#81
明けましておめでとうございます。マキノです。
年末から正月まで、芸人さんが連日メディアの中で大活躍していましたよね。
ということで、2022年一発目のコラムは
「大成功したお笑い芸人が、売れない時代に一発逆転させた成功法則」
というテーマでお話いたします。
【目次】
1.結構厳しい世界
2.売れないコメディアンのひらめき
3.逆転の発想
4.現代の成功法則とは
★1.結構シビアな業界
さて、世の中には成功を目指すお笑い芸人がたくさんいます。
アメリカではコメディアンと言います。
お笑いの世界は≪競争≫や≪生き残り≫が想像以上にシビアで厳しい世界です。
大勢の中で日の目を見るのはごくわずか。
あとは
「その他大勢」
というくくりになって、人に知られず引退し、別の商売を始めて細々と生計を立てたりします。
ただ、成功するお笑い芸人もいます。
いったいこの違いや差は何から生まれるのでしょうか?
★2.売れないコメディアンのひらめき
大成功したアメリカのあるコメディアンは、自身が売れない時代「あること」に気付き、その気付きを実行したことで人生を好転させました。
彼は、アメリカで人気が出る前は10年近く鳴かず飛ばずの状態。
ステージでもお客が2~3名しかいない状況も決して珍しくないといった感じでした。
実のところ・・・
彼はコメディアンとしては大して面白くない部類の芸人だったのです。
しかし彼は、引退する最後のステージを4万人の前で披露し、大喝采を受けて現役を終えることができた大成功者となったわけです。
とても面白く、メチャウケするネタを見つけたのでしょうか?
違います。
彼は、国中を旅しながら芸をしていたときに気付いたのです。
「客は私が笑わせているのではなく自分で勝手に面白がっているのだ」
と。
そこで彼は悟りました。
「私はみんなに面白さを提供する人間ではなかったんだ」
ということをです。
★3.逆転の発想
そこから彼は万人受けする芸を辞めました。
なんと『おもしろくないコメディアン』として、どこまでいけるか挑戦したのです。
すると不思議な現象が現れ始めました。
彼の演技や芸は特に変わりませんでしたが、彼を観に来るお客さんが変化してきたのです。
具体的に彼は『おもしろくないコメディ』を正確に緻密にやることに集中しました。
さらに、ネタの『落ち』の部分が客にわざとバレるような芸風を作りあげました。
そのようなことをくり返した結果、彼のファンは確実に増えていったのです。
★4.現代の成功法則とは
さて、このストーリー
あなたの仕事に当てはめたらどんな展開が期待できるでしょう?
この話には、競争の激しい世界で勝残り、成功を手にする大ヒントが隠されています。
また、その後彼は自分の人気が最高潮に達したとき芸人を引退し、イベントを企画したり、芸人をプロモートする側に間髪入れず自分のポジションを移動させたのです。
そう、『自分のポジションを移動させる』。
まさに『現代の成功法則』です。
それから彼は、自分の分身のような後進の人たちを育て、次々に事業を任せていくようになりました。
そして今
彼は自由な時間と自由な経済力を得て、真に充実した生活をしているそうです。
★5.自分の常識を変える
私があなたに目指してほしい目的地も、究極このような姿 (スタイル) なのです。
逆転の発想とは、、、
成功のキッカケとは、、、
自分の常識を変えることからスタートすると私は思います。
・今の考え方で
・今の場所で
・今の立場で
・今の理解度で
・今の知恵で
・今の行動で
いるからこそ今の状態なのです。
今のままでは、今のまま。
そう思って私は教師という安定職を手放しました。
・こうあるべきだ
・こうしないとダメ
・普通はこうだろ
・これが常識だよ
このようなことを言っているうちは、カップラーメンでも啜っていた方がマシ。
京都の吉兆でおまかせ懐石を月一食べたいなら・・・
大切な人に値札を気にせずプレゼントしたいなら・・・
世界中行きたい処に行きやりたいことをするなら・・・
好きな時間と場所で好きなことをしたいなら・・・
今の自分を変える。
そして、自分を変えられるのは自分のみ。
ということで、今年があなたの大変化の年になることを祈っています。
今年もよろしくお願いいたします(^_-)-☆
#82
こんにちはマキノです。
私は争うことが嫌いです。
ということで「ケンカ」なんてまっぴらゴメンです。
でも、ケンカとまではいかなくても、人生の中で「負けられない場面」に出くわすことは何度かありました。
そんなとき、参考にしていた「ある考え方」があったので、今回のコラムのテーマは「絶対ケンカに負けない方法」としてお伝えしていきます。
さて、ケンカと言えば・・・
ストリートでのケンカに明け暮れていたアメリカの不良少年が、大人になってビジネスで成功したというお話があります。
実はその彼・・・
若かったときのケンカのやり方にビジネスでの必勝法を見つけ出し、実践していき、事業でも成功したというのです。
興味ありますか?
