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サロンオーナー’sコラム #221
優しさで殺せ‼️
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過激なタイトルすみません。
突然ですが、仕事をしていて
『は!?何を言ってるんだ!?』
『いやいや、そんなバカな!』
『何でそんな事言うんだ!』
こんなことはありませんか?
悪口、陰口、嫌がらせ、理不尽、そんなこと個人事業主、経営者、世の中で働く社会人であれば、よく出くわす場面かもしれません。
そんな時に、過剰に反応し、苛立ちを覚え、やり返したり、対抗したりしても、実はそれはあまり良い手段であるとは言えません。
そこで私がおすすめするのが
【Kill with kindness】
です。
直訳すると
【優しさ、親切心で殺す】
です。
これは、アメリカで使われているフレーズです。
優しさで殺すとは、意味不明ですよね、、、笑
これは、自分に酷いことを言った人や、自分を傷付けてくる人、悪口や陰口、嫌がらせをする人にあえて優しくして、品格を保ち、気分をスッキリさせる方法です。
アメリカで少し前にバズったお話です。
あるアメリカ人の女性がカフェで並んでいると、後ろに並ぶ人たちに「デブ女」と馬鹿にされたそうです。
言われた女性ははダイエットで激痩せしたばかりなのに見ず知らずの人に侮辱され、泣きたくなりました。
しかしポジティブな対応をしようと心掛け、注文する際に
「後ろの人たちの分もお願い!」
と言い、自分に酷い言葉を浴びせた人にコーヒーを奢ってあげたそうです。
心理学によると人は
「優しくされた側」
よりも
「優しくした側」
の方が気分や気持ちが良くなるそうです。
今回のケースがまさにそれです。
自分に悪意を向けて来た人に、あえて優しくすることで自分もすっきりし、さらに相手は「申し訳ないことをした」と反省したことでしょう。
別にここまでする必要はないかと思いますが、嫌なことを言ってくる人には、ぜひ1ミリも気にしていないそぶりで、笑顔で優しく対応してみてください。
相手と同じ土俵に上がらず、品格の違いを見せつけてみてください。
相手の怒りの感情に、こちらの怒りの感情をぶつけても何も生まれません。
こちらが感情を乱さなければ、相手は自分が全く相手にされていないと気付き、そして惨めな思いをすることになるでしょう。
自分の品格をあえて落とさず、相手に格の違いを見せつけてやるということです。
これは、従業員、お客様、ビジネスパートナー、全てに使えます。
事業の何かしらの危機的な状況においても、冷静かつ優しさを持って対処することで、周囲の信頼を得ることができます。
感情的な反応ではなく、冷静な判断と誠実な対応が求められる場面でこそ、「Kill with kindness」の姿勢が真価を発揮します。
「Kill with kindness」というテーマは、個人事業主や経営者にとって単なる綺麗事ではなく、実践的な戦略です。
優しさを持って人々と接することで、自分の事業を安定&向上させ、お客様との関係を強化し、市場や競争相手とも健全な関係を築くことができます。
経営において”優しさ”はとても強力な武器です。
やはり一定数、悪口や陰口を言う人はいます。
それが群れになって襲いかかってくることもよくあります。
しかし、そんな相手にこそ
“Kill with kindness”
で対処してみてください。
まず自分がスッキリします。
そして、人間関係がうまくいきます。
そうすれば健全な状態で事業がうまくいきます。
ぜひ、騙されたと思ってお試しください。
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サロンオーナー’sコラム #222
週に32名と話しています💁♂️
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ご覧の通り、オーナーコラムも222投稿目です。
222個も書いていると、書くことに困ってきます。
常に、何をコラムにできるのか?
を考えて日々を過ごしています。
今回は本当に困ったので
『どんなテーマを求めてますか?』
とダイレクトにメンバーさんに聞きました。
すると
『村島さんにしか書けないこと、学びや気付きを知りたいです』
と言っていただきました。
コラムの書き手としてこれは当たり前のことなのですが、私も忘れていました。
どこか、万人受けするありふれた情報の共有を目指していました。
ただ、今週は違います。
私だからこそ書けるコラムというものを書いてみたいと思います。
そこでまず考えました、、、、
村島ならでは、、、
村島特有の、、、
村島だからこそ、、、
そこで1つ出て来たのが
『仕事の話をする人数、人と話す頻度や時間』
が他の人より多いということでした。
接客をしていれば当然人に会いますし、日常生活でも何かしら人とは接します。
しかし、私は個人、法人、問わずかなり多くの人と仕事の話をします。
『村島がなんぼのもんじゃい!』
と言われかねませんので、
私の先週1週間のスケジュールと照らし合わせて、具体的な数字をあげてみます。
全て仕事の時間としてあった人数です。
◉月曜日
対面1名
zoom1名
電話5名
◉火曜日
zoom3名
電話3名
◉水曜日
対面1名
zoom3名
電話1名
◉木曜日
zoom3名
電話3名
◉金曜日
対面4名
zoom2名
電話2名
●合計
対面6名
zoom12名
電話14名
総合計32名
どうでしょうか?
