3/27〜3/31のコラムは…
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◇3月ゲストコラム◇
✉️ニュースレターのススメ📬
タケシタフミコ
@自営業さまの縁の下の力持ち
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今月のゲストコラムは
🎥動画の講座を購入された
お客様に配布するPDF用の
「動画の文字起こし(校正込)」
📬美容室や整体院の先生方が
顧客に送付する
「ニュースレター」原案作成
💻美容室や整体院の
ブログ執筆代行
📩オンライン秘書
(メール対応等々)
などなど…
自営業の皆さまの
💪縁の下の力持ち💪として
様々なサポートをされている
竹下さんにコラムを書いていただきます✨
今回は
「ニュースレターのススメ」ということでコラムを書いていただきます!
たくさんのお客様に愛されている美容室や整体院は
どのようなニュースレターをお客様にお届けしているのか?
そしてお客様に読んでいただくために、作成する上でどのような工夫をしているのか?
そんな㊙️情報が盛りだくさんです✨
初回は、本日19時配信です✨
ぜひお楽しみに☺️
#1 まだまだ効果は絶大⁉️
みなさま初めまして。
自営業者さまの縁の下の力持ち、タケシタフミコです。
何かそれらしい肩書をつけようと思ったのですが、自分が長く携わっている仕事を見ると……
・動画での講座をご購入いただいたお客様に配布するPDFのための「動画の文字起こし(校正込み」
・美容室や整体院の先生方が顧客に送付する「ニュースレター」原案作成
・美容室や整体院のブログ執筆代行
・オンライン秘書(メール対応等々)etc
下請けとも違うようなこれらの仕事を、インターネットの広がりの恩恵を受けてもうかれこれ10年以上、全国から承っています。
今回はそんなお仕事の経験の中から「ニュースレターのススメ」という題材でお話をしていきたいと思います。
私はとある美容室さんのニュースレターをもう何年も執筆し続けています。
いわゆる高単価ヘアサロンさんですが、たくさんのお客さまを抱えているのがニュースレターの発行部数でわかります。
その数はコロナ禍でも減少することなく、事業もどんどん拡大していき、業績はうなぎのぼり。
もちろん、ニュースレターだけの結果ではないかもしれませんが、寄与していることは確かだと思うのです。
なぜならニュースレターは、DRMのメイン手法の1つだから。
1872年にアメリカで始まり、そして日本にも導入され、現在でも重要な販売戦略としてあちこちで使われているもの。
それがDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)です。
その手法の中でも、特に年配の顧客が多い職種では多大な効果を発揮するのが、その人宛てに送られてくるダイレクトメールやニュースレターです。
「今時ダイレクトメールなんて見ないで捨てちゃうでしょ」
いえいえ、実はそんなことないんです。
私はほかにもニュースレターの作成に携わっており、顧客の声を記事にするためにインタビューを文字起こしすることも多いのですが、年配の方においては、みなさん結構楽しみに待たれていて、ファイリングしているという声も聞くほどなのです。
ただし、もちろんそれはその中身がものを言います。
ということで次回は、お客さまに楽しみに待ってもらえるニュースレターの中身について、もう少し突っ込んでお伝えしていきますね。
#2 お客様が喜ぶ内容とは…
みなさまこんにちは。
自営業者さまの縁の下の力持ち、タケシタフミコです。
前回はニュースレターを待っている人が実際にいることを少しお伝えしました。
今回は、どういう内容のニュースレターならお客さまが喜んで読んでくれるのかについて、少しお話ししてみたいと思います。
まず「おばあちゃんの知恵袋」的なものはやはり好まれるんですね。
しかもすぐ使えるネタということが大事です。
美容室なら美容に関するもの、整体院さんなら健康に関するもの、お掃除サービスならお掃除に関するものです。
そうすることで、そこから来店や購入に本当につながっていきます。
例えばお掃除サービスであれば、簡単なお掃除道具の作り方やコツを載せておくとそれを読んで、実際に活用される方が多いです。
お役立ち情報だけであればそれで終わりますが、そこに「こういう汚れは専門家へ」のようなメッセージを一言添えたり、「〇ヶ月に1回プロに頼めば、日々のお手入れはこれで大丈夫!」のようなメッセージを一緒に載せておくと、不思議と嫌味なく売り込みができるわけです。
そうすると、刷り込み効果もあって、お掃除に悩んだり、疲れたりすると「ああそうだ、お願いしよう」となりやすくなります。
整体院さんでも美容室さんでも同じで、家でできるストレッチを載せながら「こういう時はご相談ください」という注意書きを添えればいいし、美容室さんであればヘアケアのコツなどをお伝えしつつも、定期的なスペシャルケアをさりげなく提案したりできます。
そんな控え目な売りでいいのかと思いますが、これは人間の心理をうまく使っています。
人は、自分が親切にしてもらうと、何かお返しをしなければと思いやすいのです。
これを「返報性の法則」と呼びます。
そしてそれを引き出すには、相手にプレッシャーを与えない程度のものがよいと言われます。
だからこそ、ニュースレターでお役立ち情報をお伝えし、自分のアピールもすることによって、結果として売上が上がっていくことになるというわけなのです。
お役立ち情報と控え目なアピールをセットにすれば、十分効果を発揮できることをご理解いただいたうえで、次は、来店を促す効果を発揮するニュースレタートピックの選び方について、お伝えしていきたいと思います。
#3 来店を促すトピックとは…
みなさまこんにちは。
自営業者さまの縁の下の力持ち、タケシタフミコです。
前回は、待たれているニュースレターの内容と、そのさりげない効果についてお伝えしました。
今回は、来店を促すために相乗効果を発揮してくれる、ニュースレタートピックの選び方についてお伝えしていきます。
