#11 心理テスト~あなたは男タイプor女タイプ?

こんにちはマキノです。

ひとつ質問させてください。

あなたは女性ですか?
あなたは男性ですか?

「もちろん女性よ」
「男に決まってるじゃん」

とお答えになったあなた・・・

果たして本当にそうですか??

私は常々

「ビジネスの謎は、男性性と女性性を理解していないから生まれる」

とお伝えしています。

今回は、あなた自身が「男性性」が強いのか、逆に「女性性」が強いのかをテストしてみたいと思います。

男性性と女性性を活かしたお店やサロンの運営方法は、次回以降の記事にまとめておきましたので、ぜひお読みください。

さて・・・

まずはあなたの本質が「男より」なのか「女より」なのかをテストしてみましょう。

以下の質問に対してAかB、どちらに当てはまるかを判断していってください。

質問の答えはあまり考えず、直感でAかBを選んでくださいね。そして、Aを何個選んだか、その数を覚えていてください。
(※Aの数だけ覚えておいてくださいね)

★チェックシート

1.人からほめられるときには
 A:「すごい!」と言われたい
 B:「さすが!」と言われたい

2.どちらかというと
 A:無口
 B:おしゃべり

3.観に行きたいのは
 A:興行成績全米1位の映画
 B:ヨーロッパで評価が高い映画

4.異性からのアプローチ、グッとくるのは
 A:思わせぶりな態度
 B:ストレートな告白

5.働く上で求めるのは
 A:出世や実績に結びつく仕事
 B:自分にしかできない仕事

6.好きなことわざは
 A:「石の上にも三年」
 B:「案ずるより産むが易し」

7.得意先からのクレーム、反射的に思うのは
 A:なめられたくない
 B:怒らせたくない

8.心の中でうっすら思っているのは
A:「大人になんかなりたくない」
B:「ちゃんとした大人になりたい」

9.どちらかというと苦手なのは
 A:ブレインストーミング(自由なアイデア出し)
 B:プレゼンテーション(きちんとまとめて発表)

10.たまの休日。行きたいのは
 A:顔なじみの行きつけの店
 B:気になっていたニューオープンの店

11.仕事上のトラブル。まずは
 A:上司に報告
 B:仲のいい同僚に相談

12.靴を買いに行くとしたら
 A:事前にリサーチをして、靴屋や靴売り場を丹念に回る
 B:いろいろ見て回って、結果的にカバンを買うこともある

13.どちらかというと占いは
 A:嫌い
 B:好き

14.ゆっくり時間がとれて本を読むとしたら
 A:知識が身につくビジネス書
 B:人の心の機微を描いた小説

以上です。

Aを選んだ数はいくつでしたでしょうか?

★診断結果
では、あなたは「男より」なのか、「女より」なのかをチェックしてみましょう。

【ド男タイプ】Aの数が11~14

「ド男タイプ」のあなたは、誰に対しても非常に「男性的」なコミュニケーションをとってしまいます。

もし、あなたが女性なら、学生時代や若いころは女子との人間関係に悩んだり、苦労したかもしれません。

【男タイプ】Aの数が7~10

「男タイプ」のあなたは、やや「男より」ではありますが、女性のことも理解しながらコミュニケーションをとれる人です。

もし、あなたが女性なら、とってもサバサバとしていて、男友達も多く、女性からは頼られるタイプでしょう。

【女タイプ】Aの数が4~6

「女タイプ」のあなたは、バランス感覚がよく、仕事やプライベートを充実させる力があります。

やや「女より」のコミュニケーションタイプということで、もし、あなたが男性なら、女性から「話しやすい人だな」と思われているでしょう。

【ド女タイプ】Aの数が0~3

「ド女タイプ」のあなたは、男性的な考え方や行動を理解することがほぼできませんし、幼さとかわいさで武装しているようにも見られてしまいます。

もし、あなたが男性なら、男性よりも女性と話しているほうが「楽だ」と感じることが多いでしょう。

ちなみに私は何度やってもいつやっても【女タイプ】になります。

まずは自分のタイプを知ることから今週のお話はスタートです(^_-)-☆

#12 コミュニケーション能力UPの秘訣

こんにちはマキノです。

昨日の診断結果は覚えていますか?

