#91
こんにちはマキノです。
今回のコラムは
「夢や目標を達成したい！」
という人にとっては
かなり役立つ話だと思います。
【目次】
１．ツボのエピソード
２．時間と順番
３．あなたの大きな石は？
★１．ツボのエピソード
ある有名なエピソードなのですが…
ある人物が大衆の前で
大きなツボをドスンと
置きました。
そして
そのツボの中に
大きな石を丁寧に
つめていきました。
「もうこれ以上入らない！」
というくらい
満タンにつめました。
そして
その人物は周りの人に
こう尋ねたのです。
「もうツボはいっぱいですか？」
どう見てもギューギューに
石がつまったツボ。
そのツボをみて周りの人たちは
「いっぱいです」
と答えました。
すると彼は
道端から小石を拾ってきて
ツボにいれてゆすりました。
そうすると小石は
隙間にどんどんはまり
大量に入ったのです。
そして
彼は周りの人に尋ねました。
「もういっぱいですか？」
と。
周りの人が
「さすがにもういっぱいでしょ」
と答えたら
今度は『砂』を入れたのです。
砂はスルスルと隙間に入り込み
とうとうツボはいっぱいに。
そして再び彼は尋ねました。
「もうツボはいっぱいですか？」
当然周りの人は
「今度こそいっぱいです」
と答えたのです。
が…
今度は
彼はツボから溢れるまで
水を注ぎはじめたのです。
★２．時間と順番
ツボのエピソードはこれで終わりです。
終りなのですが
ここから先を想像すると
熱を入れてみたりすることも
できるのではないでしょうか。
このエピソードを
「時間管理」
だと思った人も多いのでしょう。
確かに
「どんなにスケジュールがいっぱいでも考えればまだいれられる」
とも、言えます。
しかし、この話の教訓は
「先に大きな石から入れないとそれは『永遠』に入れられない」
という意味だと私は捉えています。
逆に考えるとわかるのですが
もし一番細かな水から先にいれたら
入った砂や小石、そして大きな石は
『永遠』に入りません。
これを目標設定に置き換えてみると
「日々の小さな作業に追われていたら大きな目標やビジョンは永遠に叶わない」
と考えられます。
★３．あなたの大きな石は？
多くの人は
今目の前にある様々な作業に
追われて大変だと思います。
仕事、家事、育児、トラブル…
毎日毎日目の前の作業が山積みで
考える時間もないと思います。
しかし
そうしている間も時間だけは
流れていきますよね。
時間と言えば
世界や国を支配した人は
こぞって『不老不死』を
求めました。
なぜなら
「どんな大金持ちでも時間だけは買えない」
からです。
他のものは、たいてい
代替えが聞きますが
時間だけは有限で
今こうしている間にも
刻々と時間がすぎ、
老いて死に近づいています。
だからこそ
一度だけ手を止めて
真剣に考えないといけません。
あなたにとって
一番大きな石は
何なのかを。
大きな石を先に入れないと
永遠に叶わないことって
誰にもあると思います。
他人の声ではない
自分だけの本物のゴールの
見つけ方はまたお伝えしますが
今回お伝えしたかったことは
「大きく重要な物事から先にやる」
ということです。
そしてポイントは
「緊急なものが重要とは限らない」
ということです。
私たちは目の前の緊急に
振り回されますが
たいていの場合は
人生においてあまり
重要でないものの方が
多いです。
不思議なのですが
大きな石を先に入れることで
「小石」
「砂」
「水」
を入れていく方法は自然に思いつきます。
・どんな人たちと
・どんな場所で
・何をしていたいか？
忙しく情報量の多い時代だからこそ
「自分にとっての最も大きな石」
を見つめ直してみませんか？
そして
あなたにとっての「大きな石」を
最初に動かすように心がけてみてください。
では(^_-)-☆
#92
こんにちはマキノです。
※最初に言っておきますが
今回のコラムの内容は
わかりづらいかもです
さて
いきなりですが質問をしますね。
「あなたが好きです」って
告白したことありますか?
「あなたが好きです」って
告白されたことありますか?
【目次】
１．告白の裏の顔
２．３種類の告白
３．ウザいコメントをする人とは
４．生き方のセンスが問われる時代
★１．告白の裏の顔
青春時代から通算してみてください。
けっこう告白していたり
告白されたりしませんでしたか?
