#116

こんにちはマキノです。

暑い8月となりましたが
いかがお過ごしでしょうか?

子どもの頃の8月は天国!

朝も寝坊しまくって
自由気ままに生活し
夏をエンジョイして・・・

そんな思い出がある人は
結構多いと思います。

ところが

私の子どもの頃はというと・・・

【目次】
1.子どもの頃より子どもっぽい
2.メッチャ大変な「自由」
3.他人のルールに従っていると

★1.子どもの頃より子どもっぽい

実は私、今の自分は

「子どもの頃より子どもっぽい」

と感じています。

なぜなら子どもの頃の私は

いつも人目を気にして
やりたいことも我慢して
楽しく生きられない子

だったからです。

楽しいことは「悪いこと」と
自然に感じていたのかもです。

ですから

常に「いい子」でいようと
無意識に努力していました。

自由気ままに生きるより
枠にはまった生き方を好む
妙に大人びた子どもでした。

挙句の果てには、、

自由気ままに生きてる大人を

「あいつらは負け犬だ」

みたいな思いで見下すような
まったく可愛くない少年でした。

いい学校に入って・・・
いい会社に就職して・・・

小学生の頃からそんなことを
真剣に考えてる子どもでした。
(当時の教頭先生に呆れられました)

そして中学、高校を卒業。

で、大学を卒業し教師デビュー。

一見いい感じの大人路線に
歩み始めた感じでしたが・・・

何年経っても違和感が消えず
自分の職業に誇りがもてない。

正体不明のもどかしさを持ちながら
教師という仕事を続けていたのです。

★2.メッチャ大変な「自由」

そんな私も40歳を過ぎ、、

「もっと自由に生きたいな」

と考えられるようになりました。

見方を変えると・・・

私は40歳位まで子どもの頃の
自分と変わっていなかったのです。

そして

46歳で教師を辞めて独立し
晴れて「自由の身」に!

・・・・・

ところが

自由ってメッチャ大変でした。

自由でいようと思うと

したことがない努力を
毎日しなくちゃならない。

明るくなれない日々だらけ。

夜、布団をかぶって泣いたり・・・
死にたいって真剣に思ったり・・・
超みじめな気持ちになったり・・・

「今までの人生なんて甘っちょろかった」

心底そう思えました。

★3.他人のルールに従っていると

それでも「自由」というのは
私にとっては大切なものです。

どんなに大変な思いをしても
価値があるって感じています。

全くゼロからビジネスを作り・・・
ルールは全部自分で作り・・・

挑戦者のみに与えられる
昂揚感とドキドキを感じ・・・

毎日こんな感じで生活してました。

よく考えると・・・

子どもの頃よりワクワクして
なんか笑っちゃいます。

でも

たまに不自由になりたくなります。

私の「不自由」とは
他人のルールで生きること。

具体的には雇われることです。

ここ数年何度か雇われました。
(長期間ではないですが)

雇われると・・・

ワクワク感はほとんどなく
義務感だけで働く感じです。

やはり他人のルールは
不自由感満載です。

しかし

他人のルールに従っていると

「オレも大人になったじゃん」

と感じてしまい・・・

これも笑っちゃいました。

今はまた自由にやってますが

自由に個人事業を再開すると
さらに「自由」が輝き喜びも
倍増します。

これは大発見でした。

で、自由を得たマキノは・・・

もうどっぷり子どもです。

くだらない話題に
お付き合いくださり
恐縮至極ですm(__)m

#117

こんにちはマキノです。

暑い日には冷たいお蕎麦が
食べたくなりませんか?

私はお蕎麦が大好物です。

中でも「天ぷら&お蕎麦」
この組み合わせが最高です。

【目次】
1.えび天の尻尾
2.捨てられるえびの尻尾の意味
3.えびの尻尾は意味がない?
4.個人事業主のえびの尻尾とは

★1.えび天の尻尾

先日も近所の蕎麦屋に行き
天蕎麦を食べてきました。

住宅地の奥まった処にある
そのお蕎麦屋は・・・

知る人ぞ知る名店です。

そこで注文したのはもちろん

「天ぷら蕎麦」

そして何よりの楽しみは
天ぷらの「えび天」です。

カラッと揚がったえび天。

想像すると目尻が下がります。

注文を待っていると
私の前方にいた方も
同じのを食べていました。

「おっ、うまそうだな」

と思って何気なく見ていたら…

私はハッとあることに
気付いたのです。

「えびの尻尾を残している…」

★2.捨てられるえびの尻尾の意味

あなたはえび天を食べるとき
尻尾はどうされますか?

