9/2〜9/6のコラムは…
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◇9月ゲストコラム◇
✨できる指導者とは…?✨
タケシタフミコ
@自営業者様の縁の下の力持ち
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今週のコラムは…
皆さんお待ちかね✨
自営業者の皆さんを各方面からサポートし、まさに「縁の下の力持ち」として活躍されている
竹下さんです📣
実際に竹下さんがサポートされている内容をざっくりご紹介✨
📱「X(旧Twitter)」の
記事執筆・投稿代行
🎥動画の講座を購入された
お客様に配布するPDF用の
「動画の文字起こし(校正込)」
📬美容室や整体院の先生方が
顧客に送付する
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💻美容室や整体院の
ブログ執筆代行
📩オンライン秘書
(メール対応等々)
など様々です🙆♀️
今回のテーマは…
【🧑🏫指導力】について📚
指導する側も指導される側も経験する竹下さんだからこそ実感していること。それは…
『仕事ができる=指導力があるではない⁉️』
今回のコラムは理解できると
💡人間関係が改善される
💡業務マニュアル作成が上手くいく
とメリットづくし✨
初回は、本日19時配信です✨
ぜひお楽しみに☺️
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#1 人を育てるのが下手な人には
根本的な原因が2つあった‼️
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みなさまごきげんよう。
自営業者さまの縁の下の力持ち
タケシタフミコです。
相変わらず
自営業者さまのサポートに
明け暮れています。
ところでみなさまは
人を指導する立場でしょうか?
それとも、指導されることの方が多いでしょうか?
私は講師として他人を指導している仕事もあれば
「それ面白そう!」と思ったり
「おねがい!」と言われたらすぐ
「いいよ」と言ってしまうので
ぺーぺーの新人としてあたふたすることあります。
そのため
自分の親くらいの人に指導することもあれば
逆にわが子くらいの年齢の人に
指導してもらうこともあったりするんですね。
だからこそ感じるのが
「仕事ができることと
指導がうまいことはイコールではない」
という事実です。
昔読んだ『お水の花道』という漫画の中に
「お店でナンバーワンとして輝く人と
ママ(経営者)として輝く人は違う」
のような説明をしている場面がありました。
それを読んだころはよくわかりませんでしたが
今は「本当にそう!」と思います。
これは私が経験して感じていることですが
いわゆる天才肌や勘がいいと言われるようなタイプは
さーっとトップに上り詰め、独走できます。
仕事はすごくできます。
しかし、同じような人を育てるために
その人を指導係にしてしまうと
まったく下が育たないことが往々にしてあるんです。
ちなみに私も最初は
下を育てられないタイプでした。
ただ、その根本的な原因を解消してからは
「わかりやすい」と言ってもらえるし
実際に後進を育てられるようにもなりました。
仕事はできるのに
人にうまく教えられない……
その原因は大きく2つ
・みんな自分と同じだという思い込み
・自己評価の低さ
です。
もちろんこれ以外にも
・せっかち
・協調性がない
・説明が苦手
などのこまごましたものはありますが
人を指導できる基礎を作だけなら
・みんな自分と同じだという思い込み
・自己評価の低さ
これを自覚し、解消するだけで十分です。
とかく日本人は無意識で
この2つの思い込みを抱えている人が多いです。
無意識だからこそ、わからない
人に指導してもうまくいかず
自分を責めたり
もしくは相手を無能扱いしたり……
人間関係、うまくいきませんね。
ストレスもたまりますね。
社長さんであれば
経営も指導もいまいちうまくいかず
いい人がいつかずと
デメリットしかありません。
そこで今回は
できる指導者になるために
そして、
できる指導者を見極めるために
大切なことについて
つらつらとお伝えしてみたいと思います。
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#2 みんなが自分と同じやない
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みなさまごきげんよう。
自営業者さまの縁の下の力持ち
タケシタフミコです。
今日は指導する人にあってほしくない
「みんな自分と同じだという思い込み」
についてです。
でも、これってほとんどの人が持っています。
だって、みんな自分が普通だと思っているから。
自分と違うことをしている人に対し
「だって普通はさ」と言いたくなる瞬間が過去に訪れた経験があるとしたら、大なり小なり
「自分の普通はみんなの普通」
だと思っている可能性大です。
この思い込みが特に強い人は
他人も自分と同じように考えるだろう、
同じように行動するだろうと
