#101

こんにちはマキノです。

101回目のコラムです。

今回は・・・

欠点を武器に変えてしまう
『魔法のことば』について
お話します。

【目次】
1.欠点はマイナス?
2.欠点が武器になる?
3.欠点で集客する?
4.魔法の言葉の使い方

★1.欠点はマイナス?

あなたには欠点がありますか?
私には欠点が結構あります。

短所と紹介する場合もありますが
簡単に言うと「ダメなところ」です。

具体的に紹介しますと…

・気が小さくて神経質
・お酒が好きで飲み過ぎる
・勝負ごとに弱い
・パソコンやネットが苦手

まだまだありますが、、、

全部出すとひどいもんです(笑)

ただ、

欠点や短所がない人間と
いままで出会ったことが
私にはありません。

多分あなたにもいくつか
あると思います。

そして

多くの人は欠点や短所を
悪いものだと思う傾向に
ありますよね。

私もそうでした。

教師をやっていた頃などは
良い人・善人を演じてました。

というのも

「なるべく欠点はあってはいけない…」

こんな意味不明の価値観が
頭にいつもあったからです。

★2.欠点が武器になる?

上記の価値観は

日本の学校教育の影響だと
私は思っています。

「間違ってはいけない」
「失敗は恥」
「欠点は直すもの」

このような価値観が身について
知らぬ間に縛られています。

直接教育されたわけではありませんが

空気のような見えない雰囲気で
がんじがらめに私達を包み込み
価値観として埋め込まれました。

しかし、実は欠点や短所は…

悪いところどころか、ある言葉で
「武器」になって生まれ変わります。

しょーがない欠点だらけの
こんな私でもそれを武器に
できる魔法の言葉があるのです。

★3.欠点で集客する?

では、集客で説明しますね。

あなたがご自身の商売で
集客するときどうしてますか?

・ネット広告
・集客サイト
・フリーペーパー

このような誰でもできて
効果的な集客方法を利用
する方が多いと思います。

そのときに必要なのが

『文言』

いわゆるコピーライティング
という(私の専門)ものです。

そのコピーライティングで
もの凄い武器になる言葉が
あるのですが・・・

早速その言葉を教えますね。

その魔法の言葉とは、、

『だからこそ』

という一言なのです。

★4.魔法の言葉の使い方

例えてみましょう。

・気が小さくて神経質
・お酒が好きで飲み過ぎる
・賭け事に弱い
・パソコンやネットが苦手

という私の欠点の後に

『だからこそ』

を入れてみますね。

すると、、、


私は気が小さくて神経質です。

そのため

ビジネスを始めたころは
不安をお酒で紛らわせたり
していました。

また

勝負ごとはめっぽう弱く
パソコンやネットが苦手

こんな50代の男です。

『だからこそ』

50代からビジネスを始める
あなたの悩みや本当の願いを
より細やかに理解できます。

そして何より

賭け事のような方法を避け
安定して稼げる簡単な方法を
提案できます。

ということで

パソコンやネットが苦手な
中高年のあなたにもできる
わかり易いマーケティングを

ぜひ無料でお試しください。

となりました。

いかかでしょうか?

私はこんな資格があります。
私にはこんな受賞歴があります。
私にはこんな経歴があります。
私はこんな大學を出ています。

というよりもっと人間味が
溢れるメッセージになったと
思いませんか?

欠点は「人間味」という
誰にでもある長所なのです。

そして長所に変換するキーが

『だからこそ』

という一言なのです。

他にも

・交通の便が悪い
・接客が苦手

という方のお店の例として


当店は交通の便がとても悪く
目立たない場所にあります。

また、接客業にも関わらず
私は人との会話が苦手です。

『だからこそ』

せっかくご来店いただいた
お客様への感謝の気持ちは
人一倍強いです。

なので

お買い上げの有無に関わらず
自慢の緑茶と茶菓子を無料で
サービスさせてください。

ただ口下手なものでして…

店内商品の説明は
漫画調のポップで
楽しく表示してあります。

ですから

お客様には一品ひと品
ゆっくりとしたペースで

ご覧ください。

このように書かれていたら・・・

これを読まれた方々は
どんな風に感じられる
でしょう?

