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サロンオーナー’sコラム #296
2025年、よく生き残りました。
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年末が近づいてきました。
この時期にコラムを書いていると、当然1年を振り返ってしまいます。
まず最初に、これだけは言わせてください。
2025年、本当にお疲れさまでした。
これは、自分自身にも、そして今読んでくれている皆さまにも贈りたい言葉です。
よく、ここまで来ました。
よく、投げずに続けました。
よく、生き残りました。
本当に、それだけで十分です。
今年、思うような結果が出なかった人も多いと思います。
むしろ、去年より数字が落ちた人の方が多いかもしれません。
「頑張ってるのに、なんでだろう」
「どこかで判断を間違えたんだろうか」
そんなことを、何度も考えた1年だった人もいるでしょう。
私個人の感覚ですが、2025年は“結果が出にくい年”だったと思っています。
物価は上がり、
人件費は上がり、
広告は効きづらくなり、
お客さんは慎重になり、
でも私たちの金銭的な負担は確実に増えたからです。
個人総研にも、
「今年で事業をたたみます」
「もう一度、雇われに戻ります」
そんな声が、例年より多く届きました。
その中で、
・事業を続けた
・店を閉めなかった
・投げ出さなかった
これだけで、もう十分すぎる成果です。胸を張っていい、私はそう思います。
個人事業主や経営者は、
基本的には、誰にも守られていません。
収入保証もない。
退職金もない。
失敗したら自己責任。
うまくいっても、周りのおかげ。
それでも毎朝起きて、不安を抱えながら、仕事に向かうわけです。
これ、皆さま当たり前にしていますが、普通のことじゃありません。
もはや、ソルジャーです。
自分で選んだ戦場で、誰にも守られずに戦っている兵士です。
ニュースでは
「倒産件数が増加」
「中小企業が厳しい」
そんな言葉をよく耳にします。
でもその裏側には、名前も出ない“戦死者”が山ほどいるのだと私は思います。
皆さまは、その中にいません。
生き残っています。
それだけで、はっきり言って強く、そして素晴らしいことです。
日本の人口のほんの一部にいる、生き残った側の人間です。
まぎれもなく、能力者ですね。
今年、私たち経営者は、何かを諦めたかもしれません。
やりたかったことを後回しにしたかもしれません。
自分より、他人を優先したかもしれません。
でもそれは、逃げではありません。生き残るための選択です。結果、生き残ったのであればそれは正解です。
経営者は、1日に膨大な判断を迫られます。
その中で私は、年々こう思うようになりました。
「やらない判断」ができる人ほど、強い。
やらない。
増やさない。
無理をしない。
これは守りではなく、生き残るために、あえて選ぶ強さです。
個人総研も2025年は、派手に伸ばした年ではありません。
淡々と、静かに、耐えながら、
結果として利益を積み上げた年でした。
毎年この時期にコラムを書きながら、私はこう思います。
「今年も、ちゃんとやったな」
「今年も、なんとか生き残ったな」
年末くらいは、自分を責めるのをやめて、胸を張って自分を褒めてあげてください。
その実感こそが、来年前に進める大きな燃料になります。
明日は、「今年、やらなくて正解だったこと」について、もう少し具体的に書きます。
今日はまず、ここまで来た自分をねぎらいましょう。
2025年、本当によく生き残りました。
経営者であっても、
雇われていても、
投資家であっても。
今年の1月に始めたことを、
多少カタチを変えたとしても、この12月まで続けてきた皆さまへ。
心からの敬意を込めて。
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サロンオーナー’sコラム #297
2025年、やらなくて正解だったこと。
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昨日のコラムでは、
「2025年、よく生き残りました。」そう締めました。
今日は、その続きです。
年末になると、よくこんな声を聞きます。
「今年はこれができなかった」
「もっと挑戦すべきだった」
「動けなかった自分が情けない」
でも私は、今年を振り返っていて、少し違う見方もあるのではないかと感じました。
2025年は、
“やらなくて正解だったこと”が多い年だと感じました。
本やYouTube、ビジネスの本を見ると、いつも同じような言葉が並びます。
・もっと動け
・もっと広げろ
・挑戦しろ
・スピードを上げろ