男と女は根本的に違います。

火星人と金星人くらい違うといっても大袈裟ではありません。

なかでも男と女のコミュニケーションの取り方は決定的に違います。

男性的なコミュニケーションと女性的なコミュニケーションは、どちらが優れていてどちらが劣っているかというものではありません。

脳の構造や心理的な特徴、社会的な風習から「違い」が出てくるものなのです。

重要なことは・・・

ここでは、男女両者はコミュニケーションのタイプがあまりに違うので「わかり合うのは無理」としておきましょう。

よく「同じ人間だから」などと言って、中途半端に理解しようとしたり、相手を矯正(きょうせい)しようとする人がいますよね。

しかし、結果はお互いがもの凄いストレスを抱え合う羽目になってしまいます。

これは「対お客さま」だけでなく「対スタッフ」にも大きく関係してくることです。

たとえば、「ド男タイプ」の店長が「ド女タイプ」のスタッフに注意をしたとします。

果たして、その注意はスタッフにちゃんと伝わり、ド女スタッフは店長の言うとおりになるでしょうか?

答えは簡単です「なりません」。

なぜなら、ド男タイプの人と、ド女タイプの人では、会話のニュアンスや思考回路、センス、人間関係の取り方、価値観など、すべて全く違うからです。

では、どんな対策を講じたらよいかですよね。

「あなたのタイプ」があるように、お客さんにもスタッフにも「タイプ」があります。

この組み合わせが反発するような組み合わせですと、どんなに誠意を尽くしたとしても「そもそも伝わらない」ので、無駄なエネルギーを消費することでしょう。

私のお勧めは・・・

スタッフの採用試験や面接時、お客さんが新規で来店したときにアンケートなどで答えてもらい、あらかじめ「どのタイプ」なのかを把握しておくだけで、その後の対応がよりスムーズになります。

たとえば、ド女タイプのスタッフには女タイプの店長が指導すれば「なんでわからないんだ」「どうして理解できないの」が大幅に減るでしょう。

お客さんに対しても、ド男タイプのお客さんには、男タイプの女性スタッフを担当にすれば、非常に円滑なコミュニケーションが取れるということです。

来店してくだったお客さんに、前回のテストをしていただくのも面白いかもですよね。

特に、女性のお客さんはこういう心理テストみたいなの大好きですから。

孫子の兵法に出てくる有名な一節に「敵(相手)を知り、己(自分)を知れば百戦危うからず」 という言葉があります。

もちろんお客さんは敵ではありませんが、お客さんがどのタイプかを知ることは決してマイナスにはなりません。

そして「あなた自身」のタイプを把握しておけばコミュニケーション力は一気に髙くなりますから、ぜひお試しください(^_-)-☆

#13 全く違う⁉男性性と女性性の特徴

こんにちはマキノです。

今回も男性性と女性性のお話です。

1.男性性と女性性の違い

まずはじめに、男性性の特徴をいくつか挙げてみますね。

男性性は、攻撃的、競争が好き、自己主張が強い、合理的、プライドが高い、責任感がある、結果を重視、論理的、戦略的、そして「人の役に立つことでパワーを得る」といった特徴があります。

続いて、女性性の特徴です。

女性性は、繊細、独りよがりになりやすい、受容的、共感力、直感的、肯定的、感情的、感受性が強い、美しさ、おせっかい、そして「人を力づけることで満足する」といった特徴が挙げられます。

平たくまとめると「まったく違う生き物であり異星人のようなもの」ということです。

しかし、男女は「同じ地球に住んでいる」ということで「異星人」という自覚はほとんどありません。

・男性性が強い人は、女性性が強い人を理解できない
・女性性が強い人は、男性性が強い人を理解できない

異星人なので理解できなくても当然なのですが、ことビジネスとなると、理解できていないことが「致命的」にもなるので、ここはちょっと勉強しておきましょう。

2.性差による「広告」の違い

たとえば、男性性の強い人に「もっとガッツリ儲けましょう!」「今が最高のチャンスですよ!」といった冒険心をあおる言葉をかけたとします。

男性性の特徴からすると、このような言葉をかけられると心が騒ぎ出します。

反対に、同じ言葉を女性性が強い人にかけるとどうなると思いますか?

