人もいますが、統計学は経営や事業には大いに役立ちます。
一度騙されたと思って実践してみてください😊