#156

こんにちはマキノです。

令和5年度が始まりました。

4月は「始める月」です。

始まる月かもしれませんが
なににせよ新鮮な気持ちで
取り組みたいですね。

4月の取り組みと言えば…

私は13年前の4月に起業し
個人事業主になりました。

そして

毎日取り組んだのは
ビジネスの勉強でした。

【目次】
1.3分野の勉強
2.我欲というブレーキ
3.2つの道
4.おまけ

★1.3分野の勉強

ビジネスをしていくには
3分野の勉強が必要です。

3分野の勉強とは

1.専門分野の勉強
2.集客の勉強
3.ファン作りの勉強

ざっくりこの3分野です。

これらを学んでいくと
ビジネスとしての形が
整うわけなんですね。

ところが多くの事業主は

1.専門分野の勉強

には熱心なのですが

2.集客の勉強
3.ファン作りの勉強

こちらの分野の勉強を
しない方が多いようです。

もしかしたら

・面倒くさい
・面白くない
・意味ない
・後ろめたい

このように感じている
のかもしれませんね。

ただ

2と3の分野の勉強を
しない事業主さん達も

「どんなに専門の知識を身につけ、専門のスキルを磨いても、お客が来なけりゃ意味ない」

ってわかっています。

わかっていても・・・

なかなかやりません。

たとえやったとしても
ネットで集客と検索し
出てきた情報を試す。

でも

満足する結果は得られない。

で、終了。

このようなパターンを
私は数多く見てきました。

なぜでしょうか?

★2.我欲というブレーキ

多くの個人事業主が
集客やファン作りの
勉強をしない理由…

それは

集客などの勉強は
我欲の為にしていると
感じてしまうからです。

もちろん

全ての方がそうだとは
言えませんが…

人からお金を得るために
我欲のために勉強をする

ここに

後ろめたさがあるのです。

反対に

専門分野の勉強ならば
お客さんのためなので
がんばるわけです。

「集客」

「ファン作り」

自分の欲のためだと
感じちゃってるのでは
ないでしょうか。

だから

本気で勉強できない。

お金をいただく商品や
サービスの勉強は本気で
できるのだけど

「それ以外はうしろめたい」

そう感じてはいませんか。

★3.2つの道

私の経験からですが

集客で悩む事業主は
壁にぶつかります。

壁には殆どの事業主が
ぶつかるので大丈夫ですが

ぶつかってから

進む道が2つの道に
分かれるようです。

2つの道とは

A・専門分野の勉強だけに集中する道
B・集客やファン作りの勉強にも真剣に取り組む道

以上です。

Aの道を選んだ人は

専門の知識やスキルは
どんどんついていきます。

そして

いいか悪いかは別として

「プライドが高い職人さん」

のような雰囲気になって
いくことが多いです。

さて

Bの道を選んだ人は
勉強を続けていくと

「集客やファン作りの勉強ってお客さんのためになるんだ」

と気づきます。

集客やファン作りの勉強は

お客さんが迷わず
よい商品やサービスに
たどりつくための

『道案内の勉強』

だと気づくのです。

自分が勉強することで
お客さんの役にも立つ…

これに気づいたら

生涯勉強を止めません。

さて

あなたはどちらの
タイプでしょうか?