例えば私が担当している美容室のニュースレターは、ファッション情報、コスメ情報、そして運気を上げるための占い系情報が載っています。
これは美容に関連するものですよね。
新しいファッションにチャレンジすると、ヘアスタイルも変えたくなります。
美肌が気になると、不思議と美髪にも興味がわきます。
また、運気アップの話をすると、「気の流れを変えたいから何かを変えよう、そうだ、ヘアスタイル!」となりやすいんですね。
どれをとっても「そうだ、美容室に行こう」という思考に流れやすくなるものになるんです。
そうなったところに飛び込んでくるのがスタッフの紹介だったり、ヘアチェンジ大成功の体験談だったりするとますます「自分も!」となりやすくなります。
整体院さんであれば、健康情報やお出かけ情報、院長先生直伝のストレッチやマル秘情報を掲載したりすると、「しっかり健康をキープしよう」「もう少し話を聞きたいな」となり、来院が促されやすくなります。
そのほかにも、パズルやクイズを入れると「あれ、面白かったよ!」という話題になりますし、それを楽しみにしてニュースレターを待つ人も増えてきます。
私はあくまでも作成する側ですが、「お客さまから『あのお話、役に立ったよ』と言われることもあります。自分が書いていないので、細かい話題を振られて困ることもありますけどね(笑)」というお声をいただくこともあるので、来院を促す効果があることを実感できています。
ニュースレターは、意外にも心理的に働きかける作用も強いということがわかっていただけると思います。
では、次は開封してもらいやすいちょっとした工夫についてお伝えしていきたいと思います。
#4 開封されやすく読んでもらうためのひと工夫
みなさまこんにちは。
自営業者さまの縁の下の力持ち、タケシタフミコです。
前回は、来店を促すニュースレタートピックについてお伝えしました。
今回は、お客さまが開封して中身を見てくれるニュースレターになる一工夫についてお話ししてみたいと思います。
私は以前、ニュースレターの代行で年商何千万というところで執筆させていただいたことがあります。
ニュースレターの内容ももちろん大切なのですが、まずは開封してもらえないと意味がありません。
そして開封してもらうためには、目を惹かなくてはいけません。
これもダイレクトレスポンスマーケティングの1つの要素ではあるのですが、毎回封筒の形を変えたりして趣向を凝らすのも大変ですし、時間もお金もかかりすぎますよね。
そこで行っているのが、宛名は達筆の手書き、そして切手は記念切手などの目を惹くものを使う、ということでした。
パソコンが発達した今、手書き文字はやはり少なくなりました。
だからこその美しい手書き文字は、やはり人の目を惹きつけるんですね。
昔々、懸賞がはがき応募だった頃に懸賞達人のコツが紹介されていましたが、やはり「目立つようにする」ということで、シールを貼ったり、カラフルなマーカーを使ったり、シールや写真などを使ってとにかく目に留まるようにするということを挙げていました。
ニュースレターにもそれを応用すると、やはり目に留まりやすくなります。
ちなみに、私が携わるところは、宛名は外注して手書きにしてもらっている、というところが多いですが、最近は手書きと見まごうばかりの印刷物もあるので、それを活用するのもありかな、と個人的には思っていますが……。
自分のために手を掛けてくれた、と感じるものを無下にする人はやはり少ないようです。
そのため、ここにも返報性の法則が働き、自分のためにここまでしてくれているのだから、何かあったらここに行こう、と自然に思ってしまうようになります。
こうやって丁寧に解説してみると、ずっと利益を上げてきたマーケティング方法は、いろんなことが上手に組み合わせられているのだなと改めて感じてしまいます。
最後となる次回は、読む人に共感してもらい「私もこうなりたいから行こう!」と思ってもらえるお客さまの声の紹介方法についてお伝えしたいと思います。
#5 「お客さまの声」載せるときのポイント
みなさまこんにちは。
自営業者さまの縁の下の力持ち、タケシタフミコです。
前回は、ニュースレターを開封し、読んでもらえるための一工夫についてお伝えしました。
今回は、読む人に共感してもらい「私もこうなりたいから行こう!」と思ってもらえるお客さまの声の紹介方法についてお話ししてみたいと思います。
先にコツをお伝えすると、子どもが読んでもわかるように書くことです。
SNSなどで発信する文章を書く時は、小学生でもわかるように書くのが基本だと言われます。
でも、詳しくなるとそれを忘れて専門用語を連発してしまいがち。
業界で当たり前のように使っている用語も、実は専門用語や、特殊な短縮語かもしれません。
それに気を付けながらお客さまの体験談を言葉にしていくと、とてもわかりやすくなります。
しかし、なじみすぎて専門用語だと思わずに使っている言葉もきっとあるでしょうから、ぜひ一度、自分の業界とは関係のない第三者に読んでもらったり、「こういう感想をもらったから分かりやすく書き換えてみて」と依頼したりしてみてください。
ちなみにお勧めは、過去に自分でブログやHPにあげた記事を「文字数を制限して」リライトすることです。
ブログやHPの記事は文字数制限もそうそうないので、あれもこれも伝えたいとなり、気が付けば長々と記載していることも多いと思います。
それをぎゅっと短縮するわけですね。
これは自分でやっても外注しても構わないのですが、文字数が制限されると必然的に内容が本当に伝えたいことのみに限定され、簡潔で伝わりやすいものになります。
簡単でお勧めの構文は
「こんなお悩みを抱えていた人が、これによってこんなふうに変身しました! 実際に行った施術は〇〇です」
という形です。
最後に行ったことを記載しているため、「へえ、こんなに変わったんだ! なるほど、これをしてもらうといいのね」と内容を再確認してもらいやすくなります。
5回にわたってニュースレターを書く側から見た「ニュースレターのススメ」をお伝えさせていただきました。
一助になれば幸いです。