私も告白したりされたりしました。
・上手くいったこともあり
・玉砕したこともあり
・ガッツポーズしたり
・ゴメンナサイって言ったり
今はどれも良い（苦い）
思い出となっています。
ただですね…
最近、長年気付きもしなかった
「告白」
というものの裏の顔が
何となくわかってきたのです。
例えば
人に好きだって告白するのは
「ボクは君のことを愛している」
ってことを伝えているようで
「ボクは君のことが好きなんだから君もボクを好きになってくれ！」
って伝えたいのではないかと。
ようは
「自己願望」を相手に押しつけて
我欲を満たそうとするケースが
多いのではないかと感じたのです。
例えるとストーカーの心理みたいな･･･
そんな
「自分勝手な想い」
が告白の裏側にあるんじゃないか
って気づいたのです。
★２．３種類の告白
もちろん
全ての告白がこうなんだと
言っているのではなく
告白の目的が
❶想いを伝えるだけ
❷「まずは付合ってみてくれ」を望む
❸オレが好きなんだからキミもオレを好きになって
この３種類に分かれるのでは
ってことなんですね。
❶の想いを伝えるだけってのが
たぶん、本来の「告白」の意味。
相手に何も望むことなく
ただ、思いを伝える･･･
実はこれって
相手に望んでいない分
逆に相手の心を動かす
という効果が高い。
私はこのように感じています。
❷と❸は
相手に
「自分の願望を分ってくれ」
というエゴを感じてしまいます。
実は私･･･
自分のビジネスが軌道に乗るまでは
「見込み客への告白（アプローチ）」
は
自己願望を叶えるために
エゴを出しまくってました。
でもこれってよく考えると
「カッコ悪･･･」
と感じざるを得ませんね。
★３．ウザいコメントをする人とは
以前SNS内で
「おはようございます。今日も笑顔で素敵な１日をお過ごしください」
みたいなコメントを
他の人のコメ欄等で
よく見かけました。
多分、毎朝定型文をコピペして
友だちにコメしまくって
自分にもいいねやコメントを
返してもらいたいのでしょう。
ようは
「ウザっ、キモっ、マジ勘弁」
と思われていることに
気づけない人なのでしょう。
ウザキモコメントを
くり返す人は
「押売りされている気分になってんだよこっちは！」
と思われているのも気付かず
自分しか見えてない人かも。
※何かどんどん本題から外れていく感じですが気にせず行きます
うーん、例えると、、
「告白と言う美しいドレスを着た下心」
と言う醜い獣が
「これでオレの正体はバレない」
と高をくくっている
感じでしょうか？
★４．生き方のセンスが問われる時代
ウザコメの人にはたぶん
「あなたの下心バレバレですよ」
と忠告してくれる人がいない。
そんな人間関係の中で
日々生活している人って
そう
生き方自体にセンスがない人。
毒づいた言い方ですが
たぶんこんな人かもです。
センスが無いから好かれない。
私はよく
≪まずは自分から与える≫
というマインドセットを
口にしますが
生き方にセンスがなければ
まず、この言葉の真意などは
一生かかっても理解できない
かもですね。
そうは言っても…
この私もまだまだです。
センスのないことを
イッパイしましたし
今もしてしまいます。
ただ
「オレって下心見え見えでセンスがないけど、今の自分自身の器がこんなもんかもな」
って感じます。
言いたいのは
センスがない人間なんだと
自分で気付いていることが
大事な時代ということです。
下心は誰もあると思います。
下心があるなら
「ある」
と言い切ってしまったほうが
『ピュアな告白』
により一層近づき
人の心を動かせるのではないか
ってことが言いたかったのです。
わかりにくかったですよね。
今回はごめんなさい(＠_＠;)
#93
こんにちはマキノです。
今回のコラムは
「変われない原因」
についてです。
【目次】
１．変われないことへの不安
２．なぜ納得したのに
３．変われない原因
４．変われた要因
５．パワーの源はコレだった
６．魅力の正体
７．最後に
★１．変われないことへの不安
最初にお聞きしますが
「自分を変えたい」
ってあなたは思いますか？
私はずっと思っていました。
しかし
なかなか変えることができず･･･
その原因もさっぱり