★4.おまけ

私は起業する前から
Bを勉強していました。

主に

ターゲティング
マーケティング
コピーライティング

これらを学んでいました。

なぜなら

それが師の教え
だったからです。

なぜ「師」を持ったか…

それはその時の私が
「ビジネスの初心者」
だったからです。

師は

「ビジネス初心者は『自分でできる』というプライドを捨てて最初は言われるままに
行動しなさい」

と教えてくれました。

人は大人になると
プライドを持ちます。

しかし師は

「ビジネスで最も邪魔なのが『プライド』です」

と最初に教えてくれました。

初めはその考え方に
正直抵抗がありました。

しかし

その後様々な経験を積み
師の教えの深さを知りました。

師からの教えは

起業したこの4月に
よく思い出します。

では(^_-)-☆

#157

こんにちはマキノです。

男性はプライドが命だと
思っている人が多いです。

できないことに対しては

「恥だ」

と感じてしまう男性も
多いでしょう。

やったことがない事も

「やってみなきゃわかんねー!」

となるのも男性です。

私もそういう輩(やから)でした。

しかし

独立した後気付きました。

独立してもダメダメの頃

私は

・これができる
・あれもできる
・こんなこともできる
・あんなこともできる
・そんなこと朝めし前

よくこんなことを
人に言ってました。

「それはできません」
「これはできません」

できないことを
自ら認めることが

プライドが邪魔して
言えなかったのです。

しかし

あるとき・・・

【目次】
1.弱みを見せた結果
2.信用された瞬間
3.「恥」は邪魔な思考

★1.弱みを見せた結果

起業して数年たったとき
仕事の依頼がきました。

私はコピー(文章)と
サイトのデザインを
頼まれたのです。

私はデザイン好きです。

自分のWEBサイトでは
デザインなどを積極的に
考えたりしていました。

しかし

私は色弱だったのです。

赤系と茶系の区別に
問題があったので・・・

「すみません、コピーは考えます。しかし私は色弱なので自分のサイトならともかく、人さまのデザインは自信をもって引き受けられないです」

と正直に言いました。

プライドが傷ついて
悔しくなりました。

すると

「そうだったんですね、正直に言ってくれてありがとうございます」

と言っていただけ

「それでも、やっぱりマキノさんに頼みたいです」

とお願いされたのです。

★2.信用された瞬間

私は理由をお聞きしました。

すると

「正直に言ってくれたことで、ますます信用できたからです」

と言っていただけたのです。

さらに

「色のことはこちらも注意してみますし、変更箇所があればカラーコードでお願いしますから」

と提案されました。

カラーコードとは・・・

黒なら#000000
緑なら#008000
深緑なら#006400

といったように

色覚ではなくコードで
色を識別する方法です。

「これならできる!」

こう思ったのと同時に・・・

「信用されるって、できることを並べ連ねるより、できないことを正直に言ったとき生まれるんだな」

と思いました。

独立して初めて
信用された瞬間です。

それから私は

できないことを正直に
伝えることに抵抗が
まったくなくなりました。

★3.「恥」は邪魔な思考

「それはできません」

って伝えることって
仕事が欲しいときは
辛いですよね。

でも

ビジネスにおいては
お客さんの不利益を
考えるのはマストです。

ですから私は

「何とかなるかも」

というレベルの案件は
受けないようにしています。

なぜなら

もし何とかならなかったら
相手の貴重な時間を奪って
しまうからです。

だから

「できないと恥」

こんな風に思うことって

ビジネスだと邪魔になる
という結論となりました。

では(^_-)-☆

#158

こんにちはマキノです。

本日は2つのコラムを
お届けします。

1つめのコラムは
【動けなくなるまで動く】

2つめのコラムは
【いいお芝居しましょう】

というものです。

では早速1つめを。

【動けなくなるまで動く】

若い人でも中高年でも
共通して言えるのは…

みんな大切なものを
探しているという点です。

わたしたちは

生きている間
大切なものを
探す旅をしてます。

旅の途中

大切なものを
見つけた人は
幸せです。

見つけた人は嬉しいし…

人生が豊かに
なるでしょう。

ただ

大切なものって
探しに行かないと
見つかりません。

だから動かなきゃ。

いつも同じ場所にいて
同じことをしていたら

見つからないんです。

自分から行動して
探しに行かなきゃ

大切なものとは
出会いません。

ここで視点を変えます。

男女と言う視点で
考えてみたところ

自分にもあてはまる
傾向を発見しました。

男性の傾向なんですが…

男性って歳を取ると

自分の習慣を優先する
傾向が強くなります。

ようするに

新しいことをしたり
縄張りから出るのを
無意識に拒むのです。

そのうち

あちこち具合が悪くなり
自力で動けなくなる…

結果

まだ出会っていない
大切なものに会えない。

ちょっと悲しくなりました。

でも

多くの女性は違います。

女性の好奇心は
天井知らずです。

だから

・旅行に行ったり
・お店に行ったり
・おしゃべりしたり
・習い事に行ったり

こんなことが好きな
女性の方が動くので
すぐ見つけるんですよ

大切なものを。

だからこそ

このコラムを読んで
下さっている男性の

“あなた!”

