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サロンオーナー’sコラム #247
 ㊗️🎍新年のご挨拶🌅
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皆さま
2025年を迎え、新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は個人総研にとって、大変充実した一年となりました。
これもひとえに、サロンオーナーの皆さまの温かいご支援とご愛顧のおかげでございます。
心より感謝申し上げます。

さて、令和7年を迎えた今年は、私たちにとって勝負の年となります。なぜなら、創業当初から掲げていた「サロンメンバー300名達成」という目標を実現する年だからです。
この目標は、ただの数字ではなく、多くのサロンオーナー様に喜んでいただけるサービスを提供し続けた証でもあります。
その思いを胸に、今年もさらなる成長を目指して精進してまいります。

本年も引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
村島 弘将

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さて、年始ということで、まずは健康についてお話しさせてください。
昨今、インフルエンザやコロナウイルス、さらにはマイコプラズマ肺炎などが流行しております。
私たち個人事業主は事業を支える存在であると同時に、1人の人間でもあります。
どれだけ仕事が大切でも、健康を損なっては元も子もありません。健康こそが何よりの資本です。
どうか体調管理には十分ご留意いただき、無理をせずお過ごしください。

さて、個人総研では昨年から続けて「のんびり営業日」という制度を取り入れております。
この制度の趣旨は一言で言うと、「新年早々からガツガツ働くのではなく、ぼちぼち行こうぜ」というものです。
社員全員が在宅で、メールを返したり、予定を確認したり、仕事モードへの準備運動をする、いわばウォームアップ期間です。

「のんびり営業日」の裏テーマは、「全力で手を抜く日」です。
と言っても、手を抜きすぎて「何もしていない」という状態に陥らないことが大切です。
適度に肩の力を抜きつつ、無理のないペースで進むことが、結果的に効率を上げるのだと思っています。

私自身は、正月から仕事をすること自体に抵抗はありませんし、むしろ仕事がないと落ち着かない性格ですが、それを全社員に強要するのは難しいところです。
社員に「のんびり」と伝えつつ、自分だけパソコンの前でせっせと仕事をしている姿の自分に酔いしれるのも、毎年恒例になっております。

このように、「のんびり営業日」を活用しながら、2025年も明るく、楽しく、時にゆっくりしながらも確実に前進していきます。
個人総研は、サロンオーナーの皆さまがより充実した事業運営を実現できるよう、今年も全力でお手伝いいたします。
私たちが共に未来を築き上げていくパートナーであり続けられるよう、一層努力してまいりますので、ぜひ今年もよろしくお願いいたします。

それでは、「のんびり営業日」にふさわしく、今日のコラムはこの辺で締めさせていただきます。
皆さま、どうぞ素敵な一年をお過ごしくださいませ🌸

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サロンオーナー’sコラム #248
✅事業を潰さない個人事業主
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さて、今週は私がお正月に読んだ「会社をつぶさない社長の選択」という本の中で、ぜひ皆さまに伝えたい内容がありましたので、そのお話をします。

何度も同じ話をしますが、何度も話すということはそれだけ重要だということです。
当たり前のことを軽視せず、当たり前のことを高品質で当たり前にこなす、これはとても重要です。

まず、経営者の最も重要なスキルが「選択力・決断力」であると改めて感じました。
経営者としての選択は、事業の生死を分けることさえあります。
この本では、目先の利益や感情に流されてしまい、結果的に会社を危機に陥れる選択ミスの事例が数多く紹介されています。

特に心に残ったのは、「短期的な利益を追うより、長期的な視点を持つことが大切」という教えです。
例えば、個人事業主として仕事を選ぶ際、「安定した収入の仕事を続けるべきか、新たな挑戦をすべきか」という選択に直面することがあります。
安定を求めることは悪くありませんが、それだけに依存していると、成長の機会を逃す可能性もあります。
一方で、挑戦ばかりを重視すると、収入が不安定になり、事業の継続が難しくなるリスクもあるでしょう。
このバランスをどう取るかが、選択力の見せ所です。

さらに、この本では「選択を支えるのは経営者自身の価値観や哲学である」とも述べられています。
選択肢に迷ったとき、自分の目指すゴールや理念がはっきりしていれば、その指針に基づいて最適な決断を下すことができます。
例えば、取引先からの急な要望や利益率の低い案件に対して、「自分のビジネスの方向性に合っているか」を基準に判断することで、後悔のない選択ができるようになるのです。

この本には、経営者が選択を間違える理由として「焦り」と「過信」の二つが挙げられています。
焦りは、時間に追われたり、売上が思うように伸びなかったりするときに生じます。
その結果、短絡的な選択をしてしまうことがあります。

一方で、過信は「自分なら大丈夫だろう」という慢心から起こります。このような心の動きを冷静に見極め、選択を慎重に行うことが、事業を長く続ける秘訣なのだと学びました。

