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サロンオーナー’sコラム #266
個人事業主こそ、AIを味方に。

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個人事業主、フリーランス、業務委託、株式投資家、家賃収入を得ている方たち。
皆さまは自由に働く一方で、孤独な決断を迫られる場面も多い人たちです。

大きな会社なら、上司や同僚にすぐ相談できます。
でも個人事業主は、誰にも相談できず、全て自分で判断しなければならない瞬間が山ほどあります。
資金繰り、契約、集客、顧客対応、税金、そして日々のちょっとした不安。
どれも「ちょっと聞きたいだけなのに、誰に相談したらいいかわからない」ことばかりです。

もちろん、そんな時のために個人総研があるので、もっともっと積極的にご相談ください!

ただ今日は別の話です。
そんな中で、今ものすごい味方になり始めているのが、ChatGPTをはじめとしたAIの存在です。

AIは、24時間365日、私たちの質問に応えてくれます。
しかも、返ってくるのはただの検索結果ではありません。
状況に合わせて整理されたアドバイスだったり、悩みを一緒に噛み砕いてくれる壁打ち相手だったり。
ときには、まるでそっと背中を押してくれるような言葉を届けてくれることもあります。

例えば、こんな使い方ができます。

⚫︎確定申告のミスに気づいたけど、どう対応する?
⚫︎営業メール、どんな言葉を添えたらいい?
⚫︎新しいサービス、どんなターゲットに響きそう?
⚫︎売上が落ちたけど、何を見直したらいい?
⚫︎顧問税理士に聞く前に、基礎知識を整理したい!

これまでなら「わざわざ専門家に相談するほどでもない」と思ってモヤモヤ抱えていた悩みを、まずAIにぶつけてみる。
そして整理された状態で、個人総研や、必要なら本当に専門家に相談する。
そんなふうに使えば、時間もお金も効率的に使えるようになります。

AIは、代わりに行動してくれるわけではありません。
でも、「次にどう動けばいいか」を一緒に考えてくれる存在です。

これからの時代、AIを上手に使える個人事業主が、確実に差をつけていきます。
孤独な戦いを、ひとりで抱え込まないために。
AIというもうひとつのパートナーを、ぜひあなたの味方につけてください。

次回は続編コラム(「実際にこう使う!」具体例編)

を配信します!

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どうでしたか?タメになりましたか?
実はこのコラムも、私の意思や考え、読み手を伝えて、ほとんどAIに書かせたものです!

ものの1分です。

私は文字を書くのが好きで、コラムも好きなので、全て自分で書きたい派です。
あまりAIを使いたくはないのですが、やはり言い回しや言葉づかい、表現の仕方は、AIの方が優れていると感じることも多々あります。

自分の思いをきちんと相手に届けるためにも、自分のためではなく、伝えたい相手のためにあえてAIを使っています。

『AIなんて、、、ふんっ!』

と思っていた私が今ではAIにどっぷりです。
騙されたと思って、ぜひ事業に活かしてください!

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サロンオーナー’sコラム #267
実際にこう使う!個人事業主×ChatGPT活用術

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AIが身近な存在になった今、個人事業主にとっても、ChatGPTの活用はどんどん「当たり前」になりつつあります。
とはいえ、「便利そうだけど、何に使えばいいの?」と感じている方も、まだ多いかもしれません。

そこで今回は、私たちが実際に活用しているChatGPTの使い方をできるだけ具体的にご紹介します。

まずひとつは、「アイデア整理」。
新しいサービスや企画を考えるとき、私たちはよくChatGPTに“壁打ち”をしています。
「〇〇向けの新サービス案を5つ出して」と頼むだけで、あっという間に叩き台が完成。
それをヒントに、自分の頭で深掘りしていけばOKです。
ゼロから生み出す苦しさが、大きく軽減されます。

次に、「文章作成の補助」。
営業メールの冒頭、プロフィール文、提案書のひとことコメントなど、「なんとなく言葉が出てこない」ときは、ChatGPTに相談。
「ターゲットは誰か?」「目的は何か?」を伝えれば、複数の選択肢を提示してくれます。
そこから自分らしい言葉に整えるだけで、ずっと早く、伝わりやすい文章が仕上がります。

また、「事務的な調べもの」にも非常に役立ちます。
たとえば「インボイス制度で気をつけるポイントを3つにまとめて」「副業で20万円以上の所得がある場合の確定申告ってどうなるの?」など、ネット検索よりも圧倒的に速く、要点が絞られた情報が返ってきます。
もちろん最終確認は税理士や社労士など専門家の仕事ですが、“相談の前段階”として非常に使えるツールです。

さらに最近、「これ便利すぎる」とよく驚かれるのが音声入力との組み合わせです。
手が離せないとき、考えをまとめきれないとき、スマホのマイクに向かって“ひとりごと”のように話すだけ。
ChatGPTがそれを自然な文章に整えてくれます。
話すことで思考が整理され、しかもそれがそのまま企画書や連絡文になる。
このスピード感と手軽さは、一度使うと手放せません。
ちなみに、PDFを読み込ませて、それをもっと良くさせたり、スマホで撮った画像を読み込ませて、調べ物をさせたりと、本当に何にでも使えます。

他にも、

・税務署や国税庁のURLを貼り付けて、専門家の目線から要点をまとめてもらう
・自分の文章を貼って「もっとやわらかく」「もっとビジネス寄りに」と口調や目的に応じてリライトしてもらう
・制度や法律の変更点を「今どうなってる?」「うちの業態に関係ある?」と聞いて、概要と影響を整理してもらう
・思いついたアイデアやメモを音声で話すだけで、文章や企画書のたたき台に整えてくれる

