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◇10月ゲストコラム◇
新時代の商売のあり方とは⁉️
◆大城 明仁 Akihito Ogi
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まずは大城さんの半端ない経歴をちょこっとご紹介✨
❶祖父から続く理容師3代目のサラブレッド!
❷理容師として、数々の大会で入賞歴&優勝!
❸NHKにテレビ出演!美容雑誌に作品を掲載!
❹複数の美容メーカーのアドバイザーとして技術や製品開発に携わる!
❺満員御礼!美容の講習会や勉強会などの超人気講師!
確かな技術と知識で、大城流サロンを経営し、お客様からも絶大なる支持を受けています!
今回はそんな大城さんに
《新時代の商売のあり方》についてコラムを書いていただきます✨
コロナ禍を受けて私たちを取り巻く環境は大きく変わりましたよね。
そんな新しい時代の中で、商売をしていくために大事なこととは…
今週のコラムも必見です✨
💈要チェック✂️
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#1 時代はもう、元に戻らない
新しい時代の商売とは?
残念ながら、一部の人が期待していたように、コロナが終息し、
今まで通りの日常が戻ることはないでしょう。
ワクチンをうっても感染は再拡大が起こり、戻ってこない顧客も多くなっているとよく聞きます。
その中で生き延びるため何ができるか?
とても重要なことだが、この状況は、実はコロナが真の原因ではないのでは?
今まさに大きな危機感を感じて、どうしたらいいかについて迷っている人もいるでしょう。
この時代にどうすれば自分のビジネスを守り、生き抜くことができるのか?
より多くの人と共有したいと思います。
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コロナによって
特に苦労したのはサービス業
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真っ先に影響を受けたのは、鉄道やバス、航空業界など移動に関するビジネスです。
私もちょうど2020年3月秋田県に研修に行くことが決まっていたので、まず初めに羽田についたら人がいないのにびっくりで、やたら消毒の臭いが気になっていました。
空港から人が消え、常に満席だった新幹線がガラガラでしたね。
うちのお客さんで、旅行会社を経営されている方は、いつ倒産してもおかしくないと言われていました。
次にダメージを受けたのが、リアルな顧客を相手にする小売、サービス業です。
美容サロンで影響を受けなかったところは、まずないでしょうからね?
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お客様が戻らなかったのは
無意識の選別
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今、以前みたいに顧客は戻ってきたのでしょうか?
すぐに戻ってきたところもあるでしょうが、多くのお店や企業は、そうはなりませんでした。
顧客は戻ってこないとよく聞きました。
しかし人の流れは、元に戻りつつあります。
実は、コロナ禍の中、顧客は選別を行っていました。
今までなんとなく行っていたお店に行けなくなった結果、別にあの店に行く必要はないと選択を行いました。
あるいは、この商品は別になくても困らないと考え、買うのをやめるという選択を行いました。
その結果が、いつまでたっても顧客は戻ってこないの正体です。
これからは、特に選別消費が進んでいると思います。
選別消費とは、自分がお金、時間、労力などをかけるべきもの、
使うかどうか、シビアに選択、選別する消費のことです。
今回まさに、コロナによってこの選別消費の意識が高まったのではないでしょうか?
わたし自身も、コロナ前にはよく行ってたお店も今は何となく足が遠のき、そのまま行くのをやめているのがあります。
むしろ大半は、無意識のうちに頭の中から消えてしまったのではないでしょうか?
人間は忘れる生き物です。
行く必要がないと感じたら頭の中から忘れてしまう。
大概の失客のお客様は、そんな感じでいなくなるのです。
次回に続く…
#2 ワクワクが止まらない!
【ワクワクが止まらない!】
今日は、ある本で紹介されたお話をします。
新潟の農村部で田んぼと山に挟まれた地域にある小さなスーパー「エスマート」
このお店は、緊急事態宣言解除の後、顧客がわっと押し寄せました。
別に便利な場所にあるわけではなく、周りは田園地帯です。
にもかかわらず、開店直後から顧客が大勢やってきました。
あるお客さんは、店内に入るなり店主のところへ駆け寄り興奮気味にこう言います。
『店長!私、昨日の夜からワクワクが止まらないの!
明日エスマートに行こうと昨日の夜主人と約束した瞬間からず~っとだよ。
今朝起きてもワクワクしてるの!ねぇ、店長、何? このワクワクは何?止まらないんだけど(笑)』
緊急事態宣言下で我慢の日々が続いていた反動もあるとは思いますが、この言葉は嬉しかったそうです。
このエスマートでは、訪れる顧客から次のような言葉をいただくそうです。
「何か温泉旅館に来た時のような気分になる」
「ディズニーランドランドより楽しいかも」
「おばあちゃんから、あの楽しい所にまた連れて行ってとせがまれる」
「子供があのお店にまた行こう、また行こうとうるさくて」
「私、週末にここに来る楽しみがあるから」
「将来こういうお店を持つのが私の夢なんです。」
このお店は、田園地帯の小さなスーパーです。
これがスーパーにかけられる言葉でしょうか?
