#86

こんにちはマキノです。

以下の人をどう思いますか?

・大人しくて真面目で素直な人
・言われたことが正確にできる人
・努力家で勤勉な人

「いい人じゃん」

と思われますか?

それとも、、、

【目次】
1.女熱血先生の落とし穴
2.「隊長」のような日本の指導者

★1.熱血先生の落とし穴

先日BSのテレビ番組をたまたま観ました。

番組の内容は、ヨーロッパの有名コーチが日本の中学のある運動部を一週間指導するというもの。

私は教員だったということと、運動部の指導経験があるのでつい見入ってしまいました。

で、もともとその部活自体は女性の熱血先生が熱い指導を日々していたのです。

しかし、なかなか勝てない。

その女性の先生は男子部員に対しても

「〇〇~!そこはこうするんだ!!」
「何やってんだ〇〇、違うだろ!!」※〇〇は部員の名前

このように檄(げき)を飛ばしながら熱い指導をしていたのです。

ヨーロッパのコーチが練習の様子を見ているなか、生徒たちは決められた練習を黙々とこなしていきます。

コーチは疑問を持ちます。

「技術は低くないのになぜ勝てない?」

と。

ところが、試合形式の練習に入ったときにコーチはある確信を持ちました。

それは

・試合形式練習になったとたん選手の動きが悪くなる
・部分練習の時のような動きがまったくできなくなる

といったように、本番の試合に近い練習をしたとたん、選手それぞれのプレーがボロボロになったことから気付いたのだと思います。

ヨーロッパのコーチが確信をもって気づいたこと、それは、、、

『自分で様々な判断ができない』

ということと

『コミュニケーション力が低い』

ということだったのです。

★2.「隊長」のような日本の指導者

日本の多くの指導者は

・ここはこうするんだ
・こんな時はこうしなさい
・この場合はこうでしょ
・それじゃダメ、こうだろ
・なにやってんだ違うだろ

『答え』

を的確に教えてしまい正誤も決めてしまいます。

『解説』

も丁寧にしてあげたりします。

きっとその答えも解説も間違いではないでしょう。

しかし、答えを教えてくれて解説までしてくれるので選手である子どもたちは

・自分で考えたり
・自分で工夫したり
・自分で判断したり
・自分から試したり
・意見を言ったり
・意見を聞いたり
・話し合ったり
・質問しあったり

という手間が省けるのです。

ヨーロッパのコーチが指導をしている最中にも

女熱血先生は

「〇〇、もっとこうしなきゃ!」
「その動きはこうだろ〇〇!」

と生徒に声をかけていました。

ヨーロッパのコーチは通訳に聞きました。

「あの先生は何を生徒に話しているのか?」

と。

声をかけている内容を聞いたヨーロッパの有名コーチは女熱血先生に

「子どもたちに判断させましょう」

と笑顔で提案しました。

するとその先生は、ハッとした顔になって、それ以降はたたひたすら選手を見守ったのです。

気付かれたのだと思います。

自分が軍隊の「隊長」のようになっていたことをです。

次回は、選手である生徒や女熱血先生がそれまで陥っていた「フラストレーション地獄」の様子をお伝えします。

お楽しみに(^_-)-☆

#87

こんにちはマキノです。

野球って(ソフトボールも含む)興味深いスポーツです。

なぜなら「監督」が選手と同じユニホームを試合で着用するからです。

さらに、試合中選手は「監督」の作戦に従い、監督から出されたサインで指示された行動をとります。

そして「塁」を1つ2つと奪っていき、最後は「本塁」を奪うゲームですよね。

ちなみに「塁」とは「砦(とりで)」「ベース(基地)」という意味であり、野球の勝敗は「本塁(本部基地)」を数多く奪ったほうが勝利するといった「本物の戦争」のようなスポーツです。