わかりませんでした。
気持ちは本気です。
本気で自分を変えたいと
思っていました。
しかし
・自己啓発を学んだり
・心理学を利用したり
・セミナーに参加したり
いろいろと試しても
その場だけの変化･･･
≪少しすると元通り≫
という結果でした。
「自分が変わらなければ（ビジネスでの）結果はいつまでも出ない･･･」
という焦りもあり、、
変われない自分に
いら立ちと不安を
抱えつづけて
悶々と過ごしていました。
★２．なぜ納得したのに
ある日
成功者のセミナーに出て
こう言われました。
「考え方ですべて決まる」
「マインドセットが全て」
と。
「そこが変われば全てが変わる」
とも言われて
超納得できました。
ところが
超納得できたのですが
行動できなかったのです。
余計に悩みました。
頭ではこんなに納得して
受け入れられているのに･･･
「なんでオレは行動できん？」
と。
★3．変われない原因
今ならその原因が
よくわかります。
原因は、、
義務感と責任感でやろうと
していたからです。
≪義務感と責任感≫
これは
一見正しいような価値観です。
しかし
義務感と責任感では
≪情熱≫
情熱が湧いてこないのです。
やりたくないことを
やらなきゃならんときの
モチベーションが
義務感と責任感。
ですから
結果がともなう行動には
至りませんでした。
★４．変われた要因
その後、、、
私は同じことを別の先生の
セミナーで聴いたのです。
「考え方ですべて決まる」
「マインドセットが全て」
と。
ところが、、
このときは違ったのです。
同じことを聞いたのですが
行動・実践できたのです。
なぜ行動・実践できたか？
なぜなら、、
≪情熱≫
が湧いてきたからです。
≪情熱≫が湧いてきたら
どんどん自然と行動・実践
できるようになり･･･
それに伴い結果が出てきて･･･
それだけで
自分が変わっていくのを
実感できたのです。
≪情熱≫
とは･･･
ミラクルパワーです。
そのパワーは、、
昨日までの不可能を
一日で可能にするほど
エネルギッシュです。
しかし、、
なぜ、同じことを聴いたのに
・行動できず変化もなし
・わくわく実践し変化できた
に
わかれたのでしょうか？
★５．パワーの源はコレだった
その答えは、、、
自分の変化が実感できたとき
マインドセットが全てだよと
教えてくれた先生を、、
私は心から尊敬していたからです。
さらに、、
「カッコいいな･･･」
「ああなりたいな･･･」
と
≪強烈な憧れ≫
を抱いたからです。
そこには
義務感や責任感はなく
単純な≪憧れ≫だけが
あったということです。
そこから私は、、
「何を伝えるか以上に伝える人間の魅力がとても大切なんだ」
と思うようになりました。
★６．魅力の正体
魅力とは･･･
単純に言うと
≪本当の自分で生きること≫
だと思っています。
借り物の言葉でなく
カッコをつけずに
素の自分で生きていき･･･
等身大の自分を受け入れる。
そして人と比べない人生を
本音で生きていくこと。
私はそれが魅力だと感じました。
・立派なことをいう人
・頭の回転がいい人
・お金をいっぱい稼ぐ人
・人脈が多い人
・スマートに生きる人
どれもスゴイと思います。
スゴイと思いますが
魅力だと感じません。
ダメダメな過去があっても
それを受け入れて
そんな自分も自分だと
平気で人に話せる人･･･
そんな人には魅力を感じます。
大相撲で優勝した
あるお相撲さんが
インタビューで
「実は場所中眠れませんでした」
「初日から10Kg体重が減りました」
と話していました。
実は、神経をとても
すり減らしていたことを
正直に話されていました。
私は魅力を感じました。
★７．最後に
魅力を感じる人は
目標になる人です。
なので自分を変えたいなら
まず先に
心から魅力を感じる人を
見つけることです。
強烈に憧れる人と
出会うことです。
≪強烈な憧れ≫
には･･･
あなたを変えるパワーが
ギュッと詰まっています。
ただ人それぞれ
≪魅力を感じるツボ≫
は違うと思いますので
・よく目を見開いて
・耳の穴かっぽじって
・気を研ぎ澄ませ
・自分の足を使って
探してみてください。
きっといます。
見つかります。
あきらめずに探しましょう(^_-)-☆
Ｐ.Ｓ.