では(^_-)-☆

#102

こんにちはマキノです。

今回はマーケティング方面に
絞ってお伝えしていきます。

というか・・・

元々こちらが私の本職です。

自分で言うのもなんですが
役立つと思いますので最後まで
お読みいただけると幸いです。

【目次】
1.商売繁盛は「の」
2.「の」の秘かなパワー
3.「の」の使用例
4.「の」の応用例

★1.商売繁盛は「の」

始めにジブリ映画タイトルを
紹介させていただきますね。

・天空【の】城ラピュタ
・となり【の】トトロ
・火垂る【の】墓
・魔女【の】宅急便
・紅【の】豚
・もの【の】け姫
・千と千尋【の】神隠し
・猫【の】恩返し
・ハウル【の】動く城
・崖の上【の】ポニョ
・借りぐらし【の】アリエッティ
・かぐや姫【の】物語

いかがでしょうか?

「の」

という文字が付くタイトルが
いかに多いかがわかりますよね。

もちろん

・平成狸合戦ぽんぽこ
・おもひでぽろぽろ
・耳をすませば
・ゲド戦記
・コクリコ坂から
・風立ちぬ

のようなものもありますが・・・

今回は省いてます。

実は

この「の」の一文字が
ジブリ映画大ヒットの
隠し技なのです。

宮崎監督はかなりこだわって

「の」

をタイトルにつけていた
と言われています。

★2.「の」の秘かなパワー

さて「の」という文字には
秘密というか興味深い特徴が
あります。

それは

「の」は後にくる文字を
説明するという特徴です。

ということで

今回あなたに提案したいのは
あなたの屋号の前に「の」を
つけてみてということです。

「えっ『の』なんて付けてどーすんの?」
「何かカッコ悪くなっちゃいませんか?」

と思われるかもですが…

ぜひ、遊び感覚でいいので
行ってみて欲しいのです。

★3.「の」の使用例

例えば、私の以前の屋号は
「T’sコピーライティング」
というものでした。

正直にお話しますが
この屋号だけではお客が
1人も来ませんでした。

そこで「の」を付けてみます。

・売れるチラシ作り【の】
・お客が振り向くキャッチコピー【の】
・利益が上がる折込チラシ【の】

このように屋号の前に「の」を
付けてみるとどうなるでしょう?

比べてみてください。


T’sコピーライティング


利益が上がる折込チラシの

T’sコピーライティング

です。

どちらの方がお客さんは
振り向くと思われますか?

「何をしてくれるの?」
「どんなサービスがうけられるの?」
「自分にどんなメリットがあるの?」

お客さんが無意識にさがしている
情報を「の」の前に入れるだけで
反応は全く違います。

ここで

「じゃあマキノさんはなぜ「の」を付けてないんですか?」

と思われるかもしれませんので
付け加えておきますが…

私はコピーライティングの仕事を
あまり多く取りたくはないのです。

年間数本で構わないと思っています。

そんなスタンスなので

敢えて反応が出ないような
方法をとっているのです。

★4.「の」の応用例

話を戻しますが、、

多くのお店は屋号ですべてを
説明できていると思っている
かもしれません。

例えば

・○○青果店
・特別養護老人ホーム●○○
・○○整体院

このような屋号で充分だと
思ってしまっていたら

「もったいない」

と感じてしまいます。

○○青果店を

地元の朝穫り新鮮野菜の

○○青果店

にしたらいかがでしょうか?

特別養護老人ホーム●○○を

ご利用者を家族と思っている職員ばかりの

特別養護老人ホーム●○○

ではカッコ悪いですか?

○○整体院を

肩こり腰痛で悩む女性のための

○○整体院

にしたら女性は振り向きませんか?

