━━━━━━━━━━━━━
サロンオーナー’sコラム #301
㊗️🎍 新年のご挨拶 🌅
━━━━━━━━━━━━━
皆さま
新年あけましておめでとうございます。
2026年を迎え、心より新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、個人総研にとって非常に大きな節目の一年となりました。
創業当初から掲げていた
「サロンメンバー300名達成」
という目標を、皆さまと共に実現できた一年だったからです。
これもひとえに、日頃より支えてくださっているサロン会員の皆さま、おひとりおひとりの存在があってこそです。
改めて、心より感謝申し上げます。
本年もどうぞ、変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。
株式会社個人事業主総合研究所
代表取締役 村島 弘将
さて、新年最初のコラムということで、毎年恒例ではありますが、まずは「健康」について少しだけお話しさせてください。
私たち個人事業主は、事業を支える存在であると同時に、一人の「人間」でもあります。
どれだけ仕事が大切でも、健康を崩してしまっては元も子もありません。
健康こそが、すべての土台であり、最大の資本です。
ここまでは、よくある話かもしれません。
でも、私が本当に伝えたいのは「休め」という話ではありません。
最近、こんな言葉を目にしました。
うつ病を含めたいわゆる「心の病」は、
時に
「甘えだ」
「サボりだ」
「弱いからだ」
そんな言葉で片付けられてしまうことがあります。
でも、私は100%そうだとは思いません。
むしろ、
甘えられなかった人
サボれなかった人
弱い部分を見せられなかった人
そういう、真面目で、責任感が強く、
「人に迷惑をかけてはいけない」
「自分が悪い」
「もっと頑張らなければ」
そうやって“ちゃんとやろう”としてきた人ほど、心を壊してしまうのではないか。
なるほど、と思わされました。
新年になると、仕事始めで「今年の目標は?」と聞かれる場面も多いですが、
正直、こう答えてもいいと思っています。
無病息災。
これは、守りの言葉ではありません。
長く戦うための、いちばん攻めの目標です。
倒れない。
壊れない。
逃げない。
その状態を維持できている人だけが、今年も、来年も、選択肢を持ち続けられます。
今年はぜひ、
時には甘えて、
時にはサボって、
時には弱みを見せながら、
その代わり、
やると決めたときは、ちゃんとやる。
踏み込むときは、一歩前に出る。
選ぶときは、自分の頭で考える。
そんな一年にしていきましょう!
生きているだけで、丸儲け。
でも、生き残っている人には、次の一手を打つ権利があります。
2026年も、
「ちゃんと生きる」
その延長線上で、
「ちゃんと前に進む一年」に。
明日からも、そのくらいの気持ちで🌸
今年も一緒に、歩いていきましょう🐎
新年一発目でしたので、
少しゆるく、でも芯は強めのコラムでした🌸
━━━━━━━━━━━━━
サロンオーナー’sコラム #302
「借りない美学」が、選択肢を減らすこともある
━━━━━━━━━━━━━
さて、今日は資金繰りについてのお話です。
最近、不動産で大きな成功をされている知り合いの方と、じっくりお話をする機会がありました。
その方は、不動産を何十棟も所有されている、いわゆる「成功者」と呼ばれる方です。
世間で言うと、
・大胆
・攻めている
・リスクを取れる人
そんなイメージを持たれがちなタイプですが、実際に話してみると、とても冷静で、数字と現実をよく見ている方でした。
会話の中で、自然と話題は
「資金繰り」と「銀行との付き合い方」になりました。
その方は、さらっとこう言いました。
「銀行との付き合いは、どんどん良くした方がいいよ。借りられるなら、積極的に借りて使うべきだと思ってる。」
いかにも成功者らしい言葉です。
私自身も、
「良い借金はするべき」
という考えには賛成です。
ただ正直に言うと、
借金をしてレバレッジをかけ、
一気にスケールして大きな利益を狙いにいく、というやり方にはどうしても慎重になります。
失敗したらどうなるのか。
返せなくなったらどうするのか。
最悪のケースを、つい先に考えてしまいます。
多くの個人事業主の方も、きっと同じ感覚ではないでしょうか。
そんな私の反応を見て、その方は少し笑いながら、こう言いました。
「じゃあさ、リスクがない使い方をすればいいじゃないか。どのみち事業にお金は必要なんだろ?自己資金ならできるのに、銀行のお金だと出来ないのはなんで?同じ“お金”だよ。」
この一言は、正直かなり刺さりました。
頭では分かっています。