・攻めろ
私自身も、起業当初はそうした言葉を信じて、止まらず走り続けてきました。
止まったら、事業が終わってしまう気がしていたからです。
でも、2025年の私の感じた現実は、
物価は上がり、
固定費は重くなり、
人は簡単に辞め、
広告は効きづらく、
景気は回復していると言われても、
実感はあまりない。
そんな一年でした。
その中で、無理に事業を拡大しませんでした。
借金もしませんでした。
どちらも堅実で、意味のある経営判断であったと今は思います。
目立つ成果がなくても、根をしっかり張っていれば、事業は簡単には倒れません。
私の持論に、「負けなければ、負けない」
というものがあります。
何を言ってんだって話ですが、勝てなくても、負けなければ、生き残り続けるということです。
やらなかったからこそ、体力が残ります。
増やさなかったからこそ、資金が残ります。
無理をしなかったからこそ、心が折れません。
これらもすべて、立派な成果であると私は考えます。
以前の私は、
「現状維持は衰退だ」
と思っていた時期もありました。
でも今は、戦略的な現状維持は、成長の一つの形だと考えています。
経営者はどうしても、
「何をやったか」で自分を評価しがちです。
けれど、経験を重ねるほど、
「何をやらなかったか」が結果を分ける場面も増えてきます。
・合わない仕事を無理に続けなかった
・利益の出ない業務を見直した
・時間だけ消耗する関係から距離を取った
・背伸びした経営を控えた
これらは後退ではありません。
整理であり、選択であり、事業を続けるための判断です。
個人総研でも今年は、
「やらない」と決めたことがたくさんありました。
派手な拡大や、無理な人員増、必要のない借入、などです。
その代わりに、社外よりも社内に目を向け、会社としての在り方や、ガバナンス、社内制度を整えることに力を入れました。
地味で、時間もかかります。
でも、確実に土台になり、それは来年以降にもつながります。
もし今、
「今年は何もできなかった」
「成長していない気がする」
そう感じている方がいたら、
一度だけ、こう問い直してみてください。
「今年、やらなくてよかったことは何だろう?」
それが一つでも思い浮かぶなら、その判断はきっと、経営者としての経験値になっているはずです。
派手な成功があった人は、もちろん素晴らしいです。
でも、
・大きな失敗をしなかった
・引き返す判断ができた
・無理をしない選択ができた
そう思えるなら、2025年は十分に“合格”だと思います。
昨日の話に繋げると、それでも生き残ってるわけですから。
経営は、毎年必ず前進しなくてもいいと思います。ときには、踏みとどまる年も必要です。
その年に積み重ねた判断や経験は、必ず未来にいきてくるはずです。
私たちにとって、2025年はそういう一年でした。
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サロンオーナー’sコラム #298
村島の大好きな漫画の名言ベスト5
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毎年、年内最後のコラムは来年の目標、1つ前は1年の振り返りをしますので、今日のコラムが情報発信としては年内最後になります。
何を書こうか迷ったのですが…
特にテーマもなく。
私が大好きな漫画から、大好きな名言を5つ選んでみました!
生きていると、仕事をしていると、正解が見えなくなる日があります。
どうしようもなく苦しい時間もあります。
努力しても報われない日。
人と比べて落ち込む日。
立ち止まってしまう日。
そんなとき、私はいつも漫画に救われてきました。
今日は「綺麗事じゃない」「現実を生き抜く言葉」だけを選んでみました!
🏆第5位
NARUTO
(うずまきナルト)
俺が知りてーのは
楽な道のりじゃねェ
険しい道の歩き方だ
人間誰しも楽な道を選びがちです。楽な方が、楽ですからね。
でも、やっぱり生きていると険しい道も進まなくてはなりません。
そんな時に私はこの言葉を思い出します。
覚悟が決まっていないうちは、楽な道を探しがちです。人生も仕事も同じだと思うんです。
ナルトが言う「険しい道の歩き方」とは、苦しい現実から決して逃げない姿勢そのもの。
失敗しない楽な方法ではなく、険しいけど成功する方法を、楽で諦めてしまう道ではなく、失敗しても立ち上がれる険しい道を。
近道の地図ではなく、転んだ後の歩き方を。
私はいつもそんな険しい道の歩き方を模索しています。
🏆第4位
はじめの一歩
(鴨川源二)
努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし!
成功した者は皆すべからく努力しておる!!
