#157 🚨知っておこうコロナ5類
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが本日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。政府の対策本部や感染対策の「基本的対処方針」も廃止され、3年余り続く国のコロナ対策は大きな節目を迎えました。
人それぞれ考え方があるので、ここではマスクやワクチンについての個人的な意見は述べません。
厚生労働省の発表をもとにまずは大きく何が変わるのかを見てみましょう。個人事業主として、誰かと関わるのであれば知っておくべきことです。
🔶政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない。
▶マスクの着用、手洗いの指導、密の回避、人と人との距離、検温、消毒液、アクリル板などが個人の判断で自由になります。
🔷感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる。
▶今までは自粛しなければならなかったものが、新型コロナ患者や濃厚接触者に対して、感染症法に基づく外出自粛は求められなくなります。外出を控えるかどうかは、個人の判断に委ねられます。
🔶限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる。
▶小さな病院から、かかりつけ医まで原則どこの病院でも受診が可能になります。
🔷医療費等について、健康保険が適用され1割から3割の自己負担が基本となる(今年9月末までは公費支援を継続する)
【引き続き公費】
❶入院費の一部(高額療養費制度の自己負担限度額から減額したおおむね2万円)
❷入院、外来共に新型コロナ治療薬の薬剤費(複数ありで国が指定)
【自己負担】
完全自己負担(1割〜3割)となるものは
❶外来費用
❷検査費用(PCRなど)
❸入院時の食事代
⚠️高齢者施設、障害者施設などでは公費になるものもあります。また、都道府県や市町村等で多少の違いがあります。ご確認ください。
🔶その他
▶感染した人の隔離や療養のために自治体が確保していたホテルなどの宿泊療養施設は原則終了となります。
(高齢者や妊婦などに関しては自治体の判断で9月末まで継続)
▶流行状況の把握は全ての医療機関が行政などに毎日報告する「全数把握」から一部の医療機関が国立感染症研究所に週一回報告する「定点把握」に変わります。
▶スポーツ観戦やイベントの収容人数制限も無くなり、声出しも可能になります。
いかがでしょうか?
今日からかなり大きく、そしてたくさんのものが変わります。
個人事業主としてお客様がいる場合、大企業と取引している場合、すぐに全てをコロナ前に戻すのは難しいかとは思います。
また、売上げにも関わって来るとてもセンシティブな問題です。
やり方を間違えれば死活問題にもなります。
とりあえず周りに合わせる、様子を見る、、、
なども決して間違ってはいませんが、まずは自分自身がどうするのか明確な方針を立てて、お客様や取引先にアンケートなどを取り、意見を聞き、どうするべきなのかをしっかりと考えましょう!
#158 💁♂️最短で売上げをあげる❗️
さて今日からは売上げ、節税に繋がるより具体的なお話をします。
それはズバリ
【リスティング広告】
です。
広告と言われれば面倒で、高額で、費用対効果も良くない、そんな風に拒絶反応が出る方もいるかと思いますが、ぜひ一度読んでみてください。
過去にも何度かコラムで広告についてのお話はして来ました。
なぜこのタイミングでまた広告の話をするかと言うと、今まさに個人総研がこのリスティング広告で成果が出ているからです。
また、1年半以上広告を配信しているので、ある程度のデータやノウハウも揃いました。
お店をしてる方
業務委託で仕事をしている方
新たに何か物やサービスを売りたい方
営業先を探して売上げや利益を増やすという点ではリスティング広告はかなり有効的な手段です。
今は少額からスタート出来るものもありますので、知識として持っておいて損はありません。
【リスティング広告とは】
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される広告のことです。
検索結果に連動して表示されるため「検索連動型広告」とも呼ばれています。
自社HPやLP(ランディングページ)をGoogle広告やYahoo広告などの検索の上位に表示させることが出来ます。
ユーザーの検索キーワードに合わせて広告を配信出来るので、興味があったり、気になっていたり、最短で見込み顧客にアプローチ出来るわけです。
そもそも興味も無く、気にもならない人には表示されませんので、無駄なお金や時間を使わなくて済みます。
また、
表示される広告文を自分で決める
広告費用の上限を自分で決める
1日あたりの予算を自由に設定できる
配信先の地域が絞れる