銀行のお金も、自己資金も、使い方次第だということは。
それでも、
実際に借りるとなると怖いわけです。
それが、現場で事業をしている人間の本音だと思います。
でも同時に、こうも思いました。
こういう感覚を一つずつ超えていく人が、結果として事業を大きくしていくのだろうな、と。
もちろん、正解は一つではありません。
・自己資金でコツコツ積み上げていく道
・借り入れを活用して一気にスケールする道
どちらが正しい、という話ではないと思っています。
大切なのは、
「借りるか、借りないか」ではなく、
「どう使うか」「何のために使うか」です。
借金が危険になるのは、
・売上が立つか分からないものに使うとき
・回収の見込みが曖昧な投資をするとき
・感情や焦りで使うとき
逆に言えば、
・すでに利益が出ている事業の拡張
・固定費を下げるための設備投資
・人の時間を生むための仕組み化
こうした使い方であれば、借り入れは「リスク」ではなく、単なる道具になります。
ここで、もう一つ大事な視点があります。
多くの個人事業主が、無意識にこう思っています。
「借りない=堅実」
「無借金=安全」
これは半分正しくて、半分間違っています。
なぜなら、
借りないこと自体が、選択肢を減らすリスクになる場面もあるからです。
・資金が足りずチャンスを逃す
・自己資金を減らしたくなくて判断が遅れる
・守りに入りすぎて、身動きが取れなくなる
これは
「無借金だけど、自由度が低い状態」とも言えます。
私が最近、資金繰りを考えるときに、必ず自分に問いかけている質問があります。
「このお金は、未来の自分をラクにするか?」
「判断の自由度を上げるか?」
「選択肢を増やすか?」
この3つです。
金額の大小ではありません。
借りるかどうかでもありません。
“自由度が増えるかどうか”
ここだけを見ています。
借金は、正直怖いです。
これは事実です。
でも、
何も知らずに避けるのも、
何も考えずに突っ込むのも、
どちらも危険です。
だからこそ、
・学ぶ
・試算する
・選択肢として持つ
この距離感が、個人事業主にとって一番現実的だと、私は思っています。
あの不動産の方が言っていた
「同じお金だよ?」
という言葉は、
借りろ、という意味ではなく、お金をどう扱っているかを見直せ!というメッセージだったのだと、今は感じています。
「借りない美学」は、確かに美しいです。
でも、それが自分の首を静かに締めているなら、一度立ち止まって考えてもいいのかもしれません。
攻めるために借りる必要はありません。
でも、守るために“借入という選択肢”を知っておく、これは、立派な経営判断です。
今日の話が、
お金を「増やす話」ではなく、
お金で「自由を失わない話」として、皆さんの中に残れば嬉しいです。
焦らず、無理せず。
でも、学ぶことからは逃げずに。。。
それが、個人事業主にとって
一番現実的で、一番長く続く“攻め”だと、私は思っています。
━━━━━━━━━━━━━
サロンオーナー’sコラム #303
「花園で見る、“本気で生きる姿”」
━━━━━━━━━━━━━
毎年、年末年始になると高校ラグビーを観ます。
全国大会が行われる花園ラグビー場には、ベスト8あたりから、できる限り現地に足を運ぶようにしています。
そして今日は、仕事の合間に決勝を観に行ってきました。
特別、知り合いがいるわけではありません。
強烈に応援している高校があるわけでもないです。
強いて言えば、関西出身なので関西の高校を応援する、それくらいです。
それでも、見るからには中途半端には見ません。
注目校、注目選手。
春・夏の成績。
ここまでどんな試合をしてきたのか。
どんな時間を積み重ねて、この冬、花園に立っているのか。
そこまで理解した上で観る高校ラグビーは、本当に胸に来ます。
勝ち負け以上に、
「ここに立つまでの物語」が、はっきり見えてくるからです。
私は、競技としてはずっとバスケットをしてきました。
ラグビー経験者ではありません。
それでも、高校ラグビーを観ていると、競技の違いを超えて、確実に伝わってくるものがあります。
それは、
「一瞬に、すべてを賭ける覚悟」です。
花園のピッチに立っている選手たちは、先のことを考えていません。怪我すら恐れていないように見える瞬間があります。
この後どうなるか。
負けたらどうするか。
評価されるかどうか。
そんなことよりも、
今、この一歩。
今、このタックル。
今、このスクラム。
そこに、すべてを置いています。
勝てば、全力で笑い、
負ければ、全力で泣く。
仲間と一緒に、本気で戦った結果として、本気で感情を出しています。
その姿は、大人がいつの間にか忘れてしまった「生き方」そのものだと、私は思います。