対面は当然車や電車で移動して会いに行きます。
毎週ここまで激務ではないですが、中々の数字ですよね。笑
お伝えしたように、私は法人個人両方ともに日々多くの人と会い、話をしています。
これは起業した2017年からずっとです。
常に事業のことを考えています。
そんな私が思う営業について、コミュニケーションについて、対人関係について、少しでも皆さまに役立つ情報を共有し、お伝えします。
長くなりましたので、前置きで今日は終わります!
明日から3日間お楽しみに!!
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サロンオーナー’sコラム #223
営業は価値や価格ではない‼️
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私は大学を卒業してから、10年間営業をして来ました。
経営者になってもそれは変わりません。
そして経営者になってからは、物やサービスを売るだけではなく、会社として買うことも増えました。
営業をすることも、されることもあります。
仕事をしていく上で、広い意味で言うと、社外はもちろん、社内、ビジネスパートナー、上司部下、接客、あらゆる面で営業のスキルは活かせることができます。
では、優れている営業マンとは、どんな人を言うのでしょう?
私の経験や、周りで成功されている経営者から聞いた統計を元にお話しします。
あなたの思う営業とはなんでしょう?
・商品を売る事
・良いサービスを提案する事
そんなことよりももっと営業を簡単に考えてみてください。
それは、
【人と人とが話すこと】
です。
当たり前ですが、これを忘れている人が多い気がします。
人には感情があり、温度があり、好き嫌いがあります。
『なんか、この人は嫌だな』
『理由はないけど何となく買いたくない』
など、人と人とが関わる以上、理屈では説明できない人間らしい場面が多々出てくるのが営業です。
お客様である前に、相手が人であるということをしっかりと認識してください。
そんな人と話す場、つまり営業出来る場面まで行った時に、私がいつも心がけているのが
◉話す2割、聞く8割
◉私が売りたい物を売るのではなく、相手が買いたい物を売る
ということです。
まずそもそも相手が自分の話を聞こうとしている時点で、相手にとって
『何かしらの悩みや課題をもしかしたらこの人は解決してくれるのかもしれない』
と思っているわけです。
後は、しっかりと相手の話を聞いてあげてください。
最低限のサービス案内が終わったら、後はひたすら
『ご質問はありますか?』
『ご不明はございませんか?』
『他に気になるところ、モヤモヤするところはありませんか?』
『もっと困っていることはないですか?』
『こうなれば良いな、などございますか?』
とひたすら聞いてあげてください。
相手の悩みや課題の本質は、
実は1回程度の質問では出てきません。
どんどん相手の悩みを深掘っていくうちに、あなたに解決してほしい本当の問題が見えてくるはずです。
後は、その問題に対して今あなたが出来る最大限の提案をするだけです。
ポイントはあなたが出来る最大限です。出来ないことを出来ると言うのはやめましょう。
まとめます。
まずあなたの営業先は会社でもなく、顧客でもなく”人”です。
まずは相手の話を聞きましょう。
売りたい物を売らず、相手が買いたい物を教えてあげてください。
そうすれば、後は勝手に売れます。
今日の話を聞くと、商品やサービスの価値や価格、技術や性能はそこまで関係ないようにも聞こえますよね。
実はそうではありません。
これらも営業においては、とても重要な事です。
続きはまた明日話します。
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サロンオーナー’sコラム #224
💁♂️プロと素人の違い👤
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昨日の続きです。
営業のポイントは、相手が人であることを認識する。
でした。
昨日のようなお話をすると、物やサービスの価値や価格は二の次で、まずはお客様の課題解決に全力を尽くせ!
と言う方もいます。そんな記事やYouTubeもよく見ます。
私はそうは思いません。
これはあくまで優先順位の話です。
それも、甲乙付け難い優先順位のお話です。
私は人であることを1番大切にしていますが、限りなく1番に近い2番で、商品やサービスの価値や価格、技術や性能は重要であると考えます。
そもそも、営業をするあなたはお客様にとって、何者ですか?という事です。
相手が人である、人と話す、それは当たり前に大切ですが、聞いた後に提案、提供するものが相手の何かしらの悩みや課題を解決しなければ、価値を与えなければ、それは営業ではなく、ただのお悩み相談です。
やはり個人事業主として、根底には売上げ、利益を上げたいという思いはあるかと思います。
いくら人のためになったとしても、全てを無償で提供することはしないと思います。
つまり、自分の仕事において
【とことんプロフェッショナルであれ‼️】
と私は思います。
自分が扱う商品やサービスの理解は当たり前です。
それを最高級に語れるのも提供できるのも当たり前です。
そのための品質や性能、知識や技術も当たり前です。
プラスα、競合が扱う商品やサービスの理解、価格、価値、性能や技術まで深く知っておくことをおすすめします。
私はパーソルという会社で求人広告の営業をしている時に、リクルートやバイトルの値段はもちろん、商品特性や費用対効果まで全て把握しており、お客様にベストな提案をしていました。
時には他社を勧めることもありましたが、それが信用となり、結果的に私のお客様になることもよくありました。
お客様が私を採用のプロフェッショナルと認めた証拠です。
自分は何の専門家なのか
自分の強みはなんなのか
自分の付加価値とは
自分が提供できるサービスとは
自分と競合との違いは
これらを完璧に理解してください。
そのためにも、息を吸うぐらい当たり前に、自分が扱う商品やサービスのことを深く理解してください。知識を蓄え、技術を磨いてください。
個人事業主とは、プロフェッショナルです。
お客様もあなたをプロフェッショナルと思って話を聞きに来ます。
自分の扱う商品やサービスについて、誰よりも詳しく、誰よりも高性能で、すぐにでも語れる、提供できる準備を怠らないでください。
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サロンオーナー’sコラム #225
営業の成功秘訣㊙️
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相手は人なんだ!