「の」は

とてもパワフルなビジネスの武器に
なることを覚えておいてくださいね。

では(^_-)-☆

#103

こんにちはマキノです。

今回のコラムは
人間の本性についてを
私が考察したものです。

正直あまり面白い内容ではありません。

なのであまり期待しないで
お読み下さることを願います。

【目次】
1.格差と弱者ができるワケ
2.ネガティブの正体
3.ストレスとボタン
4.あなたのボタンは?

★1.格差と弱者

近年はいじめ等による自殺の
ニュースをよく目にします。

心が痛くなります。

しかし

自殺問題はなくならない
でしょうね。

人は社会性があるがゆえに
表向きは「和気あいあい」に
仲よくしていられます。

でも真実は・・・

他人を蹴落としてでも
這い上がっていこうとする
本性も持っているのです。

だから格差・弱者は
自然に出てきてしまう

異論があるかもしれません。

異論があるかもしれませんが

人類の歴史なんて
宇宙の歴史の中では
つい最近の出来事。

・強いものが生き残っていく
・賢いものが勝ち抜いていく

この本性は簡単に消えないのです。

★2.ネガティブの正体

交通事故が起きると
事故を見物するように
人々は見ていきます。

「可愛そう…」
「わぁ、大変だ!」

とか言いながら…

実はハプニングを
楽しんでいるのかも。

※だから渋滞が起こるのです

こんな「本性」は別な場面でも
影響を与えます。

さて

人間の最大の特徴(本性)とは
何だと思われますか?

それは

「予期・予測」

ができることです。

予期・予測ができてしまうので
期待通りにいきそうにないと…

「ネガティブ(否定的・消極的)」

になるわけです。

ちなみに

人間に一番近いといわれている
チンパンジーは未来を予測できません。

なので

瀕死(ひんし)の状態でも
自分が死ぬと思えません。

これは人間にはなかなかできない
ことじゃないかと思います。

※この本性を逆手にとれた人が
 成功者と呼ばれるのではないか
 と最近思うようになりました

人間が持つ「予測能力」と
「ネガティブ思考」は・・・

実は

表裏一体だったのです。

★3.ストレスとボタン

人間のストレスに対して
行われた研究があります。

研究は2つのグループで行われました。

片方のグループには
辛くなったとき押せる
ボタンがあります。

もう一方のグループには
辛くなっても押すボタンが
ありません。

研究は

この2グループのストレス値を
計測して行われました。

結果

辛くなったときボタンを押せる
グループメンバーのストレスは
ボタンなしグループメンバーの
5分の1だったのです。

同じ食事や生活をしていても
「ボタン」という逃げ道がある
だけで

ストレスが軽減できるのです。

もちろん

ボタンで問題は解決しない
かもしれません。

ボタンを押すことは単なる
気休めなのかもしれません。

しかし

押せるボタンが無い人よりも
苦しさやストレスが軽減される
ということなのです。

★4.あなたのボタンは?

実は…

生意気なことを言いますが

私はこのコラム連載を
あなたのボタンになるよう
約2年書いてきました。

多くの人は

人間の「本性」と日々戦って
ストレスをびっしょびしょに
感じているにも関わらず

ボタンを押せない状態です。

いや

押すボタンがないのかもです。

なので私はボタンになろうと
ひそやかに思ったわけです。

なぜならビジネスとは

見込み客や顧客のみなさんに
このボタンを出し続けること
だと思ったからです。

「ビジネス」=「お金儲け」

とイメージされるかもしれません。

しかし

それも人間が本来持つ

「予測能力」
「ネガティブ思考」

の影響だと思います。

私は

「ビジネス」=「不安(ストレス)解消」

だと思っています。

私たちは価値観がそれぞれ違い
その違いから多様な文化を生み
進化してきました。

異なる価値の発見。

その影響でビジネスが生まれました。

表面的な「和気あいあい」から
価値の相違は感じとれません。

なので

ちょっとハズレていても
正しいかわからなくても

・自分の言葉で
・自分の意見や
・自分の考えを
・自分で伝え続ける

このようなボタンを提案し
伝え続けることこそが

ビジネスにおける
リアルマーケティング
だと主張しておきます。

以上です(^_-)-☆

#104

こんにちはマキノです。
(※今回のコラムは長編です)