それが当たり前だと思っていることが多いです。
だからこそ
いろんな決めつけを持って人を見てしまい、人を指導してしまう傾向があります。
例えば私が最近指導される側として体験したことでいえば
指導者:「私は1日何回もコメント欄をチェックするからこの人もきっとそうするはず」
そう思い込んで通知が来る形で連絡をしない
私:通知が来ないため、何の反応もしない
指導者:数日後に「気が付いていませんか?」と連絡してくる
ルールだけでいうと、毎回きちんと通知が行く形で連絡を入れることが必須になっているため
ルール破りは指導者側です。
ただし、これがもし
「何度も通知が行くと大変でしょうからコメント欄でやり取りしましょう。
いつも〇時ごろまでにはお返事しています。
確認してみてくださいね!」
のように事前に言われていれば
何の問題もないわけですし
いわゆるできる指導者は
これをやってくれるんです。
だって
みんなが自分と同じとは思っていないから。
「言わなくてもわかる」なんてただの驕り。
自分の普通と他人の普通は違う。
だからこそ
何でも言葉にして伝えることが重要。
そして、みんなが自分と同じレベルだと思わないこと。
自分ができるんだからほかの人もできるはず。
これ、大きな落とし穴です。
これがあるから指導がうまくいかない。
そう言い切ってもいいと思います。
自分ができることなんて
他人もできて当たり前だと思っていると
「できないこの人はダメなやつ」
と決めつけてしまう傾向にあります。
そしてここが怖いところなんですけどね。
仕事ができるから指導者として抜擢された人が
「この人ダメです」と言ってしまえば周りはうのみにします。
その結果、実は才能がある人を解雇したり
つぶしたりしてしまうことになりかねないんです。
経営者の立場にある方は
ここもぜひ気を付けていただきたいと思います。
続きます…
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#3 ダメな私ができるんだから
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みなさまごきげんよう。
自営業者さまの縁の下の力持ち
タケシタフミコです。
みんなが自分と同じだと思うと
自分と同じくらいできない人は
ダメだと見放し、あきらめてしまう……
もちろん、人には向き不向きがありますから
ぶっちゃけダメなものはダメなんです。
がんばって教えれば何とかなるのは、ある程度まで。
それよりは
さっさと見切ってしまい
もっと得意なことを探すチャンスを与える方が
私はいいと思ってます。
でも、このあきらめるまえに
一度考えてほしいのが
自己肯定感が高いか、低いかです。
どんなに完璧に見えても
劣等感を抱いている人は多いです。
私たちから見れば完璧に見えるような
モデルや芸能人でさえ
コンプレックスの塊です。
オードリー・ヘプバーンは
自分をブスだと思っていたそうです。
北川景子は自分の声が変だと思ってるし
石原さとみは唇が
田中みな実はあのバストの大きさが
コンプレックスだったんだそうです。
つまりはみんな
基本的に自己評価が低いわけです。
特に日本ではまだまだ謙虚が美徳。
「そんなことないです」
「まだまだです」と何度も言っているうちに
それが現実になってしまうのは
思い込みや潜在意識の話でも
お話ししたとおりです。
その結果、ものすごい能力を持っているのに
「自分はダメだ」「まだまだだ」と
思い込んでいる人も多く……
特に、能力の高い人ほどなぜか多く……
そんな人が他人を指導するときに
「ダメダメな自分にできるのだから、他人はできて当たり前」
なんて思っていたら
指導される側はどうでしょうか。
「初心者です、よろしくお願いします」
とクライミングの入門コースに参加したら
あきらかに体が出来上がってる感じの
インストラクターから
「私にもできたんだからあなたも大丈夫ですよ」と
オリンピックのコースに放り込まれるようなもんです。
そんな指導者のもとに人が残るはずありません。
そしてこれまた恐ろしいことに
そういう指導者は嫌がらせでやっているわけではなく
本当に、純粋に
「私みたいなダメな人間でもできたんから
みんなにもできるはず」って思ってたりするんです。
これは仕事だけに限りません。
人間を相手とするシーン全般に言えることです。
昨日お話しした
・みんな自分と同じだという思い込み
に、本日の
・自己評価の低さ
が加わると
いくらその人自身が素晴らしくても
後進は育たない
配偶者は育たない
(最近は夫・妻を育てなおすなんて言いますからね)
子どもは育たない
となってしまいます。
続きます・・・
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#4 レッツ自己改革💪
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みなさまごきげんよう。
自営業者さまの縁の下の力持ち
タケシタフミコです。
ここまでのお話を読んで
「そういえば……」とご自身や
周囲の人に当てはまることがある場合は
できるだけサクッと解決していきましょう!
今まで培ったものは変わらない?