お客様とばかり思わず、売り買いの前に人間らしさ、感情、温度、その人のことを理解しよう!
自分はプロなんだ!
扱う商品やサービスには誰よりも詳しく、知識、技術を磨こう!
一昨日と、昨日話した内容です。
それらを踏まえて、今日が最後です。
【うまくいった理由、うまくいかなかった理由を明確に‼️】
個人事業主や経営者の営業のゴールは、売上げや利益を上げること、その先のお客様の課題解決にあるのはわかったかと思います。
ただ、そんなテクニック的なことで営業がうまくいけば苦労はしません。
成功にも失敗にも、言葉にはできない、目には見えない、色んな不確定要素が営業にはあるはずです。
“その言葉にはできないものを、言葉にできるように”
“目には見えないものを、目に見えるように”
してください。
うまくいったならその理由を言語化できるように、
うまくいかなくてもその理由を言語化できるように、
徹底的に振り返ってください。
これをおろそかにする人がとても多いです。
理由は簡単です。
成功したら何もかもうまくいったと思い喜ぶからです。
失敗したら引きずりたくないので忘れて次にいきたいからです。
しかし、成功失敗に関わらず、この営業の場でしかもらえない経験値やアイテムがたくさんあります。
それらを無視して冒険を進めるのは本当にもったいないです。
営業の成功要因はそれぞれの業種や営業スタイルによって大きく変わります。
しかし、失敗要因は基本的にはほぼ共通していることが多いです。
なので、今回は私の思う営業の失敗要因について、書いてみます。
◉お客様との信頼関係が築けていない。
◉お客様のニーズや問題を理解、把握していない。
◉お客様の課題に対する解決策が的外れ。
◉不誠実な対応や提供情報の不明確性がある。
◉お客様の要求に対して柔軟に対応できない、しない。
◉売りっぱなし。販売後のフォローが不十分。
◉営業の時期や適切なタイミング
にフォローや連絡ができていない。
◉取り扱う商品やサービスについての知識が不十分。
◉競合他社の動向や強み、弱みを把握していない。
◉営業側に明確な目標がなく、計画的に行動していない。
◉プレゼンテーションが魅力的でない、説得力がない。
◉お客様ごとにカスタマイズした提案ができない。
◉交渉がうまくいかず、双方がウィンウィンにならない。
◉お客様からのフィードバックを無視し、改善を進めない。
◉テクノロジーを効果的に活用できていない、時代にそぐわない営業をしている。
◉最新のトレンドや時事、その他技術等を学ぼうとしない。
◉定型的なアプローチばかりで、創造的な提案ができない。
◉チームがいれば、連携がうまくいかず協力体制にない。
こんな感じでしょうか。
私たち個人総研は、毎回営業後には報告し合います。
声の大きさ、声の高さ、話す早さ、使った言葉までを振り返ります。
とことん話し合い、
『ここまで会社としてやったのであれば結果がうまくいかなくても、これは私たちではどうしようもない!』
といったところまで落とし込みます。
まさに、人事を尽くして天命を待つ。です。
その他に営業ツールとしてのプレゼン資料、広告の内容、営業に関係する全てのものを常にアップデートし続けています。
時にはプレゼン資料の背景の色だけ、フォントだけ、を変えて検証することもあります。
この仮説と検証を繰り返すことによって、莫大なデータ(経験値)が個人にも会社に蓄積されます。
すると自ずと、成功パターン、失敗パターンが表面化します。
後は、成功パターンをより磨き上げ、失敗パターンの要因を一つずつ潰していく作業です。
これで大体の必勝パターンが見えてくるのです。
営業は人と人とのコミュニケーションです。
ただ、そこには技術や知識、練習や経験が必要です。
営業レベルはどんどん磨くことができます。
この3日間話したことをぜひ、今日から試してみてください。
自分が売られる側になる時も、日常生活の中で接客をされる時も、あなたに営業、接客をする人の話し方や仕草、プレゼン力を意識して聞いてみてください。
あなたがお客様として、その時感じた不快感や違和感、
もし購入になったのなら、自分は相手の営業に対して、どこが購入の決め手になったのか、
などをぜひメモしてみてください。
営業は感情と温度、知識と技術、場数と経験、仮説と検証です。
私も定期的に営業を受ける側にあえてまわります。
一流の営業に触れて学びたいからです。
(購入意欲が全くないのに、嘘を付いて営業を聞く、などは辞めましょう)
ぜひ、色々と参考にしてみてください😊