【目次】
1.ケンカ必勝8ヶ条
2.勝負がいっぱいある人生
★1.ケンカ必勝8ヶ条
人生の中で一度や二度は本気でケンカをしたことがあるって人は、結構いると思います。
で、マジなケンカの原因のほとんどは『感情』。
ケンカは理屈ではなく、感情そのものがガツンと動かされ、その結果・・・
「このヤロー!!」
「てめぇムカつくんだよ」
「はぁ?ザけんじゃねぇコラ」
となっていくわけです。
ここまで相手の感情を動かすことができるって、ある意味スゴイことです。
ということで、この方法をビジネスに活かさない手はないわけです。
なぜなら、ビジネスの基本は
≪お客の感情を動かす≫
ということだからです。
さて、くり返します。
ビジネスでは、❶お客さんを見つけて❷感情を動かし❸商品やサービスを購入してもらうわけですが・・・
ケンカで例えると
❶お客さんを見つける段階で『相手を選ばないと大変な目に会う』という結果が漏れなくついてきます。
要するに
いくらムカついて相手をブッ殺したくなったとしても、相手がプロの格闘家だったり、ピストルを持っているような人だと、あなたは間違いなく大けがをするか下手すれは逆に殺されてしまうということです。
そこでケンカ必勝8ヶ条です。
ケンカ必勝8ヶ条とは・・・
◆1、自分より強い相手と戦わない(※どうしても戦わざるを得ない場合は相手をとことん観察する)
⇒ターゲティングを明確に
◆2、どんな場合でも、自分が正しい時にしかやらない
⇒「相手のため」という気持ち100%で挑む
◆3、まずは精神的に優位に立つ(※相手をビビらせるためにはハッタリも必要)
⇒感情を揺さぶる強力なキャッチコピー
◆4、実際は、殴り合いの前に勝負は決まっている
⇒セールスステップを準備しておく
◆5、一発目が当たった方が勝ち(※先手必勝ということ)
⇒お客の心を掴む順番を知る
◆6、相手の逃げ道を作っておく
⇒無料お試し・返金保証など
◆7、相手が武器を持っていたらこちらも武器を持つ(※できれば相手に武器を捨てさせる)
⇒対等な立場・共感
◆8、ケンカもビジネスもやっぱり最後は「気迫」
⇒「あなたのため」を本気で訴える
以上です。
★2.勝負がいっぱいある人生
どんなにあなたが平和主義で生きていこうとしても、勝負というか「ケンカ」がさけられない場面が人生にはあると思います。
平和主義者であっても、それを否定してくる競争主義者、戦争主義者と戦わなくてはならないでしょう。
ビジネスの世界もケンカのくり返しのような場面は多々あります。
ただ
「ケンカ」
というとイメージが悪いですが、こうした争いがあったからこそ
・技術革新が起き
・市場が膨らみ
・経済活動が活発化し
豊かな日本を作り上げてきたことも事実でしょう。
私自身は殴り合いのケンカなどはやりたくもないです。
しかし、ビジネス上の「ケンカ」はやってきました。
ただし・・・
上記の8ヶ条をしっかりと守ってですけどね。
機会があったら参考にしてください(^_-)-☆
#83
こんにちはマキノです。
世界的にコロナ禍が収まらない中、私はいろいろな国の「国民性」を興味ぶかく観察させてもらいました。
もちろん「日本人の国民性」についても冷静に観察してきました。
私はアメリカが好きなのですが、NYに長くいる友だちから「ニューヨーカーたちにはこんな素晴らしさがある」と教えてもらったことを思い出しました。
それは、目の前にいる人の
・年齢
・性別
・容姿
・職種
に関係なく、人を人として尊重することだそうです。
世界的なグローバル化(いろいろな意味で「壁」がない世の中)が重要だと言われている現代において、ニューヨーカーの「素晴らしさ」は必要だと思います。
今回のコラムは私が思う「グローバル化」についてお話させていただきます。
「うわ、つまらなそう!」
と思ったあなたこそ、ぜひ、お読みください。
【目次】
1.マキノ的グローバル化とは
2.「素晴らしさ」の融合
★1.マキノ的グローバル化とは
先にも言った通りニューヨーカー」の「人を人として尊重する」この姿勢は徹底的に身に付けたいです。
これが身につくと
・美人を前にドキドキしたり(※ちょっと違うかもだけど)
・若者に対し偉そうにしたり
・偉い人を前にて緊張したり
そんな「心の揺れ」がなくなるでしょう。
ただ、私たち日本人は無意識に、年齢・性別・容姿・職種で人をはかってしまう・・・
そうは思いませんか?
