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 職場がいい方向に進む🤝
 《職場の目標 かきくけこ》
  並川 竜彦@データ入力
        (元公務員)
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今週のコラムは、初登場✨
並川さんにご担当いただきます!

🧑🏻‍💼まずは並川さんってどんな人?

徳島県庁で38年間の公務員生活をまっとうし、今年3月にご退職。
法務局・県庁にて登記事務/総務/会計/出納室長まで、多様な実務に従事されました。

その傍ら、なんと通信制大学で学びながら「日本語教員免許」も取得された努力家。
まさに「学び続ける大人」のお手本のような存在です✨

🖥️そして現在は…

退職後の4月から、在宅でのデータ入力業を開業!
屋号はなんと…
「チャッピーとあまなつ」🍊🐾

愛犬2頭の名前をそのまま採用した、ほんわか癒し系ネーミングです。実は、個人総研にも愛犬家が多いです🐶


🐶愛犬紹介
・チャッピー|♀ミックス11歳
県立動物愛護センター出身の保護犬。生後4ヶ月からの付き合いで、並川さんのよき理解者で、居間兼仕事場のケージから、日々しっかり並川さんの動きを観察👀

・あまなつ|♀ビーグル7歳
5歳の時はるばる関東から飛行機に乗ってやってきた冒険家。
今では奥様と“犬レベルで”通じ合う仲で、並川さんとチャッピーがちょっと引くほど。


✔️ 愛犬家
✔️ 公的機関での豊富な実務経験
✔️ 60代で個人事業主として新たな挑戦中
38年のキャリア、60歳での開業、愛犬との暮らし。
そんな並川さんだからこそ語れる、“職場をいい方向に進めるヒント”。

今回のテーマは
📘【職場の目標 かきくけこ】

日々の業務にすぐ活かせる、肩の力が抜けるような気づきが詰まっています。

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#1 最初の目標「か」
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皆様はじめまして。並川竜彦と申します。どうぞよろしくお願いします。今春60歳で退職し、自宅でデータ入力を始めました。屋号は「チャッピーとあまなつ」。常に私を見守って(見張って)くれている愛犬2頭の名前です。
 
私がご紹介するのは【職場の目標 かきくけこ】という五つから成る目標です。〈職場が少しずつ良い方向に進む〉ことを目指し、約4年前に私が定め実践してきました。ご参考になれば幸いです!
 
さて、一番最初の目標【か】は【風通しの良い職場】です。〈言うは易く行うは難し〉の典型みたいな目標です。とはいえ、風通しの良くない職場には、〈良好なパフォーマンスを発揮できない〉など、職場の根幹にかかわる問題が潜んでいます。
 
私は令和3年4月に、職員6人の部署へ異動しました。ちょうど決算業務のピークで、とにかく必死で処理を進めました。眉間にシワを寄せ、書類やパソコンばかり見ていた私は、〈話しかけるスキがない上司〉だったでしょう。
 
やっと一息つけたのは、5月上旬でした。改めて職場内を見渡すと〈シーン〉と静かです。コロナ禍中で窓やドアは開いており物理的な風通しは良いけれど、〈心理的な風通しは良くないかもしれない〉と不安になりました。
 
そこで私は、【まず一声かけること】に努めました。書類を担当者に返す際に「これ、面倒(めんど)かったやろ」と言ったり、横を通る時に「ええ天気やね」と言ったり。すると皆さん〈自分なりの返し〉をしてくれます。
 
忙しいことを言い訳に、私自身が殻に閉じこもっていたと反省しました。職場の風通しは徐々に良い方向に進んでいきました。
 
次回は【き】になります。お読みいただきありがとうございました!

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#2 「休む力」が職場を変える
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さて、今日お伝えする職場の目標【き】は、【休暇を取りやすい職場】です。あえて目標として掲げないと、容易に休めない職場もあります。〈業務量に見合う人員がいなくて、休む間がない〉など、理由はさまざまです。

私が退職前に勤めた部署では、職員の皆さんが「次、いつ休みます」と、計画的に年次有給休暇を取得してくれました。素晴らしいことです。本来なら上司の私が率先して休み、〈休暇を取りやすい雰囲気〉を作るべきでした。

私が休まなかった理由は、〈仕事が溜(た)まるのがイヤ〉だったからです。とても自己中心的な発想でした。職員さんから「休み取らんでもいけるん(大丈夫なの)ですか?」と気遣いされ面目ありませんでした。

私だって朝から気分が低迷し、家を出るのがイヤな日もあります。それでも定刻までに出勤してしまいます。そんな日に限ってイレギュラーな仕事が入り、〈やっぱり私がいて良かった〉と思うのです。

でも本当は〈私がいなくても職場は廻る〉くらいに、どっしり構え休めば良かったのでしょうね。

40年ほど前、ピカピカの社会人だった私が、部署の長から直伝された話をご紹介します。なぜこの話をわざわざ私にしてくれたのか。今になりその深い意味を知った想いです。

『僕は田舎の出張所で新採となって、所長と僕の二人しか職員がいないのに、その所長が病気がちでよく休む。でも仕事は待ってくれない。無我夢中で仕事をしていたら、わずか1年で何でも仕事ができるようになっていた』と。

所長さんにすれば病気とはいえ、新採の部下を独りにして休むのは不本意だったでしょう。でも、結果的に部下がたくましく育ったんですね!