「安売りをしちゃいけません」

と言うコンサルタントや
書籍は多いですよね。

価格競争に陥るから安売りはダメ。

安売りで来たお客さんは
リピートをしないのでダメ。

確かにごもっともです。

ごもっともなんですが
違和感があるんですね
私には。

なぜなら・・・

【目次】
1.安売りはいけないのか?
2.ビジネスの幼少期の場合
3.ビジネスが少年期になると
4.失敗の経験こそが力量の源
5.ビジネスは成長するもの
6.木を見て森を見ずとは

★1.安売りはいけないのか?

安売りはしないほうがいい
と私自身お伝えしたことが
過去に何度もあります。

しかし同時に私は

安売りのオファーで飛びつき
その店のファンになってしまい
高額な商品をのちに購入した…

このような経験が結構あるのです。

先日家の近くの国道沿いに
とんこつラーメン専門店が
オープンしました。

オープンキャンペーンは

≪とんこつラーメン 1杯 10円≫

オープン前から道行く人に
わかるようにデカデカと

≪1杯10円≫

の看板を出していました。

すごいインパクトでした。

大盛況だったようです。

そして今でもお客さんは
結構な数入っています。

「ラーメンぐらいの価格だからできることなんだよ」

と思われたかもしれません。

しかし

数多くある同業他社の中から
頭一つ抜け出すための方法…

いわゆる

『目立つ』

ということでは

かなり目立ったと思われますし
多くの人に知られたと思います。

★2.ビジネスの幼少期の場合

1杯10円のラーメン屋ですが
実は私も気になっていました。

この集客方法は家具屋や整体
サブスク方式のジムなどでも
行われています。

特にビジネスの幼少期では

このような安売りや無料のオファーで
見込み客を集客することが大切です。

なぜ大切かと言いますと
とっても目立つからです。

目立たなければ「死」です。

そしてこのように

見込み客を集める工夫を続けると
徐々にビジネスは「安定期」に
入っていきます。

徐々にです。

それがビジネスの少年期です。

★3.ビジネスが少年期になると

少年期に入ったビジネスは
課題が増えてきます。

第一の課題は「リピート」です。

『いかにリピート率を上げていくか』

ホスピタリティの質を高め
再来率を高める仕組みを作り
実際にテストをしていきます。

実は

ここでの失敗が「宝」です。

ところが

日本人は常に正解を
求めてしまう民族です。

要するに

「失敗」=「悪いこと」=「恥」

という方程式が染みついているので
失敗を極端に嫌がる傾向があるのです。

★4.失敗の経験こそが力量の源

商売を始めた多くの人は
失敗しないようにするため
めっちゃ慎重になります。

多くのコンサルタントは
この「怖れ」をつついて

「失敗はダメです、恐ろしいですよ」

と、あおってくるわけです。

私は真逆で

「さっさと失敗しちゃってください」

このように言います。

なぜなら、

ここでの「失敗の経験」こそが
ビジネス経営者としての体力や
経験値を上げる源だからです。

体力がないのにハイレベルで
走らされたら死んじゃいます。

車の運転だって
何度かぶつけて
覚えるわけです。

自転車に最初から乗れる子供は
いないのです。

転んでコケて膝を擦りむいて覚える。

親(コンサルタント)は
子(クライアント)が
心配でも「失敗」を見守る。