すべての日本人とは言いませんが、なんかそんな人って多い気がするのは私だけでしょうか?
たとえば
「こいつオレより若そうだけど稼ぐんだって?」
「凄腕社長だって聞いていたけど、女かよ」
「この人いつも派手な服装で性格もヤバそう」
こんな感じです。
貴重な出会いの瞬間に、年齢・性別・容姿・職種で相手を偏見の目で見たら、つねに自分以外の人に心を動かされることになり、自分が自分でなくなります。
目の前の人を「人として尊重する」。
このような「心の姿勢」はいつか自分に返ってきます。
いつも堂々としていて、誰に対しても同じように偏見なく接することができるって、残りの人生の課題です。
そうは言うものの、ニューヨーカーという括り(くくり)ではなく「アメリカ人」という括りで観ると「黒人の差別」はあります。
また、日本人であれ、韓国人であれ、ベトナム人であれ、みんな自動的に「アジア人=中国人」と認識しているアメリカ人は多く、「アジア人ヘイトクライム」は現実に存在します。
※ヘイトクライムとは、特定の属性をもつ個人や集団に対する「偏見」や「憎悪」が元で引き起こされる「嫌がらせ」「脅迫」「暴行等」の犯罪行為
そのような面からみると、日本人の「思いやりの心」は世界的にも突出しています。
なので、ざっくりニューヨーカーと日本人をくっつけて、「思いやりの心」は日本人で、「人と接する姿勢」はニューヨーカー。
こんな感じを目指すのが理想的に思えます。
実は、これがマキノ的グローバル化です。
★2.「素晴らしさ」の融合
マキノ的グローバル化とは、国と国が行う政策だけでなく、個人レベルで世界のあちらこちらにある「素晴らしさ」を融合させていくことなのですね。
日本人とタイ人、日本人とカメルーン人、なんでもいい。
あなた自身が個人レベルで他国の「素晴らしさ」を見つけ、自分の素晴らしさと融合させることで、新しい「あなた」が無理なく生まれてきます。
しかも「安産で」です。
安産と言えば、結婚もあなたの素晴らしさとパートナーの素晴らしさの融合により成り立ちます。
結果、子孫ができたとしたら2人の融合された「素晴らしさ」で育てていくわけですよね。
「素晴らしさの融合」
これを意識的に生活やビジネスに取り入れたら、今年あなたは劇的に「進化」すると思いますし、予想もできない「吉報」が舞い込むでしょう。
グローバル化というと難しそうですが・・・
ようは、自分を否定せず、他の「素晴らしさ」を受け入れ、心の「壁」をなくしていきましょうということです。
またアメリカ行きたいなぁ(^_-)-☆
#84
こんにちはマキノです。
私は52歳~56歳までひとり暮らしを沖縄の「宮古島」でしていました。
自論ですが、50歳を過ぎたら男は一度「ひとり暮らし」を1~2年程やってみるとよい発見が必ずあると思います。
ということで、今回のコラムは「50代・ひとり暮らしのススメ」についてお話させていただきます。
【目次】
1.考えなかったことを考える生活
2.家族という名の「原動力」
★1.考えなかったことを考える生活
宮古島のひとり暮らしでは、買物や料理、洗濯掃除を毎日やっていました。
これらは、1日の中でもけっこう時間をとられる作業です。
とくに、食事のメニューはかなり頭を悩ませます。
1人なのでレタス1つ買ってもいっぺんには使いきれません。
なので、翌日、翌々日のランチや、夕食のメニューも想像しスーパーに行きました。
健康管理のためにバランスも考えます。
だからスーパーでは、立ちどまっては考え、立ちどまっては考え、立ちどまっては考え、もやし1袋買うのにあーだこーだ考え・・・
カゴに入れては戻し、入れては戻しをくり返し、すっかり主夫していました。
ふと気付くと
「スーパーにいるときが一番頭つかっているなぁ」
とさえ感じる始末。
★2.家族という名の「原動力」
ひとり暮らしを経験すると、世の中のママさんたちを「すげぇ!!」って心から思えてきます。
なぜなら、自分の毎日の家事にプラスして
・子どもがいたり
・旦那がいたり
・お弁当作ったり
と考えたら・・・
自分だったら脳みそ速攻パンクです。
まず、お手上げです。
うちの奥さんが言っていました。
「パパがいないと手を抜いちゃう」
と。
わかります!
自分1人なら昼夜同じおかずでも全然OK!