女性性が強い人は心が動かないどころか「恐怖」や「猜疑心(さいぎしん)」を抱くこともあるでしょう。

このように、同じ言葉をかけても男性性と女性性では「受け止め方」が正反対なのです。

だから、男性性が強い男性経営者がつくったキャッチコピーや広告は「女性性の強い女性」には響かないのです。

当然、女性性が強い女性がつくったキャッチコピーや広告は、男性性の強い男性の心を1ミリも動かすことはできず、逆に「何言ってんだコイツ?」的な態度をとられてしまう確率大となります。

では最後に「男と女の違い」を11パターンほど紹介しておきます。

3.11パターンの男女の違い

この違いをよく覚えておいて、明日からの人間関係や、お客さんとの関係を、より円滑に構築していってください。

01
男:男は察するのが苦手
女:女は説明するのが苦手

02
男:男は理屈で動く
女:女は感情で動く

03
男:男の頭の中は「縦社会」
女:女の頭の中は「横社会」

04
男:男は「権力」を与えれば喜ぶ
女:女は「安定」を与えれば喜ぶ

05

男:男は「結果」を重視する
女:女は「過程」を重視する

06
男:男はほめてもらいたい
女:女はわかってもらいたい

07
男:男はモノタスク(ひとつの事に集中してしまう)
女:女はマルチタスク(いっぺんに複数のことができる)

08
男:男は分析されたくない
女:女は言い当てられたい

09
男:男は「世界」から認められたい
女:女は「世間」から認められたい

10
男:男は「プライド」を食べて生きている
女:女は「パン(現実)」を食べて生きている

11
男:男は使えないものを集める
女:女は使えそうなものを捨てられない

いかがでしたでしょうか?