など、リスティング広告は自由度が高く、目的やターゲットに合わせて細かく配信設定をカスタムすることが出来ます。
結局、私も広告など初めは信用していませんでしたし、効果よりもお金のことばかりが気になりました。広告をする前はやはり、
「広告費=高額」と思いがちですが、このリスティング広告は低予算で始めることが出来ます。
また、1日あたりの予算も設定出来るため、広告に慣れていない方でも自分で気軽に試すことができます。
明日はより細かいメリット、デメリットについてお話しします。
#159 🙆♂️忖度無しのメリット🙆♀️
さて、今日はメリットを個人総研の実体験も踏まえてお話しします。
①低予算で始められる
リスティング広告は、基本的にユーザーが広告を実際にクリックすれば費用が発生します(入札戦略によります)
つまり広告が表示されただけでは費用はかからず、クリックされた分だけ費用が発生します。
また、広告予算は1日単位で自由に設定できるので、「思ったよりクリックされて予算オーバー」なども防げぐことが出来ます。
🔸個人総研も始めは月数万円から始めました。私自身広告に半信半疑であったためそこにお金を使うのが怖かったからです。結果が出てからその利益分でどんどん予算を上げていきました。
②即効性がある
リスティング広告は他のネット集客等とは違い、即効性があります。
例えば、SNS集客にはフォロワーがある程度必要ですし、メルマガやDMにはリストが必要です。
つまり、商品やサービスを宣伝する前にいくつかステップが必要なわけです。リスティング広告はこれがありません。
🔸過去にSNS広告、DM等でたくさんの時間と費用を使いました。
経験としては良かったですが、これはかなり痛い出費でした。もうあの経験はしたくありません。
今はリスティング広告しかしていません。
③自分に合ったやり方で
繁忙期やイベントがある時、集客したい時や狙い目に合わせて予算のコントロールが可能です。
大型連休など任意のタイミングでの広告停止も可能です。
その他には時間帯や曜日も設定が可能な場合もあります。
とりあえずお試しで、予算があまりない、期間限定で、など自分に合ったスタイルでの広告運用が可能です。
🔸確定申告、国保や税金の請求が来るタイミングには広告費用を上げていますし、GWなどの大型連休は休みたいので停止しています。時間とお金はかかりましたが、今は損益分岐点をクリアし、広告集客から得た利益分以上の広告費はかけていません。
④節税に繋がる場合も
リスティング広告は広告費用をある程度先まで見越して、自分でコントロール出来ます。
すぐに効果がでなくても、節税しながら将来に繋がるデータが取れるのであれば無駄な出費よりはOKです。
🔸個人総研でも広告費による節税効果はかなりものもがあります。
それがきちんと売上げに繋がるわけですから、最高の節税だと私は思います。
⑤見込み顧客を狙える
検索連動型広告ではユーザー自身がキーワードを入力して検索しているため、購買意欲が高まっている状態です。そのタイミングで効果的に広告を出せるのは大きなメリットです。検索キーワードや広告や地域を細かく設定できるため、費用対効果は抜群です。
🔸個人総研のサービスの性質上、やはり怪しまれることがよくあります。しかし、リスティング広告経由のお客様はそれがほとんどありません。よくお話を聞いていただき、スムーズにお話が進むため、そのまま加入につながることがほとんどです。
⑥スピード感
リスティング広告は内容の変更が簡単ですし、すぐに変更が反映されます。
また、即座にデータや数字が反映され確認できるためトライ&エラーに最適です。無駄な時間や出費を抑えて、自分が思う通りにどんどんテストやデータを取ることが出来ます。
🔸今月は公式LINEへ誘導しよう、今月は電話番号を目立たせて電話へ誘導させよう、などなど効果が薄い場合はすぐに対策を打っています。まだ、毎日広告の数字を入力することによって、費用対効果が最も高いテキストやデザイン、時期を狙ってどんどんトライ&エラーが出来るため、ノウハウや経験が蓄積されていきます。
#160 🙅♂️忖度無しのデメリット🙅♀️
とは言え、良い話だけではありません。当然デメリットもあります。
①手間がかかる・努力がいる
クリック数やアクセス数が増えたからといって、それが売上げに繋がるとは限りません。
HPやLPの見せ方やデザインはもちろん、公式LINEに繋げるのか、電話に繋げるのか、来店に繋げるのか、など努力と工夫が必要です。
駅前のお店を想像してください。
駅前なので多くの来店があったとしても、肝心の商品が微妙だと購買には繋がりません。
🔹個人総研でも信頼できるパートナーを見つけ、一緒に広告運用をしております。初めから自分1人でやるのは難しいです。
その都度キーワードやLPの文言を変えたり、毎月振り返りと反省をおこなったりと、片手間ではなくひとつの業務としておこなっています。
②費用対効果を間違える