少年期には少年期の
育て方があるのです。

少年期に成熟期の理屈を与えたら…

小学生に六法全書をあたえて

「これを覚えないとダメです」

と言っているような状態になります。

無理です。

というか

不安を煽るコンサルタントは

「私はクライアントの発達段階をまったく理解できていない間抜けなコンサルタントで~す」

と自分で言っている
ようなものです。

★5.ビジネスは成長するもの

ビジネスは人の成長とそっくりです。

・失敗しないで
・間違わないで
・傷つかないで
・挫折しないで

このような経験をしないで
たくましく成長するなんて
有りえません。

そんな人も事業も見たことないです。

この失敗で体力精神力がついて
いよいよビジネス青年期です。

別名

ビジネスの思春期です。

多くの経営者はここで

・本当の方向性
・自分の事業のあるべき姿
・この事業の真の目的
・自分のエゴ
・社会における自分の意味

これらを真剣に見つめ直します。

思春期なので多くの葛藤があり
また著しい成長もしていきます。

コンサルタントとは

この時期までをしっかり見守り
サポートし導いてあげることが
仕事だと思っています。

そして

この激動の思春期を経て・・・

いよいよビジネス成人期に
入っていきます。

親(コンサル)元から離れるとき…

自立していける力と技術・知識
そして何より「成功失敗の経験」
という財産をもっての旅立ちです。

「安売り」

を選択しても大丈夫。

「脱・安売り」

に向かって行っても大丈夫。

全てマーケティングの一環。

このように

戦略と戦術を使いこなせ
自分の経験を他人にも話せる
段階となるわけです。

ということで

果たして

「安売りはいけないのでしょうか?」

よく考えてください。

★6.木を見て森を見ずとは

多くの人はモノやコトを
部分的に判断してしまいます。

・朝食はとった方がいい
・朝食はとらない方がいい

・卵は体にいい
・卵は食べ過ぎてはダメ

・ダイエットは体に良くない
・ダイエットは体に必要

・安売りはダメ
・安売りは必要

全て「成長の過程という流れ」
の中で見ているのではなく
部分部分で決めつけています。

私は

「木を見て森を見ず」

という言葉をいつも
心の中においてから
人と話をします。

なぜなら

大局を見なければ目の前の
問題に含まれている意味が
見えてこないからです。

あなたがもし

「安売りなんかしない方がいいよ」

と誰かにアドバイスされたら
ちょっと考えてみてください。

「この人は私の『成長の過程』をちゃんと理解した上でアドバイスをしてくれている人なのだろうか?」

と。

なぜなら

ビジネスはこの後

壮年期、老年期、継承期へと続き

それを踏まえた上でなくては
的確なアドバイスなど絶対に
できないからです。

そこまで書くとウォーキングが
出来なくなるのでこれで終わります。

では(^_-)-☆

#105

こんにちはマキノです。
(※今回のコラムも長編です)

私にはコンプレックスが
ありました。

このコンプレックスは
小学生のころ深く心に
植え付けられました。

以来

私は「ある分野」の話から
眼を背けるようになったのです。

【目次】
1.異常者といわれたマキノ少年
2.マイノリティは異常ではないが
3.もう一つのコンプレックス
4.逆転の思考法との出会い
5.自分と向き合い「許す」こと