経営の場面で選択を迫られるとき、私たちは未来の結果を完全に予測することはできません。
しかし、正しい選択をするためには、事前に情報を収集し、自分の目標や価値観を明確にしておくことが大切です。
そして、選択後も「選択した以上は全力で取り組む」という覚悟が求められます。
この本を読んで、経営者としての選択の重さと、その責任を改めて感じました。

個人事業主やフリーランスの方々も、日々小さな選択の連続だと思います。
その積み重ねが、大きな結果を生むことを意識し、自分自身の「選択力」を磨いていきましょう。
このコラムを読んで、皆さまの選択がより良い方向に向かうためのヒントになれば幸いです。

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サロンオーナー’sコラム #249
事業リスクを最小限にする思考
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事業のリスクを最小限に抑える思考法を知っていますか?

「会社をつぶさない社長の選択」という本の中で繰り返し強調されていたのは、リスク管理の重要性です。
本書には「失敗の9割は準備不足から起きる」という言葉がありますが、これは経営の現場においても非常に的を射た指摘だと感じました。
どれだけ優れた選択をしても、それを実行するための準備が整っていなければ、結果を出すことは難しいからです。

例えば、個人事業主やフリーランスの方が陥りやすいのは、「収入が安定しているときにリスクを軽視してしまう」という状態です。
好調なときほど余裕を感じ、万が一の事態への備えを怠りがちです。
しかし、仕事量が急に減ったり、取引先からの契約が打ち切られたりするリスクは、どんな事業にも常につきまといます。
この本では、「リスクは完全に排除するものではなく、管理するものだ」と強調されています。

リスク管理の基本は「分散」にあります。
収入源を複数持つ、主要取引先を一社に頼らない、サービスの提供方法を多角化する、といった分散の取り組みは、個人事業主にも適用できる重要な考え方です。

例えば、フリーランスのデザイナーであれば、特定のクライアントだけに依存するのではなく、複数のプロジェクトを同時進行させることでリスクを減らすことができます。
また、収入の一部を副業や投資に振り分けることで、予期せぬトラブルが起きたときにも生活を維持しやすくなります。

さらに、本書では「準備」と「計画性」の大切さも繰り返し述べられています。
特に印象的だったのは、「好調なときほど不調時のシミュレーションを行うべき」というアドバイスです。
例えば、事業が順調に進んでいるときにこそ、予期せぬ状況が発生した場合の対策を考えておくことで、実際に危機が訪れた際の対応がスムーズになります。
具体的には、以下のような準備が挙げられます。
❶資金の管理:売上が高いときに余剰資金を確保し、経費を削減して利益を増やす。
❷情報のアップデート:市場の動向や業界の変化を定期的に調査し、新しいサービスやトレンドに敏感になる。
❸人的ネットワークの強化:取引先や同業者、顧客との関係を深め、いざというときの支援を得られる状態を作る。

これらを日常的に意識することで、リスクを最小限に抑え、事業を安定して運営することができます。

本書が示すもう一つの重要な視点は、「失敗を過度に恐れないこと」です。
リスク管理といっても、すべてのリスクをゼロにすることは不可能です。
経営者としては、ある程度のリスクを受け入れつつ、それに見合う利益を得るための行動を取る必要があります。

例えば、新しい市場に挑戦することはリスクが伴いますが、それを恐れて挑戦を避けてしまうと、将来の成長を逃す可能性があります。

個人事業主としての事業運営でも、このバランス感覚は非常に重要です。
自分が抱えているリスクを冷静に見極め、それに備えるための行動を計画的に進めることが、長期的な成功につながります。

本書を読んで、「備えの重要性」と「リスクへの向き合い方」を学びました。
これを日々の事業活動に生かし、より安定した経営を目指していこうと私も強く思いました。

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サロンオーナー’sコラム #250
✅正しい撤退を選ぶ勇気
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「会社をつぶさない社長の選択」では、事業を続けるだけでなく、「やめる」選択がいかに重要かが繰り返し強調されています。
特に印象深かったのは、「撤退は失敗ではない」という考え方です。
事業運営をしていると、どうしても成果が見えない取り組みに固執してしまいがちです。
しかし、この本では「ダメなものを早めに見切ることも立派な選択力の一つ」と述べられています。

例えば、個人事業主やフリーランスでありがちな例として、「収益性が低いプロジェクト」や「時間ばかりかかるクライアントへの対応」が挙げられます。
こうした状況に対して、「長く続ければいつか良くなる」という希望的観測だけで続けるのは危険です。本書では、「コスト(時間や資金)に見合わない取り組みは、早めに手放す勇気を持つべき」と明確に述べられていました。