いえいえ、私も対外頑固者ですが、これだけは比較的簡単でした。
なぜなら「自己完結」だからです。
まず、自分は人よりすごいと思い込むことです。
「私ってすごいからな」
「私ってできるからな」
これは他人に公言する必要はありません。
独り言でいいです。
自分をほめてあげてください。
可能ならあなたを評価している
信頼できる人に軽口をたたきましょう。
「私ってできる人だからね」
「すごいと思わない?」
それに「そうそう」と答えてくれるような人がいれば
あっという間に変わるでしょう。
そしてもう1つ
相手は自分と違う国の人だと思うこと。
これは以前もお伝えしたと思います。
そして、これは家族であってもです。
子どもも、配偶者も別の国の人です。
そこにはそこのルールがあります。
あなたが思う「普通」は通用しない。
そう思っていると
人は案外と丁寧に対応するものです。
さらに追加でいえば
今、文章を書く際には
中学生にわかるように書けと言われます。
しかし、人を指導する場合には
私は最初に関しては
幼稚園児に対応するくらいの心構えでいいと思うし
むしろその方がいいと思うのです。
これは相手を見下せ、というわけではありません。
でも、考えてみてください。
自分より年下相手だと許せるものも、同年代より上になると
なぜか許せなくなりますよね。
だったら、
こころを広く持つためには
そして、上からではなく
丁寧に目線を合わせにいく気持ちになるには
相手が「幼稚園児」だと思うくらいがいいんです。
知らないだろうと思うから
順序だてて伝えるし
一度に多くのことを教えようとは思わないし
明日になって忘れて居たら困るから
わかるように文字に残しておいてあげよう、なんていう
優しい気持ちも生まれます。
つまり、理想的な指導者・教育係になるには
・「私はできる人」と
自分の中でしっかり思っており
・常に「外国人の子どもを相手に」するような気持ちで丁寧に接する
これが大事になってきます。
そして最終日の明日は
同じように仕事がバリバリできる人の中で
指導が上手な人、下手な人が
なぜ登場してしまうのかについて、実例を挙げてお伝えしてみたいと思います。
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#5 仕事はできるのに教えられないのはなぜ?
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みなさまごきげんよう。
自営業者さまの縁の下の力持ち
タケシタフミコです。
最初にお伝えしたように
今もぺーぺーの立場で
新しい仕事に取り組んでいる真っ最中です。
今私を教えてくれている人(Aさん)は、仕事はしっかりできる人です。
ただ、指導には明らかに向いていません。
パソコンで行う動きを動画にしてくれていますが、
無音に加え、途中で明らかに迷っているような動きもあり
(何なら間違ったことをしていたり)
参考にならないんですね……。
そして、その人に指導した人(Bさん)は
驚くほど指導が上手な人で
言葉で丁寧に指導している様子が見てとれます。
私はその人の残した指示をこっそり見ながら
新しい作業に取り組んでいます。
正直どちらも仕事ができる人なのですが
何が違うのかしら、とログを見ていたら
Aさんは呑み込みの早い天才肌で
Bさんは丁寧な努力家であることがわかりました。
天才肌の人、勘がいい人というのは
選択肢があると正しい方を選択することが多く
わからなかった、間違った、の経験が少ないんですね。
そして、
なんでもスムーズにできるから
意外なほど自己評価が低かったりするわけです。
その感じで私に指導をしてくるので
小さなところが「わかるでしょ」で抜けまくり
結局その人が出す指示とマニュアル等
あちこち行き来して時間がかかってしまうんです。
質問しても、自分が引っかかっていないところなので
話がかみ合わず、無駄に時間がかかったり……
こうやって指導をされてしまうと、新卒などの本当に何も知らない人であれば
だんだん聞くのも怖くなってしまい
また、思いのほかの仕事を課されてしまい、続けられなくなってしまうでしょう。
でも指導する側はなぜわからないのかわからない。
「何で?普通そうでしょ?私でもできるのに」です。
まあ、あれです
よく言われる長嶋監督の
「ガーっとしたらバーっとしてグッ」ですよ。
しかし、
わからなかったことがあり
それを1つ1つつぶしていった経験がある人は
要は努力で登っていった人は
指導が丁寧なんです。
ここでは、自分が普通、というのが
よい方に働いてくれるわけです。
でも、丁寧に教えていて
相手が呑み込みがよければ困ることはないんです。
ですから、
あなたが指導する人なら
自己評価を高め、「普通」の思い込みを捨てたうえで
最初は細かすぎるくらい丁寧に行えば
きちんと他人を育成することができます。
そしてあなたがトップに立っている人ならば
できる人=指導できる人
ではないことを改めて考え直してみてください。
ぺーぺーからのお願いです(笑)
これだけで立派な人財を育てられる確率がぐんと高まっていくはずです。