この言葉ほど、現実的で残酷で、誠実な言葉はないと思います。努力=成功ではありません。そんなに世の中甘くないからです。でも成功者は例外なく努力しています。
イーロンマスクでも、大谷翔平でも、報われる保証はなくても、それでもやっています。それが覚悟です。社会人とは、報われない可能性を理解した上で、努力を続ける人たちです。結果が出なくても、自分の積み重ねを否定せず、それは未来への土台になります。努力が実らなくても、まだ努力の途中なんだと、頑張れる名言です。
🏆第3位
ハイキュー!!
(田中龍之介)
バレー部の中で現時点で俺が一番である部分は無い。それが何かを諦める理由にはならないし言い訳にもならない。つーかそもそも普段そんな事考えない。でも半年に一回くらい限りなくメンタルがマイナス寄りになった時に思う。自分は平凡なんだと。
ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか!
この言葉は、一昨日コラムで書いた生き残ってるだけで特別で秀才な皆さまに、というよりかは、時折自分に投げかける言葉です。
私はもしかしたら優秀では?と思っていたこともありました。その度壁にぶちあたって、そうでもないと気付かされました。自分は平凡なんだと。
自分は平凡だと気づいた瞬間、人は二択を迫られます。諦めるか、続けるか。田中は後者を選びました。
才能がないからやめる?それは一番楽な言い訳です。仕事も同じです。
突出していなくても、続けている人間が最後に残ります。
私は天才でも優秀でもありません。平凡です。だからこそ、下を向いている暇はありません。平凡を舐めるなよ!です。
🏆第2位
あひるの空
(車谷智久)
走りっぱなしのやつなんてこの世にいない。
進んで止まって。
止まって進んで。
人はそれを「歩み」と呼ぶのだ。
止まることを「負け」だと思っている人は多いです。でも、それは違うと思います。止まるのは、進むための戦略です。進み続けるだけでは、人は潰れてしまうと思うんです。というか単純に疲れます。
進んで、止まって、また進む。それが人生だと思います。止まって見える景色も良いもんです。歩みとは、前進の速さではなく、継続できるリズム。止まることは悪くありません。それは次に進むために必要不可欠な時間です。
🏆第1位
WORST
(梅星政司)
他人を羨むな!!
他人を羨むってことは自分を否定するってことだ!
そんなんじゃーミジメな人生を送ることになっちまうぞ!
強くなりたいと願うことは構わない。
だがそれは他人と比べるようなもんじゃないんだ!
他人は他人、自分は自分!
人生すべての答えは己の中にあるんだ!
この言葉は、私の大好きな言葉です。人はないものねだりをする生き物です。特に今はSNSが発達しているので、きらびやかな世界に憧れ、嫉妬し、自分なんて…とみじめになります。
そんな時、人生の軸を取り戻してくれるこの言葉が大好きです。他人を羨んだ瞬間に、主導権は他人に渡ります。比較した時点で負けです。強くなりたいと思うのは正しいですし、あの人より、と原動力にするのも良いことです。
でも基準を他人に置くのはよくありません。なぜなら人生は競争じゃないからです。
自分の人生の主人公は自分です。
あなたの大切な人は誰ですか?大切なものは何ですか?全部、己の中にあるはずです。
それを見ましょう。
どうでしたか?