ちなみに私は食べちゃう派です。

しかし周りをよく見ると・・・

えび天の尻尾を残している人が
そこには結構いたのです。

確かにえび天はあのプリっと
揚がった「身」の部分が主役。

・衣のサクサク感
・身のプリプリ感

絶妙なハーモニーです。

そして最後に尻尾をパリッと
食べるのですが

どうも尻尾を残す人のほうが
多いように感じてしまいます。

そのとき私は

どちらが良い悪いの話じゃ
ないですが疑問が湧きました。

「こんなに残されるのにどうしてえび天は尻尾をとって調理されないのか?」

という素朴な疑問でした。

「蕎麦屋の人もこんなに残されるなら最初から尻尾をとって揚げればいいのに…」

と思ったのです。

ということで想像して下さい。

えび天でも
エビフライでも

尻尾をとった状態で揚げられて
目の前に出された場面をです。

形だけ見れば
何かに似ていませんか?

「・・・・・・」

わかりませんか?

私はすぐにこう思いました。

「犬のウンコみたいじゃん…」

★3.えびの尻尾は意味がない?

以前、こんなことがありました。

ある方から名刺のコピーを
考えてくれと言われたときです。

その方には

「キャッチフレーズを入れてみましょう」

と提案しました。

例えば、、

・隠れ●●革命児
・あぶない●●魔法使い
・草食系●●伝道師
・●●の懲りない反逆者

こんな感じの枕詞です。
(あえて大袈裟に書きました)

しかし、その方は

「自分の職業が書いてあるからそれで解るんじゃないですか?」
「わざわざこんな大袈裟な言葉つけなくても」

と言われたのです。

確かに

・税理士事務所なら「税理士」
・整体院なら「整体師」
・和菓子屋なら「和菓子職人」

とまあ

このように書いておけば
伝わるには伝わります。

無駄なものは省いて
スッキリしたいという
気持ちも理解できます。

そして「えび天」の場合だと

実際、確実に食べられる部分…

いわゆる機能する部分は
身の部分であると思います。

ということで機能しない
尻尾の部分を捨ててしまうと

えび天のビジュアル(視覚的)な
アイデンティティ(身分証明)が
なくなるわけです。

えび天を視覚的に「えび天」に
見せているのは

えびの「尻尾」だったのです。

・食べないから
・機能しないから

と言ってその尻尾の部分を
とってしまうと

なんだか解らず、時として
ウンコに勘違いされるかも
しれないのです。

★4.個人事業主のえびの尻尾とは

コピーライティングも同じです。

機能的な部分だけを書いても
伝わらないことが多々あります。

実は

コピーの中の「えびの尻尾」が
多くを伝えているのです。

ここで考えて下さい。

あなたの「えびの尻尾」は
何だと思いますか?

個人事業主は名刺を作りますよね。

そして

えびの尻尾があなたの名刺に
書かれているでしょうか?

さらに

あなたの価値を相手に伝える

「仕掛け」

が名刺に施されているでしょうか?

個人事業主の名刺とは

見込み客と対面しながら
伝えることができる
最強の宣伝ツールです。

えび天を食べる機会があったら

「ちょっと名刺を見直してみるか」

このコラムを思い出してください。

では(^_-)-☆

#118

こんにちはマキノです。

突然ですが

「KISSの法則」

って知っていますか?

【目次】
1.KISSの法則とは
2.シンプルさが大切なんです
3.「シンプルに書け、アホ!」
4.当てはまりそうなジャンル

★1.KISSの法則とは

KISSの法則とは・・・

男性が女性にキスする際に
目を閉じるか閉じないかで
その先の交際期間が決まる・・・

先に女性から男性の頬に
キスをするとこの先ずっと
女性が主導権をにぎれる・・・

などというものではありません。

このKISSとは

“Keep It Simple, Stupid.”