スーパーで買い物している宮古島のママさん(子だくさんが多い島です)を見ても、メッチャ真剣な顔して買い物していることを新たに気付かされました。
家族のことって・・・
「人の原動力なんだな」
ってあらためて思いました。
なので家族といると自然に優しくなれます。
今まで以上に奥さんや子どもたちに感謝の心が湧いてきて、ちょこっといい男(オッサン)になれます。
そういった意味では楽しいです。
決して『楽できるから』ということじゃないです。
家族ってホントに「有難い」。
50歳を過ぎてのひとり暮らしは・・・
・自分の健康
・家族の絆
・親の面倒
・夫婦の在り方
・自分の老後
いろんなことを考えさせられ、時に不安になったり落ち込んだりもします。
そして「残りの人生の過ごし方」は、本当に深く考えさせられます。
子どもたちの将来や、夫婦としての将来も普通以上に考えてしまいます。
そう、人生の折り返しはもう過ぎている。
一日一日が有難く貴重。
だからこそ、自分がどうあるべきかを深く考えるキッカケをあえて創り出す意味でも、50歳を過ぎてのひとり暮らしをおススメします。
P.S.
普段は空気みたいな家族でも、奇跡のような出会いで結ばれているって実感でき、「有り難い」って心から感謝できました。
何気ない日々は「あたり前」じゃないですね、本当に。
#85
こんにちはマキノです。
今週最後のコラムは、現代は便利なようで「残酷な社会になった」というお話です。
いまさらですが、いまはインターネットがあたりまえの社会。
だから「便利で進んだ世の中」というイメージがしますし「便利さを平等に受けられる世の中」とも感じてしまいます。
しかし、この社会って「とても原始的な社会」だと感じてなりません。
原始的な社会とは、個人の力量に左右される格差社会ということです。
【目次】
1.父親よりも稼ぐ中学生がいる理由
2.情報弱者から抜け出すヒント
★1.父親よりも稼ぐ中学生がいる理由
先ほど「現代は個人の力量に左右される格差社会」と申しました。
なぜなら、誰もがいろんなことを調べられ、情報は平等に得られるということは、個人の「情報を得る力」の有る無しで「格差」が生まれてくるからです。
これって、原始時代に「力のある人だけが獲物を獲得できた」ということに似ていますよね。
人はそれぞれ
「必要な情報を得る能力」
「その情報を活かす能力」
「情報から必要なものを得る力」
を持っています。
しかし、これらの能力は個々で違います。
ようは、「情報が得られる環境が誰にも与えられる」というところまでは平等で、その先は個人の力量で差が出る世の中になったということです。
同じ状況下で起こるこの格差は・・・
情報が平等に得られる現代の社会でつくられて、浸透していき、あたりまえになりました。
実際に、この格差を利用し父親よりも稼いでいる中学生がいるわけです
ということは
・学歴
・立場
・地位
・職歴
・年齢
・性別
これらの重要性や必要性が、どんどんなくなっていく世の中となるでしょう。
★2.情報弱者から抜け出すヒント
ネット社会が生まれる前は「情報弱者」だらけでしたよね。
たとえば「自分の可能性を信じて変わりたい」と思って新しいことに取り組もうとしますが、変わりたくても情報不足・・・
だから「変わりたくても変われない」と嘆く(なげく)人が多かったわけです。
「変わりたくてもどうしていいのか…」
と嘆けば同じような人が慰めてくれましたよね。
なぜなら
・嘆く人間も
・慰める人間も
双方「情報弱者」だったから。
しかし今は、誰でも、どこでも、いつでもインターネットが使え、それぞれが情報を得られるので「情報不足」という言い訳ができない世の中になってしまったわけです。
ようは、個人の力量次第なのです。
・必要な情報を得る能力
・必要な情報を活かす能力
そして、情報を活かし実践していく「行動力」こそ、今後の時代では必須となるでしょう。
さらに、それに輪をかけるように、多くのビジネスは無人化の方向に加速していますよね。
・誰かのせいにして
・社会のせいにして
いつも言い訳していると、本当に取り残されちゃう世の中になっていくので、今こそ行動力が必要なのです。
わたしも行動し続けます。
この先
・還暦になろうと
・老齢年金をもらおうと
・70代になろうと
言い訳しちゃったら、取り残されて、同情もしてもらえません。
本当に「今」どのような準備をしているかですね。
近い将来、そこが問われると感じています。
私は現在、農業や社会福祉、地域経済を学んでいます。
そして、農業と社会福祉をマッチングビジネスにしていき、地域経済に新たな形を目指していこうと思っています。
さらに、コピーライターであり、マーケターであり、一社会人でもあり、島人でもありたいと願ってやみません。
自分の想いと能力やスキルをハイブリッドさせていく。
そんな生き方をしたいです。
なぜなら、想像以上の格差社会がやってくると予想しているからです。
「コピーが書ける畑人」
「売ることができる畑人」
「入札し落札できる畑人」
こんな肩書きで人生の後半戦を過ごしていきたいです。
では(^_-)-☆