戦後の日本のスポーツ指導者が「隊長」や「司令官」のようになってしまうのは、このような背景があるからかもしれませんね。

【目次】
1.日本の指導者が「怒鳴る」理由
2.「負けた原因を話し合え!」

★1.日本の指導者が「怒鳴る」理由

前回のコラムでは、ある女性の熱血指導者が、ヨーロッパの有名コーチから

「子どもたちに判断させましょう」

と笑顔で提案されたことから「見守る」ように変化したことをお伝えしました。

それまでこの女熱血指導者は

プレーが失敗したときには「答え」を教えました。

なぜそうしたほうが良いのか「解説」までしてあげていました。

ようするに生徒は

・考えなくていい
・話し合わなくていい
・工夫しなくていい
・想像しなくていい
・悩まなくていい
・判断しなくていい
・質問しなくていい

という環境だったのです。

一方、先生は、、

「なんで答えを明確に教えているのにできないんだろう?」
「なんで丁寧に解説までしてあげているのにできないの?」
「正しい技術を指導しているのになぜ・・・」

という一種のフラストレーションをじわじわ抱えるわけです。

★2.「負けた原因を話し合え!」

フラストレーションを抱えている日本の指導者は

『怒る』
『怒鳴る』
『怖い』

という人が多いのかなと感じます。

フラストレーションを抱える原因として

「ここまで教えているんだから出来ないほうがおかしい」

というような≪負の感情≫が湧くことが挙げられます。

そして肝心な試合で結果が出せなくて負ける・・・

で、指導者はこう言うのです。

「なんで負けたか話し合え」
「なんで勝てないのか話し合え」

試合に負けて選手は悔しいはず。

ところが、普段からプレー中や練習中に積極的なコミュニケーションをとる機会がなかったことに加え、指導者の言うことだけを聞いて黙々と練習していたわけです。

当然、試合後に

「話し合え!」

と言われてよくあるのが『全員沈黙』。

でもまあ

「もっと練習して次がんばろう」
「もっと先生の言うことをちゃんと聞いて練習しよう」

くらいのことをリーダーがまとめ指導者に報告にいく・・・

まずまずよくありそうなパターンであり、まさに選手にとっても指導者にとっても「フラストレーション地獄」ですよね。

私もそんな経験ありますし、運動部じゃなくても、まわりの指導者たちも似たり寄ったりでした。

次回に続く(^_-)-☆

#88

こんにちはマキノです。

昨年とても印象に残ったことがあります。

それはメジャーリーグで二刀流の大活躍をした大谷翔平選手の話題です。

多くの専門家は「二刀流はメジャーでは通用しない」「バッターに専念すべきだ」「ピッチャーに専念したほうがいい」と好き勝手言っていましたよね。

しかし、2021年の大谷選手は、打者として46本塁打、100打点、103得点、26盗塁でキャリアハイを達成。

投手としても、23試合に先発しチームトップの9勝を挙げ、防御率3.18と安定した投球を披露したわけです。

タイトルも「年間最優秀選手」や「ア・リーグ最優秀野手」の“ダブル受賞”をはじめ数々のタイトルも受賞しました。

イチローさんもすさまじかったですが、本番に強いって、まさに彼のことですよね。

それまでの日本人はどうだったでしょうか・・・

【目次】
1.なぜ日本人は本番に弱いのか
2.今後の日本人に必要な能力とは
3.コミュ能力アップの条件

★1.なぜ日本人は本番に弱いのか

試合ってまさに『本番』です。

日本人はよく

『練習は真面目によくするけど本番に弱い』

と言われますよね。

実際、日本人は

・真面目
・勤勉
・素直
・努力家

だと思います。

しかし

「これであっているのか?」
「これで正しいのか?」
「これが正解なのか?」
「これでいいのだろうか?」

と、常に正解を求める傾向があるとも感じてしまいます。

この傾向って、大人になっても続きますよね。

私が思うにこの傾向は

≪指導すること=丁寧に教えること≫

と信じている

・親
・教師(指導者)
・大人(先人の教え)