撤退を判断する際には、「データ」と「目標」を基準にすることが重要です。
感情に流されず、冷静にデータを分析して判断することが経営者の責任です。
例えば、あなたが行っているプロジェクトが以下の条件に該当する場合、見直しや撤退を検討すべきかもしれません。
❶収益が目標を大幅に下回っている:努力に見合う収入が得られない場合、それは他の活動にリソースを振り分けるサインです。
❷将来的な見込みが乏しい:市場のニーズや競争環境を分析しても、事業の成長が見込めない場合は再検討が必要です。
❸ストレスや労力が大きい:仕事が精神的・肉体的に過度な負担をかける場合、健康を優先するべきです。

撤退する勇気を持つことは、決して「負け」ではありません。
それどころか、限られたリソースを次に活かす「戦略的な選択」です。
例えば、ある事業をやめることで、空いた時間や資金を新しい挑戦に充てることができるかもしれません。
本書でも、多くの成功者が「失敗から学び、次の事業で成果を出した」という事例を紹介しており、撤退が未来への投資になることを教えてくれます。

さらに、この本は「撤退の際には、事前準備が鍵」とも述べています。
撤退後の計画をきちんと立てることで、不安を最小限に抑えることができます。
例えば、新たな収入源を確保したり、スキルアップのための勉強を始めたりすることです。
これにより、事業をやめた後の空白期間を有効活用できます。

個人事業主やフリーランスの皆さんにとっても、「やめる決断」は避けて通れない局面があるはずです。
しかし、撤退は「失敗の終わり」ではなく、「成功への準備期間」であると捉えるべきです。
私たちがより良い選択をするためには、冷静に現状を見つめ直し、必要なときには潔く「やめる」選択をする勇気が必要です。

このコラムを通じて、皆さまが「撤退」について前向きに考え、次の成功への一歩を踏み出すヒントになれば幸いです。

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サロンオーナー’sコラム #251
✅柔軟な選択肢のつくり方
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最後に、未来を切り拓く「柔軟な選択肢」のつくり方を伝えます。

「会社をつぶさない社長の選択」の中で特に印象に残ったのは、経営における「柔軟性」の重要性です。
経営者にとって、「計画通りに進むこと」だけが成功ではありません。
むしろ、想定外の状況が起きたときにどれだけ柔軟に対応できるかが、事業の生死を分けると言えます。

本書では、「選択肢を増やすこと」が柔軟性を保つための鍵だと述べられています。
これは、個人事業主やフリーランスの方々にも大いに参考になる考え方です。
一つの方法や計画に固執せず、常に複数の道を考えておくことで、環境の変化に迅速に対応できるようになります。
例えば、主要な収入源に依存しすぎないことや、新しいスキルを学んでおくことは、この「選択肢を増やす」行動の一環です。

具体的には、以下のような取り組みが選択肢を広げる助けになります。
❶スキルの多様化:現在の専門分野以外にも興味を持ち、新たなスキルを習得することで、将来的な仕事の幅を広げる。
例えば、デザインを主業務にしている方がマーケティングやライティングのスキルを学ぶことで、新たなサービスを提供できる可能性が生まれます。

❷ネットワークの構築:業界内外での人脈を作ることは、将来的なコラボレーションや新たな仕事の機会につながります。人とのつながりがあれば、困難な状況でも助けを得られる可能性が高まります。

❸収益源の分散:本業だけでなく、副業や投資など、複数の収益源を持つことで、経済的な安定性を高めることができます。例えば、ブログやYouTubeでの情報発信を始めることで、副収入を得る道を開けるかもしれません。

本書では、「計画変更を恐れないこと」も大切だと述べています。
たとえ長期間準備をしていた計画であっても、環境や状況が変化したときには、修正を加える勇気が必要です。
この柔軟性こそが、事業を継続させるための重要なスキルです。
例えば、コロナの影響で対面型サービスが難しくなった際に、オンラインでの提供に切り替えた事業者が多くいました。
このような柔軟な対応ができるかどうかで、事業の成否が大きく変わります。

柔軟性を高めるためには、「変化を受け入れる心構え」も必要です。
本書では、「変化をチャンスとして捉える視点」を持つことが推奨されています。
新しい技術やトレンドに対応することは、一見難しいように思えますが、それを恐れるのではなく、自分の成長の機会と捉えることで、より良い結果を生むことができます。

最後に、柔軟性を持つためには、「自分を守る仕組み」も必要です。
例えば、健康を保つことや、ストレスを管理することも、柔軟な対応を可能にする重要な要素です。
心身が健全であれば、新しいことに挑戦する余裕も生まれるからです。

柔軟性は、一朝一夕で身につくものではありません。
しかし、小さな選択を積み重ねることで、確実に未来の選択肢を広げていくことができます。
このコラムを読んで、自分の選択肢を増やすための一歩を踏み出していただければ幸いです。

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