なぜそこまで言われるのでしょうか?
このお店では、そう言われるだけのことはやっています。
店主の意志ある品揃え、店内あちこちの読むだけで楽しいPOP(店頭販促物)
来店客との親しげな会話、等々。
日々やることは、楽しいかどうかを軸にした改善です。
ちなみにスーパー業界は、コロナによる巣ごもりニーズで、まとめ買いなどもあり
好業績な時期もありましたが、前年比マイナスになっていたお店も少なからずありました。
そんな中、このスーパーの売上は2020年1月から今に至るまで、ずっと前年比を上回っています。
それどころか、創業以来60年間での過去最高を更新し続けています。
また、このお店はどんなにECサイトが便利になっても、顧客を失うことはないでしょう。
私もそうですけど、
“中途半端なものは買わなくなった!”
ずいぶん前にある本にこう書かれていました。
これからは「心の時代」に向かう。
「もの」ではなく、「心」の豊かさを消費する時代に。
ものを買うのは「もの」そのものが欲しいのではなく、その「もの」を手に入れることで、「心」が豊かになるからである。
心の豊かさの消費とは、人がより良く生きるためのエネルギーです。
これからの時代は、お店や会社も、こういうところに人は集まるのかと思います。
次回に続く…
#3 心が豊かになる、そんなお店に人は集まる
私もですが、
あなたは外出を自粛するなかで、こんな思いを持ったことはないですか?
「コロナのせいでよく行っていたあの店に行けていなくて、何となく寂しい」
「お客さんにとっても、ワクワクできるような場所や店は財産だ」
心の時代である今、人々は単なるものではなく、自分の心を充たしてくれるような、モノや場所を求めています。
そう考えたとき、実はコロナショックは、心が豊かになることを展開しているお店や会社にとっては、大きなチャンスになります。
人は何らかの「愉しみ(たのしみ)」がないと生きていけません。
ここでいう「愉しみ」とは、
人としてより良く生きるためのエネルギーチャージだと思います。
海外旅行にも行けなければ、アミューズメントパークにも行けない
それなら、近所の個室で接客してくれるあの飲食店に行こうか、
感染対策がしっかりしている
あの美容室に行こうかなど、
むしろお客さんには新たな、無数の選択肢ができています。
どうでしょうか?
多くのお店などが、それに対して有効な手を打っていないのではないでしょうか?
あるいは、顧客リストがないのでそれを伝えるすべがない、
その結果、顧客を逃がしているのではないでしょうか?
コロナが落ち着いて、顧客が戻ってくるのは
「心が豊かになる」か「コスパがいい」かのどちらかの価値を提供しているお店などが、これからのチャンスとなります。
一方、コロナショックの影響に苦しむ店などは、目先の売上などに走り、
顧客の心の豊かさについて考えが及ばなかったお店は、今も苦しんでいます。
コロナ禍に限ったことではないが、いわゆる安売りがその典型的なものです。
とにかく安くすればお客さんが来てくれるとばかりに、安売りに走る。
30%OFF、50%OFFをやる、それで一時的に売上が上がったとしても、本当の顧客ではなく、売上は安定しません。
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「GOTOキャンペーン」は
モルヒネではないか
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これは私が読んだ本に書いてあったことです。
対症療法のワナとして危惧しているのが、国の政策の「GOTOキャンペーン」です。
もちろん、当座のピンチをしのぐために有効な手段でしょう。
しかし、それに頼り切ってしまうようでは本末転倒です。
GOTOで安い料金で利用してくれた人が、通常料金に戻っても継続的に利用してくれるかどうかは未知数です。
限りある国の予算から出されているので、未来永劫続くわけではありません。
助成金も含め、これらは一種の「モルヒネだ」と考えた方がよいでしょう。
モルヒネが効いているうちに体質改善を図り、フロー型のビジネスから、ストック型のビジネスに変革しなくてはいけません。
そうでないと、モルヒネ漬けになり、援助がなければ生きていけなくなってしまいます。
これも科学の研究知見ですが、人は不安心理が増大すればするほど、視野が狭くなって短絡的な決断をしてしまうといいます。
長期的な視野に立って物事を俯瞰するのは極めて難しいことです。
しかし、それをやらなくてはならないのです。
なぜなら、あなたのビジネスやお店を守ってくれるものは、国ではなく、
『あなた自身』だからです。
#4 すべての活動は、顧客リストから
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お客さんから
顧客にしていくことが
ビジネスを繁栄させる
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顧客消滅時代において、フローからストックへと、自分のビジネスやお店を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?