が多いからだと思えてなりません。

もちろん、初期段階では基礎的なことを丁寧に教えるでしょうし、それを否定するつもりは勿論ありません。

当然、初期段階時点では

『本番』

を想定していないので丁寧に教え、わかりやすく解説することは大切です。

しかし『本番』が想定された成長期段階では、自分で (自分たちで) 判断し、選択行動していかなくてはよい結果は出ません。

同時に、特にチームプレーでは、正解を指導者が示さず常に話し合う環境を作る。

個人プレーにおいても、スタッフや指導者と気兼ねなく話し合う空気感と環境が必要。

これって、ビジネスの世界でも全く同じことが言えると思いませんか。

★2.今後の日本人に必要な能力とは

大谷選手に限らず、サッカー界でも海外で活躍する選手がとても増えました。

これは、日本の選手のコミュニケーション力が向上してきたことを証明しています。

サッカーのスペインリーグで活躍している久保建英選手のスペイン語などは「見事」としか言いようがありません。

日本のJリーグにおいても、メンバー同士やスタッフとのコミュニケーションの取り方をちゃんと研修しています。

なぜなら、世界を見据えた取り組みが必要だったからです。

このような取り組みを始めるようになり、日本人選手が海外で活躍し、日本代表もワールドカップで勝てるようになり、クラブチームも強くなっていったわけです。

スポーツの世界では

・自分の分析
・自分の考え
・自分の判断

これをチームメンバーやスタッフとすり合わせていく。

それが当たり前にできるコミュニケーション能力が必要なのだと思います。

そしてコミュニケーション能力は、ここからの日本人の生活の中でも必要不可欠となるでしょう。

さらにコミュニケーション能力は、ビジネスにおいて強力なチームや強固なスタッフ作りに役立つでしょう。

★3.コミュ能力アップの条件

コミュニケーション能力をアップさせる条件は、以下の要素を1mmも意識しない会話をもつことです。

・年齢
・経験年数
・先輩、後輩
・性差
・教える人、教わる人
・立場(雇用者・被雇用者)

それと、「どちらのほうが偉いか」「どちらのほうが上か」という概念を捨てることと、相手に前述の概念を意識させないことです。

私も人を指導する機会があります。

・すぐに答えを教えたり
・解説をしたくなったり
・教える側を意識したり

そういう誘惑にかられます。

今回のコラム内容は、自分への戒めになりました。

また

「たまにはテレビも役立つか」

なんて思ってしまいました(^_-)-☆

#89

こんにちはマキノです。

沖縄の宮古島で暮らしていたときのことを思い出しました。

島のオジイとオバアがやっている定食屋に昼飯を食べに行ったときのことです。

オバアに注文をして定食が出てくるのを待っていました。

そして定食が運ばれてきたとき私は驚いてしまったのです。

なんと定食を運んできたのがオバアではなく、年少さんぐらいの超かわいい(うちなー顔の)女の子だったからです。

「おまたせしました」

そう可愛らしく言って定食をテーブルに乗せようとしたので

「ありがとうね、おじさんがやるからいいよ」

と、定食のお盆を手渡しで受け取り、「ありがとね、ホントにえらいね」とデレデレ顔で女の子を褒めました。

意表を突かれたこの嬉しい出来事は、その日のうちに知り合いへ拡散したのは言うまでもありません。

口コミって、案外こんなことから生まれるんだって実感した出来事でした。

確かそれ以前にも同じようなことが・・・

【目次】
1.蕎麦屋で出された意外なモノ
2.意外性が大切なわけ

★1.蕎麦屋で出された意外なモノ

ご商売のヒントになるかもしれないお話なのですが

10年程前のことです。

無類の蕎麦好きマキノは、隣町で評判のお蕎麦屋さんに入り、ざる蕎麦を注文しました。

すると

「食後にティラミスはいかがですか?」

とセールスされたのです。

「蕎麦屋なのにティラミス??」

意表を突かれた私は・・・

「あっ、ハイ、お願いします」

と思わず注文してしまいました。

ざる蕎麦が来ました。

「おっ、うまい蕎麦じゃん!」

と満足げに食す。

そして食後にティラミスが出てきたわけですが、思わず「えっ!超うめぇんだけど!?」と声に出して私は驚いてしまいました。

で・・・

お蕎麦屋さんの蕎麦ではなくて「蕎麦屋の激旨ティラミス」を、当時の知り合いみんなに口コミしてしまいました。

というお話です。

★2.意外性が大切なわけ

蕎麦屋で蕎麦が旨いのは当たり前です。

ケーキ屋のティラミスが美味しいのも当たり前。

だから、口コミにはなかなか至りません。

しかし

「蕎麦屋なのにティラミスがめっちゃ旨いんよ、マジで!」

このように、期待してない部分で超満足が得られると、喜びと驚きを誘いますよね。

たとえば

・美容室が髪をキレイにするのは当たり前
・ペンキ屋が上手に塗装できるのは当然
・英会話講師が英語ペラペラって不思議?