憧れの人からの教えは
乾いた大地に水が染み
入るような勢いで
カラダに入ってきます。
そして
今までで最も素直な
自分を感じられます。
そんな存在を私は
≪メンター≫
と呼ばせていただいています。
#94
こんにちはマキノです。
リサーチという言葉を
ご存知でしょうか？
リサーチとは直訳すると
「調査」「分析」という
意味になります。
とくにビジネスでは
「マーケティングリサーチ」
つまり「市場調査」という
消費者のニーズ調査と分析が
頻繁に行われます。
小さなお店であっても
市場調査はしています。
お客さんにお願いして
アンケートをとったり
しますよね。
これも立派な市場調査です。
さて、、
これからお話しするのは
私のことではありません。
私のことではないのですが
ぜひ聴いていただきたいことです。
なぜならあなたが
調査結果に振り回されって
ガッカリしないためにも
必要なことだからです。
【目次】
１．あるラーメン店の憂鬱
２．悪気のない残酷な答え
３．脅迫してくる数字
★１．あるラーメン店の憂鬱
数年ほど前になりますが、、
アイデアを相談にこられた
ラーメン屋さんのお話です。
彼はとにかく研究熱心で
一生懸命なラーメン屋さん。
今までもいろんなラーメンを
考えては発表してきたのですが
当たりも有りハズレも有り･･･
そんな彼が、、
「牧野さん、参りました、もう何を信じていいか･･･今回は今までと違ったのに」
と、唐突にぼやいてきました。
くわしく話を聞いてみると
・今までは自分の考えだけで
新ラーメンを創作していた
・当たり外れの原因はソレだと
あるコンサルから指摘された
・なので事前調査をしてみた
・「減塩ラーメンに興味はある？」
というアンケートを100人から
とってみた（初の試み）
・大多数から「興味がある」
というデータが得られた
・なるほどと納得
・その数字に背中を押されて
「減塩ラーメン」を完成させた
・満を持して広告まで打って
売り出した
・全然売れない( ﾟДﾟ)
・逆に「激辛ラーメン」が売れた
ざっとこういうことです。
★２．悪気のない残酷な答え
「もう、何を信じていいか･･･自信も何も無くなっちゃいました」
気の毒だなと思いましたが
私は次のように続けました。
『悔しくてお辛いのはわかります。ただ、ひとりの人間の中には複数の人格が存在しているんです』
彼は驚いた顔をしました。
私は続けて言いました。
「減塩ラーメンに興味あるか？」
という質問に「Yes」と答えたのは
“健康に留意するのは当然だ”
という
その人の中の≪理想的≫な人格
から出てきた声だったのだと。
例えば
割り箸を使っている人に
「森林保護は大切ですか？」
という質問をしても
「当然でしょ」と答えが
返ってきてしまうように
その人の「理想的人格」から
出てきた「理想的な答え」は
決して嘘ではなくって･･･
悪気も何もないのです。
★３．脅迫してくる数字
「気を悪くされると思うけど、基本ラーメンを食べるのは≪腹減ったから何か食おう≫くらいのゆるい価値観で･･･そこに崇高な理性的判断を持ち込もうとした結果が今回の結果です」
ようは
ラーメンという商品に
『理性的な反応を数値化し、その数値に頼ったこと自体に無理があった』
ということです。
だからといって
・アンケート
・お客様の声
これらをとるのが間違いと
いうのではありません。
むしろ素晴らしいことです。
素晴らしいことなのですが･･･
商品や状況やターゲットを
深く考えないと
このような結果になる
可能性があるわけです。
ラーメン屋の彼は
「そうなんですよね、実はオレも『なんか違うな』って感じてたんです。でも数字を出されると･･･人間って数字に弱いですね」
と言って苦笑いしてました。
一見公正に見えるデータ。
そこから出てくる統計や数字を
私たちは日ごろ何気なく見て
「これはいい」
「これはダメかな」
と、判断してしまいます。
数字はときに人を脅迫します。
反論意見も
「数字で出ているじゃないですか！」
で、一喝されちゃいます。
だからこそ
すぐに数字を信じない
私みたいな存在が必要と
されるのかもですね。
では(^_-)-☆
P.S.
★デイリーマインドセット.