「動けなくなるまで動く」と

ちょこっと頭の片隅に
書いておいてください

自分にそう言い聞かせて
今後も生活していきます。

では2つめのコラムです。

【いいお芝居しましょう】

人生劇場という映画が
確かありましたよね。

人生が劇場だとすると

わたしの人生では
わたしが主役です。

あなたの人生では
あなたが主役です。

一人ひとりが主役です。

もらった役に
主役が文句を
言っていたら…

せっかくの舞台は
メチャクチャになり

そのお芝居は台無しです。

台無しにしてしまうと

芝居の監督である
天の神さまから

「こいつはダメだ、役を落とそう」

と言われてしまいます。

しかし

役を見事に演じると

「おっ、いいねぇ!もっといい役をあげよう」

となって

次はいい役をもらえ
またがんばれます。

ということで私は

セミナー講師のときは
最高の講師を演じます。

家にいてパパのときは
味のあるパパを演じて

みんなで飲むときは
楽しい酔っぱらいを
見事に演じるのです(笑)。

芝居って

見るのも楽しいですが…

自分で役作もりして
実際に演じたほうが

何倍も楽しくないですかね。

まっ

マキノの理論なので
人に押しつけません。

押しつけませんが

ホントに楽しく
なっちゃうから
不思議です(^_-)-☆

#159

こんにちはマキノです。

私は9月で60歳です。

「初老」

と言われてしまいますが
マッチョで元気な60歳を
目指しています。

しかしまあ…

還暦ぐらいになると
そこそこ知識はあり
経験も積んできています。

言いかえると

「そんなことはわかってる」

ということが
増えるのです。

【目次】
1.素直に聴けないシニア
2.1日に10回は感動
3.笑って共感しよう

★1.素直に聴けないシニア

「そんなことはわかってる」

この言葉は

同世代から先輩世代の
男性からよく聞く言葉。

たとえば

「こんなニュースがあったよ」

なんて言われると

「同じようなこと昔もあったぜ」

などと

ドヤ顔してマウントをとる
人がチラホラいるわけです。

他にも

南の島のビーチを見て
心から感動する人に

「観光客が増えすぎたねここも」

このように

折角の感動を共有せず
興ざめさせるひと言を
口にしたりするのです。

ようは

『人の言うことを素直に聴けないシニア』

になっていく
ということです。

これは要注意ですよね。

★2.1日に10回は感動

104歳で亡くなった
夫人解放運動家の
加藤シヅエさんは

「1日に10回は感動するの」
「感謝は感動、健康、幸せの源なのよ」
「昼寝は駄目です」

長生きの秘訣を
説いてくれました。

私は

「まさにこれだよ、これ!」

と感激してしまいました。

毎日感動する生き方は…

「そんなことわかってる」

を連呼するオッサンとは
真逆の生き方です。

まさに

マキノが目指す生き方。

さて

感動できるかどうかは
感覚で細かな「差」を
感じられるかです。

ようは

感性の問題です。

感性の問題とか
言われると

「ハイハイどーせオレには感性とかねーし」

中学2年生のような
いじけ方をする人が
ごく稀にいますが…

感性は誰でも伸ばせます。

何歳になっても
感性は伸ばせます。

さらに

伸ばし方は超簡単で

「へぇ~!」
「そーなんだ!」
「すげぇ~!」
「わお!!」

こんな言葉を使うだけ!

「それ知っている」
「そんなことわかっている」

と言っていた場面を

「へぇ~!」
「そーなんだ!」
「すげぇ~!」
「わお!!」

に換えるだけなので
無料で今すぐできる
ということです。

★3.笑って共感しよう

それでも、もし

「知っている」
「わかっている」

が止められない人は…

きっと

自分の自己重要感が
満たされていない
可能性が高いです。

わりやすく言うと

「自分をもっと認めてくれ」

こんな思いが
とっても強いと
いうことです。

そうでなければ

・目も悪くなって
・鼻も効かなくなって
・耳も遠くなって
・頭がカッチカチ

ということです。

特に

頭がカッチカチで
素直じゃない人は

陰で嫌われます。

だからこそ

物知りで経験豊富の
皮をかぶるより

「だよね!」
「わかる!」

このような共感言葉を
笑って言ってたほうが

結構愛されますし
楽しく生きれます。

私は物知りオヤジや
経験豊富オッサンに
なりたくないです。

というか

ならないように
注意しています。

よかったらあなたも

「へぇ~!」
「そーなんだ!」
「すげぇ~!」
「わお!!」
「だよねー!」
「わかる!」

こんな言葉を連発して
生きてみませんか。

では(^_-)-☆

#160

こんにちはマキノです。

突然ですが貧乏神って
いると思いますか?

私は

貧乏神はいると思います。

今週最後のコラムは
貧乏神の正体について
です。

【目次】
1.自分を引っ込めろ
2.私はあなたじゃない
3.これが貧乏神の正体
4.打ち出の小づち

★1.自分を引っ込めろ

コピーライティングを
本格的に教えるとき

いつも言うことがあります。

それは

「自分を出すな」

ということです。

自分がどう思うかを
まずは放っておいて

「自分を引っ込めろ」

ということです。

今のビジネスにおいて
自分を出さないことは
とても重要なことです。

なぜなら

集客や売上げに
直結するからです。

確認ですが

コピーライティングや
マーケティングをする
ときのお話ですからね。

それでも

「自分を出さないなんて穏やかな話じゃないですね、マキノさん…」

と思うかもしれません。

ところが・・・

とっても穏やかな
お話なのです。

ようは

「あなたがどう思うかよりも、お客さんがどう思うかが大切だ」

って内容だからです。

穏やかでしょ?