では(^_-)-☆

#14 男性性が強い人に響くのは…

こんにちはマキノです。

私事ですが、今週の初めにご紹介したテストで私はいつも【女性性が強い男】になってしまいます。

特にオカマっ気もありませんし、男性好きでもありません。

ただ、男同士でつるむより男女がいる集まりのほうが安心でき、女性との会話も大好きで全く抵抗がありません。

衣服もどちらかと言えばユニセックス的なものを好むし、パンクロッカー的な雰囲気にはついていけません。

そして、男性性の最も強い特徴である「プライド」もそんなにありません。

逆に、女性でも男性性が強い人はプライドが高く、競争も好きだったりします。

1.都会と地方

地方から東京に出てきた女性は、冒険心や挑戦する気持ちといった「男性性」的な要素を持ち合わせていることが多いため、そんな男性性的キャッチコピーに魅かれたりします。

さらに、あえて原宿や青山、代官山や銀座あたりのサロンに通う女性は、美意識も高いですが、プライドも高く男性的です。

また、女性の経営者は、どんなに女性らしくきれいでも、決断力や分析力、大胆さという男性性を求められるため「考え方や生き方が男性的」だったりします。

一流のもので身の回りを固める女性も、男性性が強かったりします。

反対に「地方の生活のほうが落ち着くわ」と言って地方から出ない女性や「ワイドショーが好き」という女性は、女性性が強いでしょう。

このように、都会と地方でも違いがあるので「出店する地域性を考えたうえでのターゲット設定は必要だ」と私は考えます。

そして当然「ターゲットに応じたメッセージ作り」が重要になってくるのは言うまでもないでしょう。

2.ポジティブ&ネガティブメッセージ

では、具体的にどのようなメッセージがそれぞれの性差に響くのでしょうか。

ざっくりな分け方ですが、以下のように覚えておいてください。

男性性が強い方には「ポジティブメッセージ」
女性性が強い方には「ネガティブメッセージ」

この組み合わせが基本です。

ポジティブメッセージとは「美への探求心を刺激するメッセージ」です。

ネガティブメッセージとは「悩みや不安に対して訴えかけるメッセージ」です。

たとえば

「もっと綺麗になりませんか?」
「今が若返るチャンスです!」

このように「今よりもっと美しくなりましょう」という意味のメッセージは男性性が強い女性には響くということです。

反対に

「その白髪気になりませんか?」
「毛先の傷みでお悩みではありませんか?」

といった「不安や悩みというネガティブな心情に声かけする」メッセージは、女性性が強い女性に響くということです。

3.まとめ

ここまでをまとめると・・・

Ⅰ.自分のタイプを知る
Ⅱ.スタッフのタイプを知る
Ⅲ.集めたいお客さんのタイプを決める
Ⅳ.Ⅲに合ったメッセージを作る

このような流れになります。

ここまではご理解いただけたでしょうか。

続きは明日(^_-)-☆

#15 男性性・女性性をおさえたターゲティング

こんにちはマキノです。

いよいよ今週の最後です。昨日の投稿の【3.まとめ】のⅢで「集めたいお客さんのタイプを決める」とお伝えしました。

いわゆる「ターゲティング」というやつです。

「ターゲティングはマーケティングにおいては重要だ!」

このように言う人はこの世に五万といますが、自分の男性性、女性性を知ってから「ターゲティング」をしないと「違和感」を感じながら商売をすることになってしまいますよという人はほぼいません。

ですから今回はそんなところをおさえた上での「ターゲティング」のお話です。

1.ターゲットを定める理由

あなたのお店やサロンが都心のオシャレな街にあるのなら「最新の流行・最高の技術・高品質な薬剤・最先端の機器が売りだ」というメッセージを出せば、男性性が強い女性に響くでしょう。

男性性の強い女性は、比較的「高所得者層」なので、料金などは高くても関係ありません。

それどころか、安っぽく感じる店やサロンには足を運ばないでしょう。

さらに、お店の外観や内装、インテリアやスタッフの服装なども、自分好みの高級感が感じられなければ二度と来店しません。

男性や、男性性が強い女性は「いきつけの店・いきつけのサロン」を持つ傾向が高く、一度信頼して自分に合っていると思えば「浮気」はしません。

ここで気をつけてほしいのが、ターゲットの定め方ひとつで、立地から建築、サービスの質からスタッフ教育まで変わってくるということです。

ターゲットを設定する際、この男性性と女性性の違いだけでも理解しておくと、その後のビジネスの方向性が定まりやすくなります。

男性性が強い女性は「好奇心が旺盛」「自分への投資は惜しまない」「遠くても自分が気に入れば行く」という特徴があります。

ですから、女性性が強い女性の「手間をかけたくない」「お得感を求める」「近場で済ませたい」という特徴とは違ったアプローチが必要となるということです。

ターゲット設定は、このような側面を頭に入れながらしてみてくださいね。

2.まとめ

男性性が強い女性は、顧客単価が高く、いったん気に入ればずっとリピートしてくれます。

しかし、その代わり「全てに一流のサービスや商品」が必要となりますし、立地も考えなくてはなりませんし、地方では数がそもそも少ないです。

反対に、女性性が強い女性は「数が多い」という好条件ではありますが、クーポンなどに弱いので「定着」という点においては弱さがあるわけです。

どちらの方向性を選ぶにしても、まずは「あなた自身」が、男性性が強いのか、女性性が強いのかを知ることが先決です。

女性性が強い経営者が、男性性が強い人を集めようとすると、かなりストレスを感じるかもしれません。

反対に、男性性が強い人が、女性性が強いお客さんを集めてしまうと、凹まされることばかりになると思います。

たかが男と女、されど男性性と女性性です。

これからの経営にぜひ役立ててくださいね(^_-)-☆

PAGE TOP