人は複数の人格を持っている。
だからデータだけに頼らない。
#95
こんにちはマキノです。
あなたには目標とする
人物がいますか？
私にはいます。
吉田さんという方です。
今から約150年前･･･
明治維新というニッポンの
大改革を成し遂げた人たち
がいました。
その大多数が
≪下級武士≫
だったのです。
・名もない
・後ろ盾もない
・実績もない
・家柄も大したことない
そんな私たちと同じような
凡人の下級武士たち。
その人たちが一国を動かした。
スゴイことです。
彼等にはそれぞれ師がいました。
その師の１人が
私の目標であり
尊敬する人物です。
【目次】
１．これが吉田さんの魔法の言葉
２．吉田さんの100％とは
３．マキノの恥ずかしい話
４．天から降ってきた気付き
５．最後に
★１．これが吉田さんの魔法の言葉
私が尊敬するその人は
吉田松陰という方なのですが…
その吉田さんは
まさに彼等の師の１人でした。
下級武士やお百姓の子らに
学問を教えていった吉田さん。
その結果
ニッポンを大改革してしまう
人材を多数輩出しました。
私が吉田さんを尊敬するのは…
その
≪教え≫
そのものというより
・どんな貧しいお百姓の子でも
・どんな田舎の下級武士の子でも
・どんな素性かわからない子でも
全員に
「キミならできる！」
と言い続けたことです。
そして
それが少しも疑いのない
≪本心≫だったからこそ
明治維新の中心となって
大活躍するような人材達が
出てきたのだと思います。
★２．吉田さんの100％とは
多分ですが
当時吉田さんより優秀で
博識でえらい学者さんは
いっぱいいたでしょう。
でも
その他の優れた先生よりも
なぜか≪吉田松陰≫先生は
超有名なんです！！
「吉田さんの素晴らしいところって？」
と尋ねられれば、、
もう、私の中ではたった１つです。
≪弟子を100％信じる気持ち≫
それしかありません。
吉田さんは
お弟子さんたち全員に
「キミならできる！」
「お前さんなら大丈夫！」
「キミはやれる！」
って本気で信じて言っていたと思います。
弟子たちもその言葉を
本気で信じたのでしょう。
その最も大きな結果が
この国の大改革≪明治維新≫。
その舞台裏には
●本気で信じてくれている師
●本気で師を信じている弟子
このような人間関係があって
歴史には残ってはいませんが
大きな力になったと思います。
★３．マキノの恥ずかしい話
ちょっと自分の過去を
話させていただきます。
実は、、
「キミならできる！」
「お前ならできる！」
という言葉は…
私が一番両親から言って
もらいたかった言葉でした。
私が教師を辞め１人で起業し
大海原に出ようとした日
私は両親のところに行きました。
そして
「頼むから『お前ならできる』って言ってくれ！」
と恥を忍んでお願いしました。
しかし
「そんなこと無責任に言えない」
の一点張り。
「嘘でもいい！形だけでもいい!!オレは 『お前ならできる』 って言って欲しいんだ！」
と再度頼みました。
何の根拠がなくても…
あんたらの息子…
それだけじゃダメ？
その後も
ただ、ただ
自分を信じてほしくて
くり返しお願いしました。
すでに涙が溢れてました。
でも
「そう言われても根拠もないし…」
結局、、
言っては貰えませんでした。
なぜか悔しくて
めちゃくちゃ悲しくて
情けなくなって
涙が止まらなくなりました。
★４．天から降ってきた気付き
「なんで息子を信じられないんだ！」
そんな言葉を頭の中でくり返し
気持ちが萎えそうになったとき
≪気付き≫
が天から降ってきたのです。
「オレは人を信じよう！」
「根拠も、証拠も、実績もいらん。とにかく『信じる』という信念をもって生きる！」
と思えたのです。
その日以来、、、
私は周囲の人や家族には
「キミならできる！」
「オレは信じている！」
「お前なら大丈夫！」
と常に声をかけています。
以前、
子どもの１人が悪さをして
人様に迷惑をかけたことが
ありました。
でも
「やったことはマズいから反省しろ。でもパパはお前を信じている！」
「お前なら大丈夫！」
と、それだけ伝えて
心配などしませんでした。
★５．最後に
経営者や店長など
上に立つ立場の人は
「キミならできる！」
と相手を信じられないなら
改めた方がいいと思います。
なぜなら
注意や指導だけでは
人はついてこないからです。
人は誰も
「私を信じてほしい」
「可能性を信じてほしい」
と心の中で叫んでいます。
シレ―ッとしているようでも
認めてほしいと思っています。
だからこそ
これからも私は
「キミならできる！」
と言い続けます。
なぜなら
私も吉田さんのような
自分を信じられる人に
なりたいからです。
私事を聞いてくださり
有難うございました。
P.S.
私のゲスな野心は…
「キミならできる」と
私から言われた人が成功し
「あのときマキノさんが『キミならできる』と言ってくれたから」
と感謝されてニヤニヤしたい
という些細なものです(^_-)-☆