の略です。

日本語に直訳すると

「保てそれをシンプルに、愚か者」

分かりやすく言い換えると

「シンプルにしろっつーの、バーカ!」

という意味になります。

★2.シンプルさが大切なんです

実はこれ、、

ホームページなどの
WEBサイトを作るときや

WEBデザインをするとき
よく言われる法則なのです。

ようは・・・

・凝ったつくりだったり
・複雑なつくりだったり
・情報量がやたら多かったり

こんなサイトは

・ウザいと嫌われて
・アクセスが少なくなって
・意味がなくなる

ってことを示唆する
大切な法則なのです。

そして

私にとって耳の痛い
法則でもあります。

シンプルさが大切なんです・・・

いやいや本当に。

★3.「シンプルに書け、アホ!」

ただ、このKISSの法則って、、

いろんなジャンルにも
当てはまりますよね。

例えば・・・

先ほども耳の痛い法則だと
お伝えしましたが

このようなコラムも
シンプルにすればするほど
読み手には親切ですよね。

ところが世の中には

・難しい言葉を使ったり
・堅苦しい言い回しにしたり
・やたらと長く書いたり(苦笑)

そんな文章があふれています。

KISSの法則からすると

まさに

「シンプルに書けっつーの、アホ!」

ということです。

★4.当てはまりそうなジャンル

他に当てはまりそうな
ジャンルを挙げると・・・

たとえば

・営業
・子育て
・社員教育
・旅行のサイト
・研修
・メニュー
・コンプライアンス
・携帯のプラン

こんなジャンルにも
当てはまりそうです。

営業なんて最たるもので
複雑だとまず売れません。

営業マンは大変だと感じます。

子育てもシンプルさが
大切だと感じます。

本当に世の中複雑なことが
多いこと多いこと・・・

さて、、

こんな法則を紹介した後に
長々書き続けると・・・

「はよ終われ、このボンクラ!」

と思われそうなので
ここらで終了します。

ありがとうございました(^_-)-☆

P.S.
もしあなたのWEBサイトなどが
KISSの法則に当てはまりそうな
状態だったら・・・

これでもかってくらいシンプルに
してみたらいかがでしょう。

アクセス数が増えるかもですよ。

#119


個人事業主マインド.119


こんにちはマキノです。

2010年に教師を辞めて
独立した私ですが

12年間で学んだことが
いくつかあります。

マインドセットと言います。

今回のコラムではその中の
20個をご紹介します。

参考になれば幸いですが・・・

【目次】
1.マインドセット
2.マキノメモ20

自分のためにメモった
マインドセットです。

メモったのは・・・

コピーライティングを
するときによく使った
軸となる考え方です。

言い換えると

文章を私が書くときの
『羅針盤(らしんばん)』
となる心得です。

★2.マキノメモ20

1.下心はすぐにバレる、絶対にバレる

※「お客さまの幸せを願って」みたいな平べったい言葉より「いまコロナでお客さまが激減し資金に困っているから助けてください」と伝えたほうが響く。

2.アレコレ言って何も伝わらないより、価値あるひとつを確実に伝える

※KISSの法則、大事。

3.開発に金がかかった商品、高度な技術を要した商品、でもそれがお客にとって価値ある商品とは限らない

※価値はお客さんが決めるのであって、開発者や売り手が決めるものではない。

4.製品では売れない、商品になっているか?

※製品は「モノ」、商品は「コト」。

5.その商品には会話につながる情報はあるか?