★2.私はあなたじゃない

(※貧乏神のお話しです)
もう少し具体的にします。

ちょっと前に
クライアントと

こんなやり取りが
ありました。

C :「今度この商品を出したいんです」

私:「それって見込み客からの要望ですか?」
C :「いえ私がこの商品に惚れてるからです」

私:「見込み客も惚れると思いますか?」
C :「ええ、だからご提案したいのです」

私:「あなたは奥さんに惚れてますか?」
C :「もちろんですけどそれって何か?」

私:「すみませんが、私はあなたの奥さんに惚れていないし、1mmも魅力を感じてないのですが…」

C :「当たり前じゃないですか!」

私:「ということなんですよ」

多くの人は

・素晴らしい
・便利だ
・役だった
・良かった
・楽しかった

という自分が満足した
商品に価値を感じます。

もちろんそれ自体は
悪くはありませんし
当然です。

しかし

自分がもらって
嬉しい商品を

「他人も当然手にしたら嬉しいだろう」

信じてしまうことに
無理があるのです。

★3.これが貧乏神の正体

芸能人の交際などを

「誰もがうらやむカップル誕生」

などとマスコミが
時々報道しますが

私は一度も

「うらやましい」

と思ったことはありません。

でも

よくこんなことを
耳にしませんか。

「自分の価値観と他人の価値観なんてそんなに大きく変わらないでしょ、同じ人間、同じ日本人なんだからさ!」

この考えを

『貧乏神』

と私は呼びます。

貧乏神の正体とは

「自分基準」

という心の作用
とも言えます。

・自分はこうだ
・自分がこうだから
・自分の考えでは
・自分にとっては
・自分を基準に考えると
・自分のものだとしたら

これらが

『貧乏神』

の思考パターンです。

ついでに

『福の神』

の思考パターンはこうです。

・見込み客がこう言ってた
・見込み客の気持ちは
・見込み客にとってどうかだ
・見込み客を基準に考えると
・見込み客の欲しいものは
・見込み客は何に感動するか

これが

「自分を出すな」

ということです。

★4.打ち出の小づち

私を含め

多くの人は自分の経験が
すべてになりがちです。

また

こんなこともありました。

長いセールスコピーを
私が書いたとき…
それをチラシにする
女性デザイナーさんが
こう言いました。

「マキノさん、こんな長い文章は誰も読みませんよ、特に女性はです!」

私は言いました。

「それはあなたの考えですよね」

女性デザイナーさんは

「そりゃそうですけど…一般的に女性は長い文章がキライというか、苦手なものなんです」

と返してきました。

「じゃあ、女性は小説を読まないのですか?」

そんなことはないと
言ってこられたので

最後にこう言いました。

「長いコピーが読まれないのではなくて、興味が無いもの、面白くない文が読まれないんだと思います」
 
「だからこそ、わたしは前もって読み手の興味や関心を調べたうえでコピーを書いています」
 
「すべての人の興味関心が同じということはありません」
 
「なので、この商品が欲しいと思う人という『対象』を絞ってリサーチして作ったんですよ」

ようは

長い文章の良し悪し
ではなくて

『対象(ターゲット)』

を絞っているかどうか
の問題なのです。

だから、もし

そのデザイナーさんが
わたしの広告の対象者
だったら…

文章は2~3行にして

デザインのイメージや
書体やカラーにメッチャ
こだわるでしょう。

そして

このリサーチ(事前調査)のことを

『打ち出の小づち』

と呼んでいます。

打ち出の小づちとは
振るだけで望むものが
出てくるツールです。

あなたも、ぜひ

『貧乏神』

を追い出して

『福の神』

を招き入れてください。

ただし

順番を勘違いしては
ダメです。

福の神は

『打ち出の小づち』

はじめは持って
いないのです。

多くの人は

『打ち出の小づち』

福の神が持ってきてくれる
と思っていますよね。

これがそもそも
間違いの源です。

実は、福の神って

打ち出の小づちを
持っている人の処へ
やってくる

ってのが真実です。

なので

一刻も早く貧乏神を
追いだして

リサーチと言う
打ち出の小づちを
手にしてください。

打ち出の小づちとは

誰もが手にすることが
できるものですから。

(^_-)-☆

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