大人になると、どうしても守りに入ります。
仕事。
お金。
立場。
責任。
失敗しないように。
傷つかないように。
波風を立てないように。
気づけば、本気で何かに賭けること自体を、避けるようになります。
ただ、これは決して悪いことではありません。
それが「大人になる」ということでもあるからです。
でも、花園に立つ高校生たちは違います。
失敗するかもしれない。
負けるかもしれない。
それでも、逃げない。
「やらない理由」ではなく、
「やる理由」だけを持って、
グラウンドに立っています。
今日の決勝も、どちらが勝ったか以上に、そこに立っていた全員の“覚悟”が、強く、深く、心に残りました。
私は毎年、この高校ラグビーの時間が大好きです。
自分が、どれだけ本気で生きているかを突きつけられるからです。
(ここは共感者0人かもしれませんが、準決勝の桐蔭学園と大阪桐蔭の試合は、正直、号泣ものでした)
ただ日々をこなしていないか。
安全な選択ばかりしていないか。
本当は踏み込めるのに、避けていないか。
花園で見る高校生たちは、そんな自分に、強烈な何かを投げつけてきます。
今年もまた、熱くて、まっすぐで、胸を打つ時間をたくさんもらいました。
このエネルギーを、ちゃんと自分の仕事と人生に持ち帰って、また一年、前に進もうと思います。
しっかり今を全力で生きる高校生たちの姿を、大人として、経営者として、目を逸らさずに…
そんなことを、
花園のスタンドで強く感じた一日でした🏉
━━━━━━━━━━━━━
サロンオーナー’sコラム #304
「信頼は、5秒の行動から生まれる」
━━━━━━━━━━━━━
今週は、私の日常の中で感じた「学び」を、皆さまにお届けしています。
私は自宅から歩いて5分ほどのところに、よく行く郵便局があります。
利用頻度はそれなりに高く、顔見知りと言うほどではありませんが、いつも受付にいる男性職員の方がいます。
年齢はおそらく20代後半から30代前半。
いわゆる、感じの良い好青年です。
その方は、来たお客さん一人ひとりに、必ず何か一言声をかけます。
「今日も寒いですね」
「お買い物の帰りですか?」
「いつもありがとうございます」
正直に言うと、私はどちらかというと声をかけられたくない派です。笑
用事を済ませて、さっと帰りたい。必要以上の会話はいらない。そう思うタイプです。
それでも、何度も通い、何度もそうやって声をかけられると、不思議なもので、少しずつ親近感が湧いてきます。
声をかけられるのが得意ではない私でも、笑顔で挨拶されると、嫌な気はしません。
実はこのコラムを、郵便局からの帰り道に書いています。
先ほどレターパックを購入し、その方に渡したのですが、その際に出た小さなゴミを、私は手に持ったままでした。
すると、その方が一言。
「ゴミ、貰っときましょか?」
どこで見ていたのか分かりませんが、私の手元に気づき、さっと受け取って捨ててくれました。
郵便局にはゴミ箱もありますし、自分で捨てられるものです。
それでも、
気づいて、声をかけて、動く。
その一連の流れに、少し驚かされました。
大都市でない限り、郵便局という場所は自然と地元の人との関わりが生まれます。
お年寄りの方も多く、横で見ていると、
「あ、この人は常連だな」
と感じる場面もよくあります。
(郵便局に“常連”があるのかは分かりませんが)
つまり、その郵便局ではなく、
「あの人がいる郵便局」として
足を運んでいる人が、確実にいるということです。
郵便局は、物流の場所であると同時に、金融商品も扱う立派な接客業です。
よく分からない人や、不安なお年寄りは当然
「いつも良くしてくれる人」に相談します。
これは、どの業界でも同じです。
私はスピリチュアルは正直あまり好きではありません。
ですが、「空気」や「雰囲気」が人に与える影響は、確実にあると思っています。
いつも不満を言っている人。
悪口を言っている人。
誰かを下げることで、自分を保とうとする人。
そういう人の周りには、
やはり似た空気が集まります。
逆に、
・感じがいい
・気づける
・余計なことを言わない
・小さな親切を、当たり前にやる
そういう人は、言葉にしなくても、自然と信頼されていきます。
信頼は、スキルや実績よりも先に、日常の「5秒の行動」で決まることが多いと、私は思います。
ゴミに気づく。
声をかける。
一歩、余計に動く。
それだけで、
「あの人に相談しよう」
「あの人なら大丈夫」
という評価が、信頼が、静かに積み上がっていきます。
派手な営業も、うまい言葉も必要ありません。
SNSで語る理念より、セミナーで話す理想論より、
“普段、どう振る舞っているか”
それが、そのまま仕事の評価になります。