というように、専門スキルを自慢しても「意外性」は生まれませんよね。

だからこそ、ひと手間かける工夫が必要です。

意外性は話題を生みます。

話題は口コミを生みます。

あなたのご商売に活かせる内容でしたでしょうか?

ご参考までに(^_-)-☆

P.S.
お客の入りが閑散期になっているのなら、仕事が空いている時間を使い「どうしたら意外性を演出できるかな」と考えてみるのも楽しいかもですね。

#90

こんにちはマキノです。

起業の世界に飛び込んだとき、まず挑戦したことがありました。

それは

≪ハッタリをかます≫

ということでした。

【目次】
1.メンターからの難題
2.ハッタリから学んだ3つの成功法則
3.ハッタリをかましましょう

★1.メンターからの難題

ハッタリをかますってのは自信があるフリをすることです。

なぜハッタリをかますことになったかと言いますと、メンターからそうしろと言われていたからです。

初めは意味が分かりませんでした。

なので勇気をふり絞ってハッタリかましていました。

すると

ハッタリをかましていくうちに、ハッタリ通りの結果になったり、ハッタリで行ったことが自分のものになっていく感覚を得られたのです。

そして、その確率はどんどん上昇していきました。

だからそれ以降、何かを始めるときは必ず「できる自信があるフリ」と「ハッタリ」をかましていったのです。

・経験もない
・実績もない
・いきおいだけ

だけど

「そんなの朝めし前だよ、楽勝!」

と、くそ度胸のみでハッタリをブチかましていきました。

★2.ハッタリから学んだ3つの成功法則

私はこの経験で3つのことを学びました。

◆1つめは

≪まずはメンターの言う通りにやる≫

です。

自分の考え方や感情・常識に私がとらわれていたとしたら・・・

こんな経験はできなかったでしょう。

まずはあーだこーだと言わないでメンターの教え通りにとにかくやる!

この大切さがわかりました。

自分の考えで動くのはもっと後でいいので、初めは言われた通りやる。

◆2つめは

≪人は言葉に出したようになる≫

です。

結果できようができまいが、自信があろうと無かろうと、無理そうに感じても、、

「できる」
「楽勝」
「へのかっぱ」
「朝めし前」

このような言葉を無理でも発してしまうとなぜかできてしまうのです。

反対に、ハッタリをかませないときはこれまたなぜか上手くいかない。

言葉の力(言霊)、凄し!

◆3つめです

≪ビジネスは頭2割、クソ度胸8割≫

です。

・どんなに素晴らしい技術も
・世の中に役立つエコな知識も
・人を救えるビッグアイデアも

使ってもらえなければ自己満足で終わりです。

ビジネスとは恋愛関係になる過程と同じです。

恋愛関係になる過程では自己満足など無意味で、相手に対し以下の段階を踏んでいきます。

まず

・知ってもらう

そこから

・信用してもらう
・お付き合いする
・心を許しあう
・相手をさらに喜ばせる
・相手からの愛情をもらう

このような過程を踏むわけです。

自己満足するのにクソ度胸などは全く必要ありません。

しかし

相手に知ってもらう・・・
相手に告白する・・・

これはとっても勇気がいることです。

また

恋愛であれば1対1ですが、ビジネスではこの過程をたくさんのお客さんと何度もくり返していく必要があるわけです。

だから

・玉砕されたり
・一刀両断されたり
・虫扱いされたり
・キモいと思われたり
・怪しいといわれたり

まあ、散々な目にも遭います。

そんな中でハッタリをブチかましていくのは・・・

クソ度胸がなくては不可能です。

以上が3つの学びでした。

★3.ハッタリをかましましょう

死んだ人間よりももっと可哀そうなのは・・・

≪忘れられた人間≫

だと偉人が言っていました。

ハッタリがきっかけでも、忘れられない存在になれて印象深くなれれば、どちらにせよヤリ甲斐をもて、その人のためにがんばれます。

結果、よい成果をもたらせますし、さらに関係は深くなります。

ということで、あなたもハッタリをかましてみては(^_-)-☆

P.S.
ハッタリとは『嘘』ではなくコミットメント(宣言)です。

男性なら結婚するときにでっかいハッタリかましましたよね?

「世界一幸せにします」

と(笑)。

そーゆー感じがハッタリです。

PAGE TOP