その第一歩はとにかく顧客、お客さんとつながることです。
ちなみに私は『顧客』と『お客さん』という言葉を区別しています。
『顧客』とはいわゆる「リピーター」さらに「ファン客」です。そのお店と強いつながり、つまり絆を持つ人たちを『顧客』と呼んでいます。
一方でこれから顧客になっていく可能性がある人が『お客さん』です。
『お客さん』をいかに『顧客』にしていくか、それがフロー型からストック型へと移行するカギとなります。
アンケートを活用したり会員制度をつくったり、方法は何でもいいでしょう。
まずは、連絡先を確保し、アプローチ手段を整えることが大事になります。
すでに『顧客』といえる人が多くいたとしても連絡先を知らなければアプローチできません。
顧客に、育てていくのは難しいでしょう。
目先の売上が欲しいがために、新規客ばかりを追いかけ、いつまでたってもフローに頼らざるえない、世の中の動きに振り回されるビジネスから逃れることができないのです。
今日からでも遅くない、まず始めることが重要なのです。
顧客リストは温めなくては意味がありません。
顧客リストの難しいところは、ただアプローチをすれば売上があがる、というほど単純なものではないことです。
リストは、「単なる名簿」では意味がありません。
顧客リストのお客さんに対して常にいろいろな働きをかけることで、リストを活性化させて、「生きた顧客リスト」にする必要があります。
リストはつねに温めておく必要があるのです。
たとえば、
⚫定期的にニュースレターを発行して顧客とのコミュニケーションを図る
⚫お店主催のイベントや食事会などを開く
など、さまざまな活動で顧客との絆を培ったお店は顧客を逃がすことはないでしょう。
何も、流行ものや売れ筋を追いかけ、提供するのがいいのではないのです。
これからの商売をもう一度見直す時が来ているのではありませんか?
本日もありがとうございました。
#5 自分を語れ
顧客との絆作りのポイントの一つが、自分について語ることです。
つまり自己開示です。
人は自己開示してくれた人に親近感を抱くのです。
ニュースレターをやっているなら毎回、
最近こんな映画を見たとか
○○を食べたら美味しかったなど、自分の身の回りの出来事、最近考えたこと、何でもいいのです。
加えて、自分のビジネスやお店におけるポリシーを語るのもいいでしょう。
自分はどんなビジョンを持って仕事をしているのか、どのような思いで商品やサービスを
提供しているのか。
あるいは、将来こんなことをやりたいでもいいでしょう。
やってはいけないことは、自分の商売や売りたい商品についてばかり書くこと。
商品やサービスの案内はしてもいいですが、そればかりだといい思いはされにくい。
そうして自己開示をして、お客さんがその人の価値観に賛同してくれると「顧客」に変わり、
そのうち何割かの人はファン客とも呼べる存在になってくれるのです。
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最後に
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⭐️私の思いを聞いてください。
特に美容業界の方、今のままでよくないと思われている方には必見です。
わたしは、数社の美容メーカーの講師として約20年位活動し、
よくメーカーにこんな製品を作ってくれと注文したり、開発のアドバイスなども行ってきました。
美容の講習会や勉強会など、毎月のように夜遅くまでパーマ・ヘアカラー・縮毛矯正の技術などをいかにダメージがなく、きれいに仕上げるための技術を追求してきました。
しかし、髪をキレイにする技術だけを追求してもダメなのです。
なぜかというと、私自身皮ふが弱く、長いこと手荒れに悩まされ、アレルギー性で悩んでいました。
原因は、化学物質を使うからです。
ほとんどの美容師さんたちも経験があると思います。
ここに限界を感じ、そのうち美容メーカーが出す製品に疑問が出始め、すべてのメーカーの講師をやめました。
講師を引退後、本物の科学をある方から学び始めました。
いま、環境問題をまったく考えない人はいないでしょうが、国の政策やテレビなどが言っている情報だけを鵜呑みにしてはいけません。
2017年に、株式会社STSプロジェクト代表で物理学者の先生との出会いがあり、本物の科学を学ぶ機会がありました。
世の中に出回っている化学物質は、不安定な物質だから、酸化の方向に向かうことで、体に悪影響があり、地球環境にも悪影響を及ぼしているわけです。
具体的に
STSプロジェクトとは、
生命の尊厳に基づき不安定物質を安定化へ誘導する
「循環の科学」(非結晶生態系ランダム物理学)
そんな化学物質を不安定から安定へいろんなことが解決できるようになります。
これには、科学的な根拠があります。
わたしは、この科学を学び、自分のサロンで実践し、お客様からも支持されています。
この物理化学を応用し、美容の仕事に生かす技術を確立しました。
これからの美容室に新技術を取り入れ、それを通じて人と環境に貢献する。
これからの美容室は、
⚫サロンに入ると心地よい空間で爽やかな感じがする
⚫お客様に本物の美容と健康を提供する
⚫確かな技術で悩みを解決させる
ことで、真の繁盛店にする。
技術・科学・マーケティングの3つの要素を取り入れた美容室を広めるため活動をしています。
もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。