※商品のストーリーを語れ。

6.表現の質は、広告の量に勝つ

※誰に何を伝えるか、よりシンプルに、絞って、質を上げる。

7.「早い話が」から発想してみろ

※ベネフィットを伝える。

8.良いコピーを選べなければ、良いコピーは書けない

※とにかく毎日広告に触れること。

9.表現力の差は、他者の想いを感じる力の差

※どれだけペルソナのことを想って書けるかが勝負。

10.今どき走らない車なんてない

※伝えることはあくまでベネフィット。

11.今さらながら、モノよりコト

※その商品でどんな体験ができるかが大事。

12.立派かどうかは他人が決める

※言葉の通り。

13.品質だけでは売れない時代ということ

※物がない時代じゃないってこと。

14.ライバルは同業者だけではない

※吉野家のライバルを松屋だと思っている時点でビジネスのセンスはない。

15.人の好き嫌いは、モノよりコトの影響を受ける

※ようは、人間って「感情」で動く生き物だってことだ。

16.論理で考えると視野は狭くなる

※機能的、利便性だけを追求するな。かっこいい、カワイイだけで人は動く。

17.そんなことは日本語で言え

※カタカナ語は人をシラケさせるだけ。

18.スローガンでは人の心は動かない

※だから政治家や政党の言葉は響かない。

19.もどる勇気をもて

※人間は100%間違えるってこと。もどる、引き返す、やり直すのは当たり前。

20.みんなに好かれようとすると、みんなに嫌われる

※たった一人に向けたメッセージを書け。

以上。

#120

こんにちはマキノです。

季節外れのお話です。

節分ってありますよね。

「鬼は~外!福は~内!」

とやるやつです。

私はちょっと
鬼は外、福は内には
思い入れがあり…

今日はその話を
聞いてください。

【目次】
1.鬼は外、福は内の意味
2.鬼の正体
3.禍を転じて福となす
4.自分の醜さも愛せるように

★1.鬼は外、福は内の意味

私はビジネスが軌道に
乗ってきたころから

「鬼は~外!福は~内!」

この↑意味が変化しました。

以前は

「幸運を招く福の神は内へ、禍(わざわい)をもたらす鬼は外へ」

こんな意味だと
信じていました。

ところがです・・・

世の中には

『禍(わざわい)を転じて福となす』

という言葉があるのを
ご存知でしょうか?

これは

「自分の身にふりかかった災難を上手く解釈し、逆に、自分に有利になるように捉えたり工夫すること」

という意味です。

実は、この発想・・・

独立起業しても
ダメダメだった
この私を

大きく変化させたのです。

★2.鬼の正体

当時の私は気付きました。

鬼とは自分の中にある

「固執」
「奪う」
「嫉み」
「やっかみ」
「恨み」
「さげすみ」
「見栄」
「エゴ」
「不安」
「不満」

このようなドロドロした
心を指すものだと。

例えば

●黒・マキノ
○白・マキノ

があるなら鬼は

≪●黒・マキノ人格≫

ということです。

で、

鬼は外!とは

「こんなドロドロした心は外に出ていけぇ~!」
「●黒マキノはダメだ消えろ!」

と、願って豆をまくものだと
信じて疑っていませんでした。

★3.禍を転じて福となす

ところが

「本当に鬼って消せるんかい?」

あるとき素朴な疑問が
湧いてきたのです。

そのとき前述の

『禍を転じて福となす』

という言葉がフッと浮かんできて
(※途中経過は省略します…)

そして気付いたのです。

「そうか『鬼は外!』って・・・心の中のドロドロ鬼を外に追い出すんじゃないんだ!」

「ドロドロした鬼がオレの中にいることを受け入れ・・・正直に認めて外(周囲に)に公表しちゃえってことだ!」

霧が晴れた瞬間でした。

ようは

「鬼は外」

とは・・・

≪醜い自分も自分として認め受け入れなさい≫

≪そして醜い自分を切り離したり隠すのではなく、正直に外に見せろ≫

いわゆる

「自己開示せよ!」

ということに気づいたのです。

逆に

「福は内!」

とは・・・

・幸せそうな自分
・自慢したいこと
・マウンティングしたい気持ち
・リア充

『こういう心は「内」に秘め、ひけらかさないでおきなさい』

ということだと
解釈したのです。

★4.自分の醜さも愛せるように

それから私は

できる限り正直に自分の
≪恥≫ を隠さないように
してきました。

すると

信頼してくれたり
頼りにしてくれたり
好意をもって下さる

そんな方々が現れ始めたのです。

そして

ビジネスも人間関係も
不思議と好転していき・・・

自然と自分の醜さも
愛せるようになって
きたのです。

すると

≪人に対する愛情≫

もどんどん濃くなっていき・・・

おかげさまでお客さまも
増えてくれました。

さてさて、、

反論があるかもです。

反論があるかもですが
これは私の体験なので
反論されても困ります。

反対に

あなたが私に共感してくださるなら

ぜひ

自分の黒い部分を受け入れ
白い部分をひけらかさずに

自己開示してみてください!

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