など、「検索×文章×思考整理」という領域では、もはや欠かせない存在です。

それでも、「AIには抵抗がある」という声があるのも事実です。
でも思い出してみてください。

かつて、ガラケーからスマホへ。
現金からキャッシュレスへ。
テレビからYouTubeへ。
どれも最初は不安があったけれど、今では私たちの生活に自然に溶け込んでいます。
AIも、まさにその延長線上にある技術です。

テクノロジーは、私たちの選択肢を広げる道具です。
脅威ではなく、使いこなすものです。
ChatGPTは、決して“すべての答え”を持っているわけではありません。
でも、“思考を前に進めるための相棒”には、なってくれます。

「なんとなく抱えていた不安が、言葉になった」
「頭の中が整理されて、一歩踏み出せた」
そんな体験を、私たち自身も何度もしてきました。

だからこそ、孤独になりがちな個人事業主こそ、AIという新しいパートナーを一度、試してみてほしいのです。

まずは、小さな質問から。
「ちょっとだけ聞いてみる」くらいの軽い気持ちで。
その一歩が、日々の意思決定をもっと軽やかにしてくれるはずです。

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サロンオーナー’sコラム #268
“うまく使う人”が伸びていく時代

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「AIってすごいですね」と言われることがあります。
たしかにすごいです。でも、“使える人”と“使わない人”の間に、大きな差が生まれていることの方が、もっとすごいと私は感じます。

たとえば、ChatGPT。
どんなに高性能でも、「使う」という一歩を踏み出さなければ、その力を発揮することはありません。
逆に、完璧じゃなくても、「うまく使っている人」には、すでに目に見える成果が出てきています。

思えば今までだってそうでした。
Excelを使いこなす人は、早くて正確、クラウド会計を取り入れた人は、経理の見通しが立ちやすい、補助金を調べ、使った人は、新しい挑戦ができた。
全部「情報」と「使いこなし方」で、結果が大きく変わっていきました。

これからの時代は、「全部自分で頑張る人」よりも、「上手に頼れる人」こそが、伸びていくように思います。人・モノ・AI・制度・ツール、どれも「うまく使う力」が求められる。
いわば、“活用力”が新しい実力なのです。

たとえば、AIで企画を練って、プロのデザイナーにビジュアルを依頼し、信頼できる仲間に一緒に動いてもらう。
「すべて自分で」ではなく、「信頼できる仕組みに乗る」こと。
その選択ができる人は、驚くほど速く、そして軽やかに前に進んでいきます。

私たちのような個人事業主は、“自力”を評価しがちです。
そんな私も、2017年から会社を設立して、人を雇ったり外注化したりはほとんどしてきませんでした。
自分でするのが1番効率が良いと思っていたからです。
でもそれは、ときに遠回りにもなります。頑張ることと、抱え込むことは違います。
自分の力を最大限に活かすには、「どこに頼るか」もまた、戦略のひとつです。

AIも、補助金も、専門家も、ツールも、どれも、“自分の可能性を広げるための道具”でしかありません。完璧じゃなくていいのです。
まずは「使ってみる」ことから、すべてが変わっていきます。

そして、合わなければやめればいいのです。
・PayPayを導入してみたけど、手数料が高いからやめる。
・リモートをメインにしていたけれど、やっぱり対面がいいからやめる。
このように、使ってみるからこそ、使う前の良さにも新たに気付けるわけです。

“知っている” “できる”
“やっている” “やっていたけど、やめた”

これらはまったく違います。
ぜひ、”やっている”か”やっていたけど、やめた”を選んでみてください!

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サロンオーナー’sコラム #269
“人にしかできないこと”を取り戻すために

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さて、今日は「AIはちょっと苦手…」「怖いものだと感じている」という方にこそ、お届けしたい内容です。

ChatGPTをはじめ、AIの力がどんどん高まる今、私たち個人事業主は、ひとつの問いに向き合うことになります。

「私たち人間にしかできないことって、何だろう?」

企画を出す、文章を整える、制度を調べる。
これまで時間をかけていた多くの作業が、AIによって圧倒的に効率化されつつあります。
でも、それによって私たちの価値が薄れるかというと、決してそうではありません。

むしろ今、「人にしかできないこと」が、より鮮明に浮かび上がってきているのです。

たとえば、
お客様の表情を見て、空気を読みながら言葉を選ぶこと。
言われていない本音をくみ取り、そっと寄り添うこと。
相手のモチベーションを高めるような声がけをすること。
ちょっとしたユーモアで、その場をやわらかく包むこと。

これらは数値では測れず、AIでは再現できません。
でも、確実に「選ばれる理由」になる、大きな価値です。

AIは、“情報の整理”や“提案の効率化”が得意です。
だからこそ私たちは、“人の気持ちを動かす”という、本来の仕事に集中できるようになります。
雑務に追われず、「この人の力になりたい」と心から向き合える時間が生まれる。
これは、ものすごく大きな変化です。

私たちの価値は、いつだって“人間らしさ”の中にあります。
言葉にできない気配り、応援したくなる人柄、誰かを本気で支えたいという真心。
それこそが、AIが絶対に代われない領域です。

だから私は、AIを恐れるのではなく、任せられるところはAIに任せる。
そのうえで、自分にしかできないことに、もっと丁寧に時間を使いたいと思っています。

そうすることで、私たちは、
【人間にしかできない仕事】を、もう一度、ちゃんと取り戻せるのではないでしょうか。

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