★1.異常者といわれたマキノ少年

小学校当時のことです。

私たちは保健室に並ばせられ
毎年ある検査を受けさせられて
いました。

私はその「ある検査」で
いつも苦しい思いをしてきました。

その「ある検査」では

「えっ!これが読めないの?」
「えっ!何でこれがわからんの?」

と検査の先生にも
言われました。

今でも思い出します。

列に並んでいる友達たちが
読めない自分を不思議がる
場面を・・・

今では大丈夫になりましたが

当時は顔から火が噴き出そうな
恥ずかしい感情になったんです。

当時の小学校での

「色覚検査」

は・・・

どこもそんな状況だったと
今では思います。

私は色覚異常と言われました。

そう

「異常者」

です。

★2.マイノリティは異常ではないが

自分自身は信号の色もわかるし
絵の具の色の違いも判ります。

「校内絵を描く会」でも
水彩画で金賞をとりました。

実はデザインも本当は大好きです。

でも

なぜか色覚検査では「異常」。

そのころ色覚異常だと

・学校の先生にはなれない
・車の運転はできない
・工業高校には進めない
・自分の子供や孫もそうなる
・美容師にはなれない
・色に関する仕事はできない

等々

希望が持てないことを
いっぱい教え込まれて・・・

これにはかなり凹みました。

その後

東大で脳の研究をされている
池谷裕二教授の講演で

「色覚の違いなど白人と黒人の肌色の違いと同じです。どちらが正常か異常かを問うものではありません」

とお聞きしホッとしましたが
当時は「異常者」です。

私と同じ色覚の持主は5%で
20人に1人だそうです。

※女性は500人に1人だそうです

でも

そんなこと小学生に
わかる訳ありません。

残りの95%が
正しい存在に
なってしまいます。

もれなく好奇の目にさらされます。

今では

「オレはマイノリティ(少数派)だ」

と思えて気にならない時間が
とても長くなっています。

しかし、それでも・・・

赤・茶色の区別がつきにくく
色の話は無意識に避けてしまう
自分がいます。

★3.もう一つのコンプレックス

私は男なのでプライドがあります。
※男性性の正体はプライドです

だから

・スポーツも
・勉強も
・学級委員も
・児童会役員も
・絵を描く会も
・書道コンクールも
・合唱も

一生懸命にやっていました。

そして

そこそこの成果結果を
出してきたと思います。

※そこそこの成果結果を出したのも「親から誉めてもらったことが無い」というコンプレックスからです

しかし毎年4月

密かに「親からほめられたい」と
願う当時の私の「切なる思い」は

異常者といわれ・・・
みじめさに変わり…

消えない劣等感から逆切れしてました。

親に八つ当たりしたことなど
何度も何度もありました。

★4.逆転の思考法との出会い

実はこれらのコンプレックス・・・

師との出会いで180度
感じ方が変化したのです。

そして

コピーライティングの道に
私が進む原点となりました。

具体的に言うと

このコンプレックスが
師の「ある考え方」と
結びついたのです。

これにより

50歳近くなってようやく
自分に自信が持てるように。

その「ある考え方」とは・・・

師から教わり
今も大切にしている

「常識の逆を行け」

というものです。

「95%の人が見えている世界が『常識』『当たり前』『当然』ならば、オレが見ている世界は非常識!」

そして

「だったらオレは常識の逆を突っ走る」

こんな風に思えました。

こじつけたような理由かもです。

こじつけかもしれませんが
私は心に光が差した感覚を
覚えました。

★5.自分と向き合い「許す」こと

今回こんなことを書いたのは
ちょっと思うところがあった
からです。

それを自分なりに考えてみました。

ということで具体的には

コラムをあなたに読んでもらう
という発想を止めて

「自分と向き合う」

という意味で書いてみようと
思ったのです。

正直私は

親にほめてもらえないことが
コンプレックスでした。

今もそうです。

なのですぐ人をほめてしまいます。

また私は

色覚異常といわれ好奇の目で
見られてからかわれました。

なので

・障害を持たれている方
・LGBT(性的マイノリティ)

彼等を差別したりバカにする
行動や発言とは徹底的に戦います。

他にも

・背が低い、高い
・太っている、痩せすぎ
・オッパイが大きい、小さい
・数学ができる、できない
・稼げる、稼げない

などなど

人から見れば大したことないと
言われてしまうことで悩み傷つく
人の気持ちがわかります。

しかし

他人ではなく自分を褒めたり
自分の心をわかってあげたり
自分のために戦うこと機会が

とっても少なかった・・・

こんなことを思ったわけですね。

師は教えてくれました。

「自分を全部許して受け入れなさい」

と。

ビジネスでいうと

多くの人がなぜ収入を上げられず
なかなか立上げたビジネスで成功
出来ないかというと…

「他人も自分も何も許していないから」

だそうです。

・自分自身も許していない
・他人も許していない
・自分の環境も許していない

これらを許せていないときは…

何をやってもスタートすらしないと
教えていただきました。

しばらく、

自分の許せていなかった部分に
ヒカリを当てていこうと思います。

自分のことばかりの
重っ苦しく長い文章で
すみませんでした。

お聞きくださり感謝です!(^^)!

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