これは、郵便局でも、会社でも、個人事業主でも、まったく同じです。
信頼は、取りに行くものではなく、日々の姿勢の「副産物」です。
今日、郵便局のカウンター越しに見たのは、テクニックでも、マニュアルでもありません。
「この人、なんか感じ良いなぁ」
これです。この、なんか感じ良いなぁ。これがとても大切だと私は思います。
皆さんの日常にも、きっと同じ“5秒”が、何度も訪れているはずです。
その5秒を、どう使うか。
それが、長い目で見た時に、仕事と人生の差になっていくのだと私は信じています。
━━━━━━━━━━━━━
サロンオーナー’sコラム #305
「1,600円のコーヒーが、安いと感じる理由」
━━━━━━━━━━━━━
今日は大阪の梅田で打ち合わせをしてきました。
私は自分で言うのもなんですが、かなりのケチです。ただし、いわゆる“心が貧しくなるケチ”ではありません。
100円安い卵を求めて車で15分走ったり、大切なお客様への手土産をケチったり、そういうことは一切しません。私のケチさは、少し種類が違います。
たとえば、1万円があるとします。
「安いから」「セールだから」という理由だけで、本当は必要でもないものを勢いで買う。
これは、私にとっては最悪の使い方です。
一方で、椅子、ライト、キーボードなどの小さな道具や環境改善。日常の動きが少し変わり、積み上がっていくもの。
これは、私にとっては最高の使い方です。
この2つは、同じ1万円でも価値がまったく違います。
私は、無駄なお金は1円も使いたくありません。
でも、必要だと判断したら10万円でも即決します。そんなタイプのケチです。
さて、冒頭に戻ります。
私は普段、梅田で打ち合わせをすることがほとんどありません。年に数回あるかどうかです。
ただ、その数回の梅田での打ち合わせでは、必ずと言っていいほど同じ場所を指定します。
ホテルグランヴィア大阪のティーラウンジです。
少し暗めの照明。
行き届いた丁寧な接客。
ふかふかのソファー。
そして、美味しいコーヒー。
空間そのものが、整っていて洗練されています。
当然、値段は高いです。
今日頼んだホットのウィンナーコーヒーは1,600円。ドケチな私からしたら、普通ならありえません。缶コーヒー16本分です。
それでも、この「年に数回の梅田での打ち合わせ」に限って言えば、私はこの1,600円をとても安いと感じています。
理由は単純です。
これはコーヒー代ではなく、
・場所代
・環境代
・集中力
・気持ちの余裕
・打ち合わせの質
それらすべてを含んだ“仕事の投資”だからです。
もし、騒がしいカフェで、席を気にしながら、落ち着かない状態で話をしたら、同じ1時間でも、中身はまったく違うものになります。
何が言いたいかというと、お金を稼ぐことは、もちろん大切です。ただ、それ以上に大切なのは、お金をどう使うか。しかも、適切に使えているか。
皆さんは、何のためにお金を稼いでいますか?
生活費も含めれば、答えはほぼ100%「使うため」なはずです。では、ちゃんと使えていますか?
安いから。
なんとなく。
惰性で。
そうやって消えていくお金と、自分の時間、集中力、判断の質、生活の質を一段引き上げてくれるお金。これは同じ金額でも、残るものはまったく違います。
私は、この梅田のグランヴィア大阪での打ち合わせを、今でもとても楽しみにしています。ただし、お金があったとしても毎回は行きません。
特別感が薄れるからです。
価値は、頻度が高すぎると下がります。これは、お金も体験も同じです。
ケチとは、使わないことではありません。
「使わなくていいところ」と
「使うべきところ」を
はっきり分けられることだと私は思っています。
安いから買う。
なんとなく払う。
惰性で続ける。
そういう支出は、お金だけでなく、集中力も、判断力も、何なら人生の豊かさもじわじわ削っていきます。
一方で、
環境を整えるための支出。
思考がクリアになる支出。
仕事の質が一段上がる支出。
生活が豊かになる支出。
これは“贅沢”ではなく、未来の自分への投資です。今頑張っている自分への投資です。
私はこれからも、無駄なお金は1円も使いません。でも、必要だと判断したところには、迷わず使います。
ケチであることと、価値が分かることは、矛盾しません。むしろ、長く生き残る人ほど、お金の使い方に、異常なくらいシビアです。
あなたが今日使ったお金は、
ただの消費でしたか?
それとも、判断の質や生活の質を一段上げる投資でしたか?
その差は小さく見えて、チリ積もです。
長い目で見ると、はっきりと人生の質に結果として出ます。
無駄な1万円、必要な1万円。
仕事でも、人生でも、一度考えみてください。