広告10万円に対して、利益が5万円だと−5万円です。当たり前です。高過ぎる広告費は良くないですし、逆に低過ぎても効果が薄い可能性があります。広告はあくまで利益のための手段ですので、予算組はしっかりしましょう。
🔹個人総研でも軌道に乗るまでは月で見ればマイナスでした。扱っている商品が1回売り切りなのか、継続的な売上げがあるものなのかによっても予算は変わって来ます。
1回1万円のカットに100万円はかけられませんが、1回3,000万円の家に100万円はかけられます。自分の商品の特徴も踏まえて考えましょう。
③運用に継続的なコストがかかる
少額からとはいえ、やはりそれなりの金銭的体力は必要です。
1ヶ月や2ヶ月では中々データも取れませんので、テストをしてデータを取るためには、ある程度の期間が必要です。
🔹広告運用で大切なのでテストやデータです。仮説と検証を繰り返しながら、勝ちパターンを見出していきます。そのためには時間はもちろんのこと、やはりある程度のお金は必要です。
3ヶ月、半年、1年、などある程度長いスパンでの予算を組む必要があるかもしれません。
個人総研でも運用当初は赤字でした。ここ最近やっと過去に出した広告費の回収も出来ているといった状況です。
④競合が多い場合
競合が多いとコストが高くなる可能性があります。リスティング広告では、キーワードの単価がオークションによって決定されますので、人気の高いキーワードはクリック単価が高くなります。そのため上位表示させるためにSEO対策も必要になる場合があります。
🔹”東京 飲食店”これだと競合が多すぎて中々自分のお店にヒットしません。それに単価も高くなります。”西新宿 安い 地鶏” このようによりターゲットやキーワード絞り込み、低価格で上位表示されるようにキーワードを設定する必要があります。個人総研では”個人事業主 社会保険” “国保 高い”など様々なキーワードを設定しています。
⑤そもそも広告を避ける人がいる
検索をしたからといって、必ずしも広告を見てくれるわけではありません。初めから広告を避けるユーザーが一定数いることも事実です。興味のない人や、広く認知させるには向いていません。
🔹皆さんは普段YahooやGoogleで広告をクリックして見ますか?
中には全く見ない人もいるかと思います。やはり広告=必ず効果がある、ではありません。
#161 商売は難しいけど面白い🤨❗️
ここまでリスティング広告のお話をして来ました。
やはり、商売をしていく上では
“売上げ、経費、利益”
この3つから逃げることは出来ません。
売上げをあげて、経費を使い、利益を残す、その利益でまた経費を使い、売上げをあげて、利益を残す、商売の基本です。
利益をあげて、自分自身が存続するからこそ、お客様に物やサービスを提供することが出来ます。お客様を笑顔にすることが出来ます。
利益が先か、笑顔が先か、の議論をしたい訳ではなく、この考えはやはり必要だと言うことです。
皆さんは【CPA】【LTV】という用語を知っていますか?
CPAは1件の成約を獲得するためにかかった費用の金額。
LTVとは顧客が自社と取引を開始してから終了するまでの期間にどれだけの利益をもたらしてくれるかを表す指標です。
おそらく大企業でこれを意識していない企業は無いかと思います。
それくらい重要で大切だと言うことです。
自分は昔ながらでやって来た、自分はアナログだ、そんな風に横文字や英語を毛嫌いせずに1度自分の商売について、数字について真剣に向き合って考えてみてください。
私も経営者ですから、365日24時間数字のことを考えています。
おそらく皆さまも同じかと思います。
それは時には終わりの無い、長く、そして暗い道のりです。
しかし、そんな中で、自分の勝ち筋や勝ちパターンが見出せたらどうでしょう?
一気に道が明るくなり開けるかと思います。
当然、人柄やお店の雰囲気、物やサービスの質を高めることも必要です。このリスティング広告も手段のひとつに過ぎません。
リスティング広告を使わずとも既に勝ちパターンを見つけてる方もたくさんいるかと思います。
大切なのは
「知ってる」
「できる」
「やってる」
の意味をきちんと理解し、その通り行動していれば夢は必ず手に入るものだと言うことです。
(オンデーズ田中社長の言葉です)
例えば、朝出社して誰よりも元気に笑顔で挨拶したら、お互い気持ちいいと知っているしわかっているのにやらない、できない。
痩せるためにはエスカレーターを使わず階段を使えば運動量が増えるから痩せると知っているしわかっているのにやらない、できない。
そうなんです、商売もこれと一緒です。どこまでいっても個人事業主や経営者は勉強し続けなければなりません。学び続けなければなりません。
だからこそ、会社員やアルバイトパートよりも多くの時間やお金の自由も得られるわけです。
最後は少し感情的になりましたが、ぜひ皆さまの勝ちパターンを見つけてみてください。
そのために時間とお金を注ぎ込んでください。
そんな商売や事業の発展こそ、人生や家族を豊かにします。
それを自己投資と呼ぶのだと私は思います。