次回は【く】になります。お読みいただきありがとうございました!

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#3 デスクが語る仕事力
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さて、今日お伝えする職場の目標【く】は、【クリアデスク・クリアスクリーンを実践する職場】です。これには、大きく分けて三つの目的があると思います。順にご紹介します。

【1.仕事の効率を高めるため】
退職前、私は職場をよく最終退出しました。火の元、戸締まりはもちろん、職員さんのデスクもサッと見渡していました。どの方もデスクを良い環境に保っていました。

「何々するの忘れないで!」と明日の自分にメモをしている方がいたり、用いるキットを整えている方がいたりと、工夫はさまざまでした。

〈自分にとって最適なデスク環境〉が、仕事の効率を更に高めてくれると思います。

【2.電子データを適切に保管するため】
仕事のデジタル化が急速に進行しています。見積もり、請求、出入金をはじめ、電子帳簿や電子契約など、あらゆるものが電子データのみで完結可能になっています。

私の元職場でも、紙の請求書はスキャンし、PDFデータを〈支払いの電子決裁〉に添付していました。検索するのも早くて簡単です!

スーパーなどのレシートもスマホで受信可能な時代です。デジタル化の流れに〈逆らわない程度について行けたらいいな〉と思います。

【3.緊急事態に対応するため】
かつて私の職場で、ある部署の職員さんがお亡くなりになりました。その際、故人の手帳には、業務のスケジュールが数ヶ月先まできちんと記入されており、大変助けられたそうです。

仮にいま私が命の危機に襲われたなら、たちまちの対応を近親者にしてもらうこととなります。やはり〈日頃から何でもよく分かるように整理しておく〉ことが第一ですね!

次回は【け】です。お読みいただきありがとうございました!

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 職場がいい方向に進む🤝
 《職場の目標 かきくけこ》
  並川 竜彦@データ入力
        (元公務員)
#4 “みんなが元気”の秘訣
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さて、今日お伝えする職場の目標【け】は、【健康に働ける職場】です。〈健康であるから働ける〉はもちろん、〈働いているから健康〉であるなら、とても素晴らしいですね。

【健康に働ける職場】を実現・継続するために必要なことは、何でしょう。長時間労働の解消、環境の最適化、福利厚生の充実など、いろいろあります。また、業種ごとの配慮も必要です。

労働時間など数値を目標にできるものは、比較的管理しやすいでしょう。一方、心の健康は、〈精神疾患による休職者を何人以下に!〉と目標を定めても、達成のロードマップは容易に描けません。

医師や保健師によるメンタルヘルス相談、ストレスチェックの活用など、対策は実施されています。では、最も困っている人に最適の対策が行き渡っているでしょうか?

草に例えるなら、強い草はどんどん伸びます。降り注ぐ日光や雨水を欲しいまま受け取り、青々としています。しかし、弱い草は強い草の影に隠れ、薄色でひっそりたたずんでいます。なのに全体をパッと見ると、みんな元気そうです。

職場のメンタルヘルスも、この例えに近いかもしれません。かねてより〈表立って見えないものを見たい〉と私は思っていました。そこで、「もしかしたら不調かな?」と気になる職員さんがいたら、個別面談を別室で行うようにしました。

すると、不調の内容を話してくれる人もいます。その場合、「もう少し負担を減らしましょう」とか、「一緒に進行管理しましょう」などと助言ができました。

このように理想的な初期対応ができた方は、必要なら早めに医療に繋げるし、経過も順調だったように思います。

明日は【こ】になります。お読みいただきありがとうございました!

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#5 いい職場は「かきくけこ」でできている
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最後にお伝えする職場の目標【こ】は、【交通事故・違反、労働災害のない職場】です。

【1.交通事故・違反について】
私たちは、いつ・どこで・どんな交通事故に遭(あ)うか分かりません。どんな場面でも、どんな交通手段でも、徒歩であっても危険は潜んでいます。

私は仕事を終え無事に帰宅する度に、〈なんとも言えない安堵感〉を味わっています。

と同時に、この〈安全・安心〉はいつまで続くだろうか。明日にも試練が待っているのではないかと、漠然とした不安も覚えます。

この不安を現実にしないため、これからも余裕を持った行動を心がけ、毎日を〈無事故・無違反の日〉にしたいと思います。

【2.労働災害(労災)について】
私が退職前に受講した「労働安全衛生講習」の中でも、特に実践的な講義内容を一つ要約してご紹介します。

☆職場の安全点検実施について☆
① 各持ち場の責任者は毎日欠かさず場内を点検し、災害の芽を一切見逃さないこと。
② 点検に当たり、【この現場でどんな事故が起こるか。職員にどんな危険が及ぶか】をイメージすること。
③ 災害の芽を察知したら、直ちに業務を止(と)め、防止措置を講じること。

私なりに例えてみます。
① 床に配線を止めている養生テープが浮きかけているのを発見
② 【職員が配線につまずき転倒し、机の角に頭をぶつけ大ケガをする】と予測
③ 現場一帯を「立入禁止」とし、モール(かまぼこ型)を用いて固定完了

労災防止のために、これからも〈想像力を大いに働かせ、アクシデントを未然にイメージする力〉を高めたいと思います。

皆様、これで【職場の目標 かきくけこ】のご紹介を終わらせていただきます。ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました!

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