仕事も人生も、
折れそうな日は必ず来ます。
迷う日もあります。
そんな日に、誰かの言葉が背中を支えてくれることがあります。
漫画の1つのセリフが人生を大きく変えてくれることもあります。
正解がなくなったら、誰かの生き方を借りれば良い。
それも立派な前進だと、私は思います。
今日はその一つになれたなら嬉しいです。
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サロンオーナー’s コラム #299
🙅♀️ 今年の振り返り 🙆♂️
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毎年恒例の振り返りコラム、今年もお届けします。
まずは、今年も多くの方々に支えられてここまで来ることができたこと、代表として心より御礼申し上げます。
本当に、ありがとうございます。
2025年は、個人総研にとってとても大きな1年となりました。
創業当時から目標として掲げていたオンラインサロン加入者300名。この数字を、今年ついに達成することができました。
サロンメンバーさんの中には、お話ししたことがある方もいますが、私にとってこの「300名」という数字は、単なる人数目標ではありませんでした。
この数字を設定した理由は、自分の目がきちんと届く範囲であること、を何より大切にしたかったからです。
現在ご参加いただいている皆さまの多くとは、直接お会いしたり、電話やZoomでお話ししたりと、ほぼ100%直接話しています。
人数が増えれば増えるほど、
一人一人と向き合う時間や、細かな管理には限界が出てきます。
私自身の経験値からの予測として、300名〜350名ほどが、責任を持って社内で関われる上限だと感じていました。
そのため、今年11月末をもって、一部例外を除き、新規の受付を一旦停止する判断をしました。
これは、とても前向きで、そして嬉しい決断でもありました。
また、ここ数年にわたり繰り返しお伝えしていますが、私たちは会社としての責任を果たすことを何より大切にしています。
日々の業務や提出物については、すべて把握し、確認し、必要に応じてご本人へ連絡を行っています。
第三者が見ても説明できる形で、日々の運営を行うことを常に意識しています。
会社に所属し、会社からの業務を行う。これは決して特別なことではなく、当たり前のことです。
ただ、その「当たり前」を維持し続けるためには、相応の管理と手間が必要になります。
正直なところ、この管理を丁寧に行えるのも、今の規模だからこそだと感じています。
以上の理由から、創業時から掲げてきた「300名」という目標を超え、無事にここまで来ることができたことは、私にとって本当に大きな節目となりました。
これからも、人数を追うのではなく、一人一人と向き合える体制を守ることを最優先に、
個人総研を運営していきたいと考えています。
そして、年末を迎える今、改めて感じていることがあります。
それは、「何をやるか」よりも、「どう在り続けるか」 が、事業にとっていちばん大切だということです。
今年は、人数を増やすことや規模を追うことよりも、ひとつひとつを丁寧に確認し、足元を整えることに多くの時間を使いました。
振り返ってみると、派手な一年ではなかったかもしれません。
けれど、続けていくための基礎を、しっかり作れた一年だったと感じています。
この土台があってこそ、来年の話ができる。そう思えるところまで、ようやく来ました。
明日のコラムでは、この一年を踏まえたうえで、2026年に向けての目標をお話ししたいと思います!
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サロンオーナー’sコラム #300
2026年に向けた目標と宣言
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まずは、このコラムで300回目です。
数字だけ見ると「300回」ですが、月に一週間、月曜から金曜まで書き続けて、気づけば約5年半。
忙しい日も、しんどい日も、
書くことがない日もありました。それでも続けてこられたのは、読んでくれる人がいたからです。
本当に、ありがとうございます。
また、本日をもって、個人総研は年内の営業を終了しました。明日から冬季休業に入ります。
今年も本当にたくさんのご支援をいただき、すべてに心から感謝しています。
さて、今日は2026年に向けた「目標」と「宣言」をお伝えします。
2026年、個人総研が目指すのは「もっと派手に」でも「もっと大きく」でもありません。
目指すのは、“続けられる人が、ちゃんと報われる場所”であり続けることです。
世の中は、
・すぐ結果を出せ
・早く成功しろ
・目立て
・拡大しろ
そんな声で溢れています。
でも現実には、静かに、地道に、投げずにコツコツ続けている人の方がよほど強く、価値があると、私は思っています。
2026年は、派手な成功よりも、一人一人が「安心して続けられる環境」をさらに整えていきます。
不安を煽らず、過度な夢を売らず、現実から目を背けない。
その代わり、
・ちゃんと考える
・ちゃんと悩む
・ちゃんと選ぶ
そんな大人の経営者・個人事業主が、胸を張って集まれる場所であり続けたいと思っています。
経営は、気合だけでは続きません。理念だけでも続きません。続いている組織には、必ず理由があります。
2026年、私はその理由を
さらに強く、太く、明確にしていきます。
最後になりますが、
皆さま、そして皆さまのご家族、大切な人たちが、健康で、穏やかで、希望のある新年を迎えられることを、心から願っています。
引き続き、個人事業主総合研究所を、よろしくお願いいたします。
なお、SDGs推進の一環として、本年も年賀状でのご挨拶は控えさせていただきます。
何卒ご理解ください。
それでは皆さま、
良いお年をお迎えください🎍🌅
株式会社個人事業主総合